おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【熊本の旅】天草でイルカウォッチング体験記

スポンサーリンク

2023年4月の熊本の旅行記です。

阿蘇くまもと空港に到着後、レンタカーで向かったのは天草です。

天草では高確率でイルカウォッチングができると聞いて、前回果たせなかったアトラクションリベンジ!

 

天草ってどこ?どうやって行く?

歴史の授業で聞いた地名だけど、どこにあるの?という方多いと思います。

熊本県の西にある複数の島の総称(約120ほど)で、上島と下島を中心に12万人以上の方々が生活しています。

大きな島は橋でつながっているので車でのアクセスも良好。

天草宝島観光協会の公式サイトより引用

 

熊本空港からは最初の島である大矢野島まで1時間半ほど。

さらにそこから天草の中心である本渡(ほんど)地区まで1時間くらいかかります。

車以外のアクセスでは、船(水上タクシー)、飛行機(福岡と熊本)、さらには観光列車との乗り継ぎなど時間に余裕があればいろいろ楽しめますが、慌ただしい私の旅は、時間に制約なく動けるレンタカー一択でした。

 

写真は翌日に撮影したものですが、2日間とも最高のお天気。

寄り道したくなりますが、先を急ぐのでほぼノンストップ。

その名前のとおり、宮城県の松島を思わせる小島が浮かんでいます。

 

イルカウォッチングについて

天草諸島と島原半島に囲まれた海域には約200頭のミナミバンドウイルカが生息。

1年を通してイルカの群れを見学することができるアトラクションです。

天草市の拠点からは1日4~5便が運航されていて、およそ1時間の所要時間でウォッチングが楽しめます。

イルカウォッチングの拠点「天草市イルカセンター」

天草の下島(上記地図内 天草市のあるいちばん大きな島)の北端がイルカウォッチングの拠点となります。

空港から車で3時間ほどで道の駅「天草市イルカセンター」に到着です。

建物内にはイルカウォッチングの受付や関連展示の他、地場産品の販売、レストランがあります。

 

事前予約がオトク

乗船料金はおとな(中学生以上)3000円。小学生は2000円です。

あらかじめWEB予約し、当日カードでお支払いしました。

なお、事前予約で10%OFFにになり、ポストカードもいただきました。

しかし、受付対応が外国人スタッフで、日本語がうまく伝わっておらず「そこで待っていてください」のまま放置され・・・(30分前くらいに行ったのに、です)

なんだか私だけ呼ばれず、イヤな予感がして乗船ギリギリに再度違うスタッフに確認してちゃんと手続きしてもらえました(>_<)

 

イルカウォッチングクルーズ出航

この日は、3隻の船で出航。建物のすぐ前が乗船場。

1隻は10数名の団体さん。残る2隻には私のような少人数の個人客が乗船しました。

私が乗船した船は定員約50名の「星羅Ⅲ」で、20名弱だったと思います。

こちらは下船時に撮影

風よけのある室内で待機する方が大半でしたが、私は船に乗ったらまず風を感じたい派です。

なんならこの階段登りたいくらいでしたが・・・おとなしく船体後方に着席。

この日は波が高めということはあらかじめ聞いていました。

いや~、揺れる揺れる。

15分程走って沖合いに出たところで船が止まりました。

 

イルカウォッチングスタート!

イルカがいそうな場所で3隻一緒に停泊。(その後、2か所ほど移動しました)

といっても時折水面から飛び出してくる程度。神出鬼没です。

イルカの動きが予測できないでいると、スタッフさんや他の乗客から「あそこだよ」「あっ、いた!」とあちこちから声がしてきます。

しかし、スマホカメラのシャッターをタップしてもほとんど「もぐらたたき」状態(笑)

全然タイミングが合いません。

そうなんです!動画で撮らなくっちゃダメなんです。

動画撮影&編集に苦手意識があって、これが初動画公開。

お見苦しい点だらけですが、イルカが跳ねる様子と、船の揺れ具合が伝わればと思います。なお、映像で船酔いしても責任は負えませんのであしからずm(__)m

 

館内に貼ってあったようにイルカが水面に群がるような写真は、この波の高さでは到底ムリ。

 

画としては今いちでしたが、この高波の中で、イルカさんたちも頑張って跳ねてくれたと思います。

上の写真みたいなのは水族館に行けば見られるので、イルカウォッチングではワイルドな動きっぷりをぜひ堪能しましょう。

 

イルカ遭遇率とベストシーズンは?

公式サイトによるとこちらではイルカ遭遇率は90%前後。

1年を通してイルカウォッチングはできるそうですが、ベストシーズンは春から夏。

たまたま熊本行きを決めていたのですが、良い時期に当たったようです。

特に春先は産卵時期でもあり、運が良ければ6月前後にはちびっこイルカがお母さんイルカに寄り添う姿が見られるかも・・・

 

かつて、波が高くて上陸できるか行ってみないとわからないといわれていた軍艦島に一発で上陸できた経験もありますので、そう簡単には外しませんよ、私(^^)v 

2010年11月撮影

 

イルカウォッチング参加の注意点

繁忙期は予約がおすすめ

確実に乗船したい&少しでも安く参加したいという場合は予約がおすすめ。

特にGWや夏休み、3連休などは混雑するようです。

いっぽうで天候や体調で考えたいという方は当日予約も可能(朝8時まで)です。

 

なお、「天草 イルカウォッチング」「熊本 イルカウォッチング」で検索すると、「天草市イルカウォッチング総合案内所」「道の駅 天草市イルカセンター」「天草イルカマリンワールド」など複数ヒットしますが、ほぼ同じクルーズとなっています。

 

船酔いは天候次第!?

外海ではないので、波が穏やかな日なら問題はないと思いますが、私が乗船したような日だと船酔いしそうな方はちょっとキツいかも。

ただし、波は穏やかでもウォッチングの場所までの往復での走行は揺れます。

自信のない方は酔い止めの準備をお忘れなく。

余談ですが・・・

私は子供の頃、釣り好きな父親のもと家族総出で浜名湖上での釣り行脚に”連行”されていました。おもしろくなくて船上で不貞腐れていたことも多々あり(苦笑)

あの時の苦行も、今となれば船酔いに強い体を作ってくれたということで父に感謝です。

 

波をかぶっても大丈夫な服装で

当然、海の上のアトラクションですので水しぶきや波がかかることもあります。

私が参加した4月でも走行中は風を受けるので肌寒く感じました。

速乾性があり、寒さ対策できる上着を準備していきましょう。フリースよりは薄手でもウインドウブレーカーのほうがおすすめです。

 

地元の漁協が経営するレストラン

早めに到着して建物2階にある「漁協レストラン」でランチいただきました。

海鮮好きな私は本来なら迷うことなくお刺身定食なのですが、本日のお宿はご当地のお魚が食べられる民宿を予約しているので、昼は違うものを食べよう・・・と考えたのがちょっと失敗。

天丼を頼んだのですが、まさかのボリューム。

早朝からの飛行機旅でおなかもペコペコ。

がっつり食べられそうな気がしていたのに目の前に出てきた瞬間(@_@)

海老や海苔の天ぷらまではおいしくいただけましたが、それ以上は無理ゲー。

作ってくださった方には本当に申し訳ないのですが、シェアする人もいないため残してしまいました。

サービス精神てんこ盛りの天丼セット(1500円)ですが、1000円くらいでミニ丼用意してくださ~い。

そして、胃袋に自信のある食いしん坊さんは、ぜひチャレンジしてくださいね。

 

www.amakusa-dolphin.jp

www.iruka-watching.jp