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【どうする家康】駅近で駿府城も徒歩圏内「くれたけインプレミアム静岡アネックス」宿泊記

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和歌山旅行記の途中ですが、ちょっと脱線して「夏休み企画」としてホテル宿泊記を3連投でご紹介します。

先日、静岡大河ドラマ館や徳川家康関連の史跡巡りをするために静岡市に宿泊しました。

宿泊したのは静岡駅近くの「くれたけインプレミアム静岡アネックス」です。

 

「ホテルくれたけ」について

近年、中部・関東圏から全国に広がりつつビジネスホテルチェーンですが、「くれたけ」と聞いてピンとくるのは静岡県民、それも西部に住む人だけかと。

「呉竹荘」として割烹料理屋からスタートした企業が母体となっています。

地元では結婚式や会席の場であり、私も若いころは呉竹荘の結婚式にお呼ばれすると、おいしいお料理が食べられるのでワクワクしていました。

また夏には懐石料理と流しそうめんのお食事プランがあり、毎年家族で出かけていたのも懐かしい思い出です。

くれたけ発祥の地

20年ほど前に浜松駅周辺に「くれたけ」の名を冠したビジネスホテルが開業以来、続々と全国展開しています。

 

ホテルくれたけインプレミアム静岡アネックス

立地

静岡駅の東、国道1号線沿いにあります。駅北口から徒歩10分ほどです。

ホテルの南側には東海道本線と新幹線の線路、さらにその南にはNHK静岡放送局があります。

静岡県庁や市役所、駿府城までは約1.5kmで、歩いて20分ほどですが徒歩圏内です。

 

ところで、ホテル名がけっこう長くてわかりにくいと思うのは私だけでしょうか?

すぐ近くに「ホテルくれたけインプレミアム静岡駅前」もあり、予約時に混乱しそうでした。

左の黄色いビルが「くれたけインプレミアム静岡駅前」

右の自販機奥に見えるのが「くれたけインプレミアム静岡アネックス」です。

いっそのこと、東横インのように「1」「2」で良いんじゃないかと(笑)

ついでに言うと、浜松市内に数店舗ありますが、東京の浜松町にもあるのでお間違いなきよう・・・(これ間違えるとシャレになりませんって)

 

駐車場

1泊800円でホテル敷地内の平面駐車場(約30台)が利用できます。

先着順なので満車の時は近隣のコインパーキング利用となります。

ちなみに黄色建物の「くれたけインプレミアム静岡駅前」はタワー型駐車場で料金1200円です。

早く到着できるならば、アネックスがおすすめです。

私の車は機械式は高さ制限で入れないということもあるので、平面一択でしたが、それ抜きにしても料金が同じくらいだったら新しいほうを選択しちゃいます。

 

エントランスとフロント

エントランス正面奥はダイニング(朝食会場)、右手にフロント。

スタッフさんの手作り感あるディスプレイが印象的でした。

 

客室のようす

アサインされたお部屋は11階北側の部屋です。

一般的には南側が人気のイメージですが、静岡県内、特に静岡市以東のホテルは北側が人気だったりします。

そのワケは富士山サイドだから。

一方で南側は、東海道線と新幹線の線路が見下ろせるのでお子様連れや鉄系の方々に人気。

エレベーターには「ドクターイエロー」の走行予定日が掲示されていたので、それが目的という方も多いのかも。

部屋確約プランか、予約時にリクエストしておくのもありですね。

ベッドルーム

「スタンダードシングル」プランで予約しましたが、ベッドは広々ダブルです。

デスクも広く、パソコンや書類を広げて作業する十分なスペースがあります。

浴室

標準的なユニットバス。

最近のビジネスホテル定番ともいえるPOLAのソープ類、けっこう好きです。

 

アメニティ

エレベーター前でチョイスする「アメニティバイキング」方式です。

ハブラシ、カミソリ、くしなどがありました。

右は入浴剤。大浴場を利用したのでこちらは使わず・・・ 

 

ルームウェア

セパレートタイプ、ワッフル生地のやさしい着心地のウェア。館内これで移動可能です。

この色は、静岡のお茶をイメージしているのかな?

