2020年10月にGoToトラベルを利用して訪ねた