2014年2月の冬のスペイン周遊ツアー旅行記 最終章です。
楽しい旅の思い出を胸に、帰りはオンボロ飛行機でないことを祈りながらのちょっと憂鬱な帰国です。
- バルセロナ エル・プラット国際空港
- フィンランド航空 AY3270搭乗
- ヘルシンキで乗り継ぎ
- フィンランド航空 AY79便
- スーツケースが置き去り「ディレイバゲッジ」に遭う
- 団体ツアーではJALマイルはもらえない!?
スペインのツアー日程を終え、バルセロナからヘルシンキ経由で名古屋(中部)に向かいます。
ホテルの出発は午前7時半頃
日程表には朝食が「弁当」と記載されていたのですが、ホテルの準備が間に合ったおかげで冷えきった弁当は回避。冬の朝、温かいコーヒーが飲めるのが何より幸せ♡
ただし、ツアー通して野菜不足に陥りそうなラインナップです。
バルセロナ エル・プラット国際空港
ホテルから空港までは30分ほど。やっと日が昇った頃に到着です。
”エコノミーの宿命”ともいえる大行列に並んでのチェックイン
ターミナル内では何をしていたのか、すでに記憶が飛んでいますが・・・
近年は、帰国前夜からお腹の調子が悪くて空港のトイレに入り浸っていた(ペルーの帰りのロサンゼルス空港)とか、咳が止まらなくて空港の薬局でヴィックスヴェポラップ買ってた(イタリアの帰りミラノ空港)とか・・・体調の悪さが記憶にしっかり残っていますが、記憶にないということは何事もなく平和だったようです(^^;
空港内ショッピングモール
搭乗ゲート付近
新しい施設で明るい雰囲気。調べてみたら2009年6月から供用開始でした。
フィンランド航空 AY3270搭乗
10:15バルセロナ発 ヘルシンキ行きです。(現在この便は存在しません)
ヘルシンキまでは約4時間。時差が+1時間あります。
どうやって確保したかは記憶にありませんが、しっかり窓側確保してます、私。
機内食
食事というよりスナック。
近年ヨーロッパ域内はフルサービスキャリアでも機内食がないことが多い(2019年のブリティッシュエアウェイズは、飲み物さえも有料・・・LCCかっ!)ので、今や貴重な機内食の写真となっているようす。
そして、ヘルシンキ ヴァンター国際空港に到着し、名古屋行きに乗り継ぎです。
ヘルシンキで乗り継ぎ
このあたりの写真がまったくありません。きっと疲れきっていたのでしょう(-_-;)
ヘルシンキでは、パスポートにこんなスタンプ押してもらいました。
パスポートのスタンプ
当時では、日本ではまだ未導入だった自動出入国ゲートを通り、その後スタンプを押してもらったような・・・(しかし、なんで最後のページに飛んじゃうかなぁ)
スペインに行ったのにヘルシンキって・・・イヤじゃないけどなんか違う。
これシェンゲン協定のデメリットですね。イタリアの時は(シェンゲンに加盟していない)イギリス経由だったので、往復ともにイタリア(ローマとミラノ)のスタンプが残っています。
でもロンドン乗り継ぎはもういやだ。
フィンランド航空 AY79便
機内でもバシバシ写真を撮りまくる私ですが、なんと機内食の写真が2枚しか残っていないのです。どうした私!?
窓側席なら写真撮っているはずなので、窓側に座れずテンション下がりまくりだったのでしょう(T_T)
そして何よりも疲れ果てていたんだと思います(寄る年波には勝てず・・・)
1回目の機内食
2回目の機内食
見るからにおいしくなさそうですよね~。同じ航空会社でも日本発のほうが機内食はおいしいです。
和食にいたっては、(海外発の場合)見た目は和食でも中身は不思議な多国籍料理になっちゃってます(爆)
スーツケースが置き去り「ディレイバゲッジ」に遭う
約9時間の飛行を終えて無事に中部国際空港に到着です。(往路ほど機材のボロさに不満はなかったようす)
預けた荷物を受け取って、添乗員さんや仲良くなったツアーのみなさんにごあいさつをして解散、というところでトラブル発生です。
添乗員さんから「○○さ~ん、ちょっとこちらにお願いします」と呼ばれました。
「荷物がヘルシンキの空港で積み残しされちゃったので、こちらで手続きしてください」
なんじゃ、そりゃ。こんなのはじめてです。
どうやらこれは、ロストバゲッジ(紛失・行方不明)ではなくて 空港置き去りのディレイ(遅延)バゲッジという扱いだそうです。
手続き(宅配便の伝票書くだけです)カウンターに行くと、他にもそれらしい方が10数名ほどいました。ひとかたまり積み忘れたんですね。
機材はショボイし、あまり良い印象のなかったフィンランド航空でこのオチ。
あこがれのフィンランドも、航空会社のせいで評価ガタ落ちです。
唯一救われたのは、重いスーツケースを引きずらずに自宅まで身軽に帰ることができたこと。
また、添乗員さんがすぐに伝えてくれたおかげで、ターンテーブルで待ちぼうけすることもありませんでした(多分、ヘルシンキを離れてすぐに判明して、添乗員さんには連絡済だったと思われます)
なお、帰国便の場合は荷物が遅れても保険はおりません。自宅に帰るだけですから・・・
帰国した翌々日にやっと宅急便でスーツケースが届けられました。
しかし梱包もせずそのままかっ💢
宅配するんなら せめてビニールにくるんでほしかった。期待はしていなかったけどお詫びの文ひとつもない、ましてやムーミングッズのオマケがあるわけない(笑)
いままでこのようなトラブルに 遭遇したことはないので程度はわかりませんが、 航空会社の対応なんてこんなもんですかね?
まあ、何事も経験です。
団体ツアーではJALマイルはもらえない!?
ちなみにこの後、同じアライアンス(ワンワールド)であるJALにマイルの事後申請してみたのですが、なしのつぶて。航空券が安いものだったのでしょうね、文句はいえませんが1マイルもつきませんでした。
フィンランド航空独自のマイルなら多少たまるのかもしれませんが、使い道がビミョー。
これ以降、私が基本的にANAまたはJALを利用するツアーのみに参加することになったのはいうまでもありません。マイルは貴重です。
これにて、2014年2月のスペイン旅行記は終了となります。
長い記事にお付き合いいただきましてありがとうございました。
ツアーのまとめ記事もありますのでよろしければご覧ください。
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