2023年8月のシドニーの旅行記です。
シドニー(オーストラリア全般にいえますが)は驚くほどスタバが少ないのが現状。
その理由は、独自のコーヒー文化が発達しているからです。
今回の旅では、現地ガイドさんも強く推していたので、オーストラリア独自のコーヒを味わってきました。
シドニーのカフェ事情
シドニーは、町を歩けばコーヒーショップやスタンドがあちこちにあります。
イギリス由来の国なので勝手に紅茶派?と思っていたので意外でしたが、イタリアに端を発するエスプレッソベースのコーヒー文化が発達しているのです。
ひとり旅なら本気でカフェ巡りもありだったのですが、今回は姪との旅行だったのでコーヒーにそんなに時間を割けない・・・(若者はスタバのほうが好みだったりします)
というわけで、最終日に町歩きの途中に立ち寄ることのできるショップをさがしたところコーヒースタンドを見つけました。
街角のコーヒースタンド 「June's Shoppe」
Wynyard駅近くにあるコーヒースタンド。
宿泊したホテルから近く、バランガルーエリアの散策を兼ねて立ち寄りました。
June's Shoppe(June's Coffee & THE GOODS)
ビルの一角にあり、スタンド形式なので閉まっていると気づかないような店舗ですが、フルーツジュース屋さんかと思ってしまうようなポップなお店です。
なんか・・・ニューヨークっぽいわ~
オフィス街にあり、火曜日の午前11時ころの様子はほぼビジネスワーカー。
仕事できそうなお兄さんやお姉さんが並んでいました。
カフェでまったりもいいけれど、この雰囲気も独特で良かったです。
オーダーを受けてから丁寧に1杯ずつ抽出してくれているので、5分ほど待ちました。
接客をしていた女性はアジア系。オーダーしている時に「どこから?」と聞かれたので「日本です」というとこの方は韓国人でした。
シドニーで出会ったアジア系の店員さんからはたびたび 国(出身)を聞かれました。
移民の国ということもあり、同じアジア人の顔を見ると安心感があるのでしょうかね~
こういう時に、もう少し雑談できる語学力があったらなぁと後悔ばかりです(T_T)
オーダーしたコーヒーはこちら
ロング・ブラックとフラット・ホワイト
オーストラリアのコーヒーメニューで代表的なのは、「ロングブラック」と「フラットホワイト」
「ロングブラック」はエスプレッソをベースに水(お湯)を加えたもの。
いわゆるアメリカーノ(アメリカン)と同じですが抽出方法が違うのだそうです。
ざっくりいうと、お湯が先か、エスプレッソが先か・・・みたいな感じです。
「フラットホワイト」は、エスプレッソにスチームミルクを加えたもので、南半球のオーストラリアやニュージーランドが発祥といわれています。
こちらのお店のメニューでは、WITH MILKがフラットホワイト、BLACKがロングブラックになります。
ミルクが苦手な私はロングブラック一択。
姪はフラットホワイトでひとくちだけもらいました。
ロングブラックは、エスプレッソの風味とフレンチプレスで抽出したような油分もあり、どっしりとしたコーヒーです。
酸味の強い軽めのコーヒーが好みの私は、最初ちょっと抵抗がありましたが、冬の屋外(気温は15℃くらい)でじんわりと温まりながら本格的なコーヒーを味わうのも良い経験でした。
似たような経験が、イタリアのツアーに参加した時にもあったことを思い出しました。
バス移動中に立ち寄ったドライブインでしたが、ガイドさんから「基本はエスプレッソなので、オーダーする時にアメリカーノといえば、日本で飲むようなコーヒーが出てくる」と教えてもらいました。
実際は、日本で飲むアメリカンとは違う濃厚な味わいでしたけどね。
フラットホワイトは、きめ細かなミルクで覆われていました。普段ミルク入りのコーヒーを飲まないので、評価が難しい~(;'∀')
ぜひ、コーヒー好きな方は現地で味わってみてください。
路面電車(ライトレール)の走るストリート沿いにあります。
冬でもこれくらいの人はいるので、春や夏の良い季節ならにぎやかなんでしょうね。
ところで、こちらも通りかかっただけですが情報だけ。
セブンイレブンにも日本のようなコーヒーマシンがありました。
買わなかったけれど、どういうシステムになっていて、どんなコーヒーが飲めるのか興味があります。
オーダー方法やマシンの使い方を教えてもらうのにこちらの方が語学力必要かもね。
まとめ
もう1日あれば、現地のカフェでゆっくりコーヒー&スイーツタイムに時間をとりたかなったなと思います。
海外に行ったら何をおいてもスタバという方もいらっしゃると思いますが、せっかくなのでご当地のショップのコーヒーを楽しんでみるのもいかがでしょうか?
参考にしたサイト