2023年8月のオーストラリア旅行記です。
初のカンタスオーストラリア航空、夜行の直行便を利用した感想などをまとめました。
2023年11月26日より羽田-シドニー線は増便により便名が変更されています。
2024年8月現在、羽田22:00発の夜行便はQF60の便名で運航されています。
QF26便は、羽田 08:35発の昼便となっていますのでご注意ください。
144番ゲートから定刻40分前に搭乗開始です。
早っ、と思いましたが流れにのって乗り込みます。もちろんエコノミーです!
前方にビジネスクラス、後方エコノミークラスになっています。
※2023年11月26日以降は、羽田-シドニー線が2往復に増便され、プレミアムエコノミーも導入されるそうです。
QF26 A330-200エコノミークラス
エアバスのちょっと古め!?の機体。
座席のようす
この路線、基本的にはA330-300なのですが、金曜日出発のみA330-200。なんで?
そんなにボロいわけでもありませんが、復路のA330-300が格段に良かった印象。
逆じゃなくてよかったけど・・・
座席は2-4-2という配列。個人的にはこの配列が好きです。
エコノミーでもシートピッチに余裕がありました。ワタクシ160cmです。
以前、エアカナダを利用したときに感じましたが、欧米人の体格にあわせているのか日系よりも幅などにも余裕があるように感じます。
正面にはそこそこに大きいモニターとUSB電源がついています。
アメニティなど
エコノミーの最低限のものだけ。(アメニティキット的なものはありません)
毛布と枕、ヘッドホンが用意されています。
枕がANAのものよりふかふか。最初は喜んだのですが、頭に当てると厚くてビミョー。
フラットに寝られたら絶妙な高さなんですが、腰に当てるにも厚すぎて置き場に困ってしまいました(苦笑)
逆にヘッドレストは左右を折って頭を支えられるタイプになっていてこれサイコー。
着席してしばらく中央列はガラガラだったので空席を期待したのですが、
出発直前にけっこう埋まってしまいました。
搭乗率7~8割、日本人と外国の方半々といったところです。
CAさんは、エコノミーに日本人の方が2人くらいいたという記憶です。
定刻に出発
扉は定刻通りに閉まりましたが、なかなか離陸せず・・・羽田名物の混雑ですかね~
実際に浮いたのは22時20分くらいでした。
ルートはシンプルに南下するのみ! シドニーとの時差は1時間です。
ところが、離陸してしばらくモニターを見ていたら西に向かっています。
私は見逃しませんでしたよ。
なんと!「浜名湖旋回コース」 天候状況なのでしょうか?
三ヶ日(みっかび)から湖西市上空を飛んで太平洋に出ました。
思いっきり地元上空を飛ぶコース。これ、昼便だったら下界の景色楽しめたのに。
機内食(1回目)
QF26便は9時間の飛行で機内食は2回提供されます。
離陸1時間後なのですでに12時近く。夜食ですがガッツリ出ます(笑)
まず水(ペットボトル)が配られ、お食事となります。
3種類からのチョイスとなっていて、
①チキン(和食) ②ポーク(洋食) ③ベジタリアン からの選択です。
内容はCAさんからの口頭での説明(帰りの便ではモニターで見られました)になりますが、私たちの列は日本人のCAさんだったので、質問もしやすかったです。
お酒はワインをお願いしたところ、赤、白それぞれ2種類ずつありました。
銘柄聞いてもよくわからないので、名前で「シャルドネ」(爆)
カトラリーは環境に配慮して木製になっています。
日本のような気の利いた「小鉢シリーズ」はありません。せめてサラダくらいは別添えでほしいなぁ。
とはいえメインがボリューミー。味付けは醤油ベースのチキンにきのこ類とさつま芋という秋テイスト!? 欧米系の航空会社にしては美味しかったです。
温められたマーガリン入りのロールパン付き。
姪が食べていたパスタ(ベジタリアン)もまあまあですが、量が多くて飽きるわ。
デザートはチョコレートブラウニーですが、これはお持ち帰りで。
(これは単独おやつでないと私は食べられません)
さらに食後にはコーヒー、紅茶、緑茶のサービス。キットカット(1個)とともに。
なお、間食はあったのか不明です。
ギャレーが遠かったので行っていないのと、ウトウトしていた時に何か配っていたのかもしれませんが・・・
機内エンターテイメント
映画など豊富に用意されていました。(日本語表示にも切り替えられます)
特徴的なのはハリーポッターシリーズがいっぱい。好きな人には時間が足りませんね。
ASIANの中には日本の作品が並んでいました。
普段ほとんど映画を見ないので、これが新作かどうかよくわかりません。
オーストラリアは日本と時差がほぼないので、(欧米線のように起きたままで)時間調整するという方は少なく、ほとんどの方が就寝モード。
私も往路はとりあえず寝ようと専念(熟睡はできませんでしたが)。
出発から5時間ほどの航路
飛行ルートはほぼ太平洋。
海上ルートで、当時は台風も発生したいたせいなのか、途中けっこう揺れました。
姪は少し揺れで酔ってしまったようですが、私はワインのおかげで酔っ払ってました~(爆)
機内の空調について
寒くなることを想定してパーカーを準備していきました。
しかし欧米系の航空会社なのに、寒すぎることもなく過ごしやすかったです。
これは今までの経験上かなり珍しいです。
いつも窓側席の私が、今回は通路側だったという理由もあったかもしれません。
夜と昼のフチを飛んで、夜が明けてきました~
オーストラリア大陸に入りました。
あと少しです。(といっても1500km以上。日本なら東北から九州くらいあります)
このあたりで(到着1時間半前)くらいに2回目の機内食(朝食)です。
機内食(2回目)
チキンかオムレツの選択だったと思います。
オムレツをチョイス。ハッシュポテト、ベーコン、野菜というオーソドックスなモーニングメニューです。
デニッシュ(ブリーベリーパイ)が美味。
温められているのでおいしくいただけますが、冷めるのも早いっ。
食後にゆっくりコーヒーをいただこうと思っていたらサービスなし。
着陸が迫っている場合、配膳時にまとめてドリンクをもらっておかないとダメですね。
シドニー空港に近づいてくると入り江の美しい風景が眼下に広がってきました。
シドニー空港到着
正式には、キングスフォード・スミス国際空港
ANAも到着していました。
ニュージーランド航空やエアカナダもいますね~
降機してターミナルに入ると、市内へのアクセス鉄道の大きな看板。
まとめ
ズバリ!直行便は楽で良い!
あまり眠れなかったものの、アメリカ大陸やヨーロッパに行った時のことを思うと、直行便で9時間というのは、体力的にもかなりラクでした。
機体もまずまずだったのと、何より時差がない(プラス1時間)のが理由でもありますが。
搭乗した2023年8月の時点で、CAさんたちは当然マスクもなく、コロナは完全に終わったような雰囲気でした。
周囲も日本人の一部を除いて、マスクをしっかりしている人は少なめという印象でした。私たちは食事以外は極力マスクをしていました。
これはコロナ関係なく、やはり喉やお肌を守りたいという理由です。
それに謎のウイルスがまた、いつ、どこで発生するかわからないですから。
シドニーに到着後は、入国審査やら世界一厳しい!?といわれる税関・検疫を抜けなければなりません。
さあ、どうする?
帰国の搭乗記はこちら