 

ポット・冷蔵庫など

冷蔵庫の上にポットの入った引き出しがあります。

気が利いていると思ったのは扉のアイコン。ポットやドライヤーのマークがついているので、あちこち開け閉めしなくても一目でわかります。

 

部屋からの眺望

富士山サイドでしたが、(わかっていましたが)7月は全然ダメです。

富士山見たけりゃ、冬においで・・・です。

その代わりに、夜になって「ドン!」という音にびっくりして外を見たら花火が上がっていました。

 

ホテル独自のサービス

貸し出しサービス

枕や充電器などのレンタルは、フロント前にあるカードをチョイスするシステムでした。

ここにカードがなければ「品切れ」ということでわかりやすいですね。

 

ハッピーアワー(フリードリンクサービス)

18:00~20:00の間、1階のラウンジ(朝食会場)で、アルコール&ソフトドリンクを1杯無料でいただくことができます。

日本酒、焼酎、ワイン、リキュール類など種類も豊富。おつまみもあります。

カシスソーダを作ってみましたが、割り加減がビミョーで甘過ぎました(;'∀')

お風呂上りの方、外から食事で帰ってきた方など、けっこう利用されていました。写真には映っていませんが、ダントツ一番人気は生ビールでした。

 

私がビジネスホテルを選択するポイントのひとつが、大浴場(温泉ならさらに良し)完備です。

大浴場

1階フロント奥に男女別の大浴場があります。

公式サイトからお借りした女性用浴場

あまり広くはありませんが、混雑することもなくゆったり利用できました。

温泉ではありませんが、天然鉱石のお湯が日替わり(2種のうちどちらか)となっています。

男性のみサウナもあるそうです。

 

朝食

記事の冒頭でもご紹介しましたが、ホテルくれたけは割烹料亭が起源。

ということでその名も「料亭発祥の朝食」です。

日替わりメニューに加え、静岡県内のご当地メニューが豊富でした。

静岡おでん、三島コロッケ、富士宮やきそば・・・と中部から東部のB級グルメに加え、わさび漬け、釜揚げしらす、まぐろの角煮など静岡オールスターズ登場です。

そんな中、遠州代表!?「子メロン漬け」はなかなかレアな食材。

(1個のメロンを大きく育てるために、小さいうちに間引いたもので)メロン産地ならではの副産物なのです。浅漬けが激ウマなので超おすすめです。

朝食に行く時間が少し遅かったので、手作り感のある料亭らしいお料理はあまり味わえませんでしたが、ホテル特製ピクルスが美味しくてお替わりしちゃいました。

食後のフルーツのかわりに、アイスクリームがありました。

ひとついわせていただくと、スタッフさんが多い割には仕事がのんびりで、切らした食材の出るタイミングが遅かったです。

同じ県内でも徳川(大御所)城下町の歴史を持つのんびりした静岡と、起業精神(ホンダやヤマハの発祥)が根付いてせっかちな浜松の差を感じたりします(苦笑)

 

まとめ

地元発祥のビジネスホテルにはじめて宿泊してみましたが、施設もオープン間もないこともあり、きれいで快適でした。

ビジネスホテルのスタンダードになりつつある「大浴場」「ご当地朝食」もあり、満足な内容でした。

アメニティやフリードリンクサービスなど工夫されているなと感じました。

 

くれたけインプレミアム静岡アネックスのおすすめポイント

  • 静岡駅から徒歩圏内で、観光にもビジネスにも便利
  • 敷地内平面駐車場あり(ただし先着順)
  • 大浴場あり
  • 無料ドリンクサービス(ビールなどアルコールあり)
  • ご当地メニューが豊富&手作り感のある朝食

kuretake-inn.com

 

この記事を読んだ方には、ぜひ浜松発祥のビジネスホテルチェーンということを知っていただければと思います。

そして、呉竹さんにはこれからもますます全国展開して頑張っていただきたいと思います。