2018年9月の滋賀の旅行記です。
7月に台風のために断念した竹生島へリベンジです。琵琶湖に浮かぶ竹生島へ船で渡り参拝、そして彦根から長浜を訪ねてきました。
竹生島ってどんなところ?
竹生島(ちくぶしま)は琵琶湖北東部に浮かぶ島です。
琵琶湖には3つの島がありますが、沖島に次いで2番目の面積を持つ島です。
竹生島には西国三十三ヶ所札所巡りの一ヶ寺・宝厳寺や竹生島神社(都久夫須麻神社)など古来から信仰されている寺社があり多くの参拝客が訪れます。
さらに近年はパワースポットとして若い人たちにも人気です。
国宝の社殿などもありみどころの多いスポットなのです。
竹生島へのルートは、琵琶湖の3つの港から
琵琶湖へは船を利用して向かいます。(橋はかかっていません)
・琵琶湖東岸からは長浜または彦根
・琵琶湖西岸からは今津
それぞれ1日4~6便ほどあり、料金はいずれも往復3000円前後。島までの所要は30分前後となっています。
滞在時間は船の便により若干異なりますが、70~85分くらいとなっています。
私は、交通アクセスと観光立ち寄り先を配慮して彦根港から乗船しました。
この記事の最後に航路各社のリンクを貼ってあります。
彦根港へのアクセス
彦根港は、彦根城や彦根駅から車で10分ほど。
彦根港には無料駐車場も完備されています。釣り人の方たちも利用しているようですが余裕でした。
なお、彦根駅からは無料シャトルバスが運行されています。
彦根港乗船ターミナル
建物内でチケットを購入します。
竹生島への航路は往復料金での購入となっています。
赤備えの”直政号”に乗船して竹生島へ
1日4便のうち、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」をきっかけに改装された「井伊の赤備え」をイメージした赤い客船が運航されています。
これは井伊家のお膝元・彦根港だけのスペシャルです。
井伊家発祥の地の”遠江”の人間としてはこれに乗っておかねば・・・と、14:00発の最終便に乗船しました。
休日の最終便ということで船内はすいていました。(札所巡りの団体さんがいるとにぎやかになるのだと思います)
ゆったりできる客室ですが、写真を撮りつつ心地よい風を受けられるデッキへ。
島へ渡るような旅はめったにしないし、遊覧船もあまり乗らないのですが、今年は宮島、友ヶ島に続いてなんと3回目です。
出航してほどなく見えてくる多景島(たけしま)
乗船時間は40分。彦根からのルートがいちばん長いようです。
しかし観光案内の映像と音声が流れるので、思ったほど長く感じません。(客室内にはモニターもあります)
それにしても、湖の中を航行しているのに30分走ってもたどりつかないなんて・・・琵琶湖ってやっぱり大きい~
竹生島にまもなく着岸です。
この船に乗っている人数だけなら、島内もゆっくり巡れることを期待していましたが、着岸直前にさらに2隻がやってきました。今津、長浜からの最終便のようです。
竹生島に上陸
ほぼ同時に3隻が到着したのに加え、帰りの便を待っている方も合わせ桟橋付近はにぎやかです。
”ラピュタ”の友ヶ島(和歌山県)ほどではありませんが、若い人が多いことに驚きます。また船内には御朱印ガールらしき”おひとりさま女子”もけっこうな割合でいました。
飲食店やおみやげ屋さんが数件並ぶ”門前”を見つつ、写真を撮りつつゆっくり歩いていくと・・・
遅かった(>_<) 拝観券を求める券売機の前はすでに行列…
まあ、5分くらいで買えましたけど私にしては並んだほうです(爆) 拝観料は400円。
いきなりきつい階段が目の前に立ちはだかります。
1000段を超えるこんぴらさん(香川県)や久能山東照宮(静岡県)に比べたら全然少ないのですが、夏の間、旅にも出ず極度の運動不足に陥った私に少々試練。
そして直前に彦根城の天守に登ってきたばかりなのでダブルパンチ(>_<)
こちらは、桟橋から帰りに撮影したものですが島内の堂宇はこのように山の中に建っています。
帰りの船の時刻が決まっているので制限時間は70分。島内参拝スタートです。
◆長浜港および今津港からの航路はこちら
◆彦根港からの航路はこちら