2023年8月のオーストラリア旅行記です。
諸事情により現地での旅行記をすっ飛ばして帰国便の記事になりますm(__)m
4日間現地で過ごし、再び夜行便に搭乗して帰国の途につきました。
エアポートリンクで International Airport Starionへ
往路と同様に、町の中心からは空港直通の電車を利用して空港に向かいました。
Wynyard駅では、この飛行機マークのホームへ行けば空港行きに乗ることができます。
平日の日中なので電車はガラガラでした。
しかしこの2階建て電車は旅行者には使い勝手が悪い上、料金が高いのが難点でした。
約30分で国際線ターミナルに到着。
駅からは空港ターミナルへはシンプルな導線になっています。
カンタス航空の搭乗手続き
出発ロビーは2階。
出発時刻の5時間前に空港に来ました。
ツアーでもなく、日系航空会社でもないので、不測の事態に備えて早めの行動です。
便が少ない日中はすいていました。
エコノミークラスチェックインは基本セルフで
早めの到着のもうひとつの理由は、座席確保のためです。
カンタス航空は、出発24時間前からのオンラインチェックインができます。
航空券の種類にもよると思いますが、座席指定はおおよその希望のみ(窓側、通路側などのリクエスト)。別料金で指定もできるようですが、料金払ってまで確保したいような席はありませんでした。
空港で直談判して座席確保というわけです。
右の薄暗いカウンターエリアはビジネスクラス専用となっています。
エコノミー利用者は、左のキオスク端末でセルフというスタンス。
このエリアにはスタッフが数名巡回しているだけです。
こりゃ困ったゾ(>_<)
しかし、eチケットを手にスタッフに声をかけると、キオスク端末でのチェックインをサポートしてくれました。
「並び席にしてほしい」と希望すると手際よくやってくれました。
流ちょうに話せなくても大丈夫です。今なら翻訳アプリという手もありますので座席の希望はしっかり伝えましょう。
しかし、Baggae Drop(現地ではBag drop)は自分でやってね~という流れ。
ついてきてくれるわけではなく「わからなかったら呼んで」というドライな対応。
パスポートやチケットを読み込む順番など、ちょっと迷いましたが結果オーライ。
なお、カンタス航空 エコノミークラスの預け手荷物は、30kgが上限です。
身軽になってターミナルのようすを探検。
空港ターミナル外観
シドニー空港は歴史が古く、立地は良いのですが、世界の巨大ターミナル(ハブ空港)と比べるとずいぶんローカルチックな雰囲気で建物も古さを感じます。
市街地に近い空港で夜間の飛行制限もあるため、現在郊外の西シドニー空港を建設中だそうです。
ご当地チェーンで生ジュース
数種類の果物や野菜をオーダーしてから目の前で作ってくれるスタイルのジュース屋さんです。
私がオーダーしたのは超すっきり系のシトラスミックス(オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライム)でお値段800円ほど。
シドニーに限らず欧米の空港ターミナルは、日本の空港のように搭乗客以外も楽しめる要素は皆無。
搭乗客が利用するだけの最低限の飲食施設があるといった感じです。
フードコートも地方空港のような規模で、羽田や新千歳などを期待していくとガッカリです。
こんな感じなので、保安検査を通過して何もないとさらにショックなので手前で1時間ちょっと待機です。ヒマでした~(苦笑)
出発2時間前くらいにそろそろ・・・ということで出国手続きへ。
冬のシドニーは、午後6時前でこんな感じでした。
保安検査と出国手続き
建物は古いのですが、ピンポイントでおしゃれにリノベーションされている空港。
午後6時過ぎた頃には出国審査(自動ゲート)に並ぶ人も多く、10~15分くらいかかりました。
出国審査は自動ゲート
パスポートを読み込ませると該当する国の言語に表示が変わり、写真撮影して終了。
カンタンですが、一応出国審査がありました。(出国カードは不要です)
アメリカは入国審査はじっくりやるけど(乗り継ぎだけなのに金もとる)、出国審査はありません。この違いはなんなんでしょうね~
この後の手荷物検査で、うっかり水の入ったペットボトルを持ち込んでしまった私。(飲み干して捨てる予定が、少し残っているのを忘れていました)。
ベルトコンベアーで自動的に荷物はチェックされ、エラーが出た人だけ係員に呼ばれるという流れですが、お呼ばれしてペットボトルを回収されました。
往路は検疫にドキドキしながらお菓子も正直に申告していたくらいですが、すっかり気が抜けていました。
制限フロア内の飲食店など
若いころは、免税店を見て歩くのも大好きでしたが・・・
化粧品もドラッグストアで買う日本メーカーのプチプラのほうが肌に合うし、そもそも超円安なので海外で買うメリットがまったくありません。
マクドナルドやハイネケンなどがありましたが、このエリアもお店は少ないです。
1~2時間くらいならここで過ごすこともできますが、それ以上は退屈しそう。
ここで注意なのが、シドニー国際空港内にはスタバがありません。
※空港ターミナルから撤退との情報あり。私が歩いた範囲では少なくとも見つけられませんでした。
オーストラリアは自国のコーヒー文化に誇りを持っているということもあり、スタバが根付かないのだそうです。
姪はスタバのタンブラーをおみやげに買いたかったようですが、(市内では観光客向けのご当地デザインは見つからず)最後の空港にかけていましたがここで玉砕でした。
搭乗ゲート変更&遅延でもアナウンスがない!
搭乗券に書いてあるゲート付近で1時間くらい前から待機しました。
カウンター席にコンセントが設置されています。(ベンチまわりにはありません)
搭乗時間が近づくにつれて人も増えたのですが、どうも中華系の人たちが多いのです。
日本経由で乗り継ぎというのはちょっとおかしい気がします。
放送もないし、座っている範囲で確認してもそれらしい表示はありません。
通路を行き来して頭上のモニターを確認してみると・・・
おいおい、ゲートが35番に変更されてるんじゃん。
これに気が付いたのは20時少し前。さらにこの直後に日本語で遅延の案内が流れました。
っていうか、シドニー空港遅延だらけだわ~
私たちの便は、機材の到着遅れによるものでした。
どうやらターミナル内では極力放送を省いているようです。
わからなかったら聞け!と書いてありました~
https://www.sydneyairport.com.au/info-sheet/quiet-terminal
しかしこの「ASK!」のモニター、ずっとこの表示のまま。
放送はどうせ英語なので聞き取れないから、せめてモニターだけでも、ベンチから見えるよう遅延やゲート変更の案内表示してもいいと思いません?
乗り遅れたら自己責任
海外の空港を私も何度か利用していますが、搭乗締め切り時間近くになると、グランドスタッフさんが走り回って搭乗客をさがしたり、館内放送で呼び出したりするのは日本特有の風景ですね。
海外では乗り遅れたら「あんた(お客)が悪い」ということです。
5時間も前にチェックインしているのでゲート変更は十分あり得ることのようです。
今回は変更されたゲートが近くだったこと、日本人の乗客が多いので予測ができましたが、オーストラリア国内線の乗り継ぎや、日本直行便ではない場合、情報に目や耳を傾けていないとエライことになります。
ふと思い出したのは、現地ツアーでお世話になった若い日本人スタッフさんが「日本のいいところはとにかく親切で至れり尽くせり。オーストラリアは自由でいいけれども、すべてが自己責任。それが気楽でいいこともあるけれど、厳しい感じることも多い」と言っていたこと。納得です。
チェックインでも感じましたが、日本人特有の「困っていることに気づいてほしい」というオーラは通用しません(笑)
わからなければスタッフをさがして声をかければいいんです。
言葉はカタコトでも伝えようとすればしっかり応えてくれますから。
40分遅れで搭乗
20:50になってようやく搭乗開始です。
半分くらいが日本人という感じで8割以上の搭乗率。
しかしここから自宅に到着するまで、ハプニングの連続となります。
空港から搭乗記までひとつの記事にまとめたかったのですが、海外エアラインは搭乗記以外でもネタになることが多すぎます。まあ、これも旅の醍醐味ということで。