2023年8月のシドニー旅行記再開です。
観光の記事の前に、宿泊したホテル Amora Hotel Jamison Sydney(アモラホテル ジャミソン シドニー)についてご紹介です。
周辺はオフィス街のため静かで安全なエリア。
オペラハウスやロックス地区が徒歩圏内にあり、シドニー初心者の観光にもおすすめできるホテルです。
Amora Hotel Jamison Sydneyについて
アモラホテル ジャミソン シドニーは、客室数約400を有する5つ星ホテルです。
34階の高層ホテルで、レストランやバー、会議室、プールなども備えています。
日本では馴染みがありませんが、Amora Hotelsはオーストラリアとタイに展開するローカルホテルです。
立地とアクセス
シドニーのシンボルであるオペラハウスやフェリー発着場のあるサーキュラーキーをはじめ、再開発で注目されるバランガルー地域は徒歩15分ほどでアクセス可能。
ライトレール(路面電車)に乗れば、町の中心にも2~3駅というアクセスの良さです。
近年開通したばかりの路線 L2(L3と重複区間) ではサーキュラーキーからセントラル駅間は主な観光スポットを通っています。
ホテルから徒歩1分の Bridge Street(ブリッジストリート)が最寄り駅になります。
本数は多いし、地下鉄のような階段の上り下りもなく乗降がとにかく楽。
空港からの交通手段であるシドニートレインの最寄はWynnYard(ウィンヤード)駅。
2番出口(George St.側)からが最短です。
が、情報不足でとんでもない出口に出てしまいこの坂をキャリーケース引いて歩きました~
周囲はオフィスビルが立ち並ぶエリア。
到着した日が土曜日だったので人が少なく静かでした。
しかし、オフィス街が休みになると駅に隣接した商業施設も休業になってしまうというのは想定外でした(>_<)
Amora Hotel Jamison Sydney の施設とサービス
エントランスとロビー
日本語の話せるスタッフについて
旅行直前に調べた情報では(コロナ禍の間に)日本人スタッフがゼロになってしまったとのこと。
トラブルさえなければなんとかなるだろうと思っていたのですが・・・
空港に朝到着し、午前11時前にとりあえずキャリーケースを預けて身軽になろうとホテルに行くと、アジア系男性スタッフが迎えてくれました。
カタコトの英語でやりとりするうちに「ワタシ、少し日本語わかります」と言ってくださってホッ。
韓国系の方のようでしたが、それからは最終日まで数名が日本語で対応してくれました。
最終日も夜発の便でしたので、午後2時くらいまで荷物を預かっていただきました。
いわゆるベルボーイ的なスタッフはアジア系が中心ですが、物腰もやわらかで安心感がありました。
なお、人的情報は常に変動するので参考程度にしてください。
アジア系の人たちがとても良い接客してくださったのですが・・・
フロント
混雑する時間帯というのもありますが、とにかく仕事が遅い。
こちらはいわゆる現地人(こういういい方は差別的かもですが”白人”の方です)。
最近は国内のビジネスホテルでは機械でチェックインすることに慣れてしまっているせいか、余計にイライラしてしまいました。
私がせっかちすぎるのか、それともあちらの方々がのんびりしすぎなのか・・・
お待たせてしても愛想もないのは”欧米スタンダード”!?
エレベーター
アサインされたのは22階のお部屋です。
オーストラリアの建物にはイギリスと同様 G(グランド)フロアが存在します。
(イギリス方式ではGが1F、1が2Fとなります)
すでにこの表記は統一されつつあるかと思っていたところ、久々に見ました。
ということは、22というフロアは、建物的には23階ということでいいのかな?
客室(ベッドルーム)
公式サイトによると、ダブルベッドが2つの「Double Double Room」で広さは32平米ほど。広すぎず、狭すぎず・・・
テレビモニターにはWelcomeの下に、私たちの名前が表示されていました。
チェックインに時間がかかっていたのはこのせい?
ベッドは若干硬めですが、どんだけ転がっても落ちない広さで安眠できました~(笑)
クローゼット周辺の設備
バスローブ(この手のものは苦手なので使いませんでした)、スリッパ、セーフティボックスがあります。
隣のカップボードには、有料のスナックやらお酒がいっぱい。
冷蔵庫もぎっしりと詰め込まれていたので(ミネラルウォーターも有料です)、衛生的にはどうかと思いつつこれらを移動させて、スーパーで買ってきた飲料やサラダ、お菓子を詰め込んで利用しました。
空っぽにしろとはいいませんが、せめて半分くらいは持ち込みスペース欲しいです。
もちろんこれも有料です。
こちらのホットドリンク系は無料
湯沸かしポットや食器類はひととおり揃っていました。
フォークやナイフはここにはありませんが、(フロントで聞いたところ)レストランで貸してもらえました。
コンセントや無料Wi-Fi
オーストラリアのコンセントは独特の形状なので変換アダプターが必要です。
左の大きなものが用意されていました。
しかし、充電する機器が多い(スマホやタブレット、Wi-Fiルータ)上に、ドライヤーも使うので、私は姪とそれぞれ持参したアダプターも含めてフル稼働でした。
ところで、コンセントの口の形状が”ムンクの叫び”に見えてしまうんですけど~
Wi-Fiについてはチェックイン時に受け取ったカードに手書きでパスワードが記載されていました。これもチェックインに時間がかかる原因なのかも?
しかし接続状況は良好でした。
バスルームとアメニティ
無駄とはいいませんが、バスルーム広いです。
大きなバスタブの外は景色が丸見え。当然入浴時はブラインド下ろさないとね。
冬なのでシャワールームへ移動する時に床が冷た~い
アメニティは、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローションが揃っています。
ただし歯ブラシはありませんので日本から持参しましょう。
そして、5つ星ホテルといえども、温水便座もウォシュレットも期待してはいけません。
洗面台もレトロといえば聞こえは良いですが・・・
シャワーも、水圧、温度、そして高さなどすべてが日本人にとってハードル高いです。
温度調整できる水栓や洗浄トイレなど、海外に出てみるといかに日本の技術がすごいかを痛感することになります。
客室(22階)からの眺望
ちょうど女子ワールドカップがオーストラリアで開催されている時期でした。
その先には、バランガルー地区の絶賛建設中の高層ビル群がのぞめました。
巨大建造物の工事中好き♡な私はテンション上がりました~
窓側ギリギリからはシドニー湾も見えました。
フロントの対応は完璧ではありませんでしたが、こんなに眺望の良いお部屋にしていただいたことには感謝です。
朝食はホテル内では利用しませんでした。
予約時に選択できなかったので・・・
チェックイン時にリクエストもできるかもしれませんが、そこは語学力かアプリが必要になります。
到着した翌日は近くのスタバ、残りの2泊はスーパーで購入したもので部屋食。
プールやスパなどもあるようでしたが、特に説明もなく・・・(使わないと思われていたのか、あるいはこちらから聞かなきゃだめなんでしょうね)
5つ星ホテルの設備やサービスをフルに活用するには至りませんでした。
予約について
今回の旅では、阪急交通社(e-very)の航空券とホテルのパックを利用。
ホテルだけを予約しようとするとなかなかのお値段のデラックスホテルなのですが、パック料金ならではのオトク感がありました。
今回は姪との旅行でしたが、ひとり旅でもこのパックは利用できます。
まとめ
おすすめポイント
- 旅行者にとってすべてのアクセスが良い
- すぐ隣にスーパー、フードコートがある
- 周辺の環境が静か
- 日本語の通じるスタッフがいる
注意すべき点
- 隣のスーパーとフードコートは土日休み
- フロントの対応は塩
交通アクセスは良いのでライトレールに乗ってご飯を食べに行けばオッケー。
近隣にスーパー2ヶ所あり(いずれも駅や商業ビル内)、Colesは土日も営業していました。
外出してアクティブに観光を楽しむには十分すぎるホテルでした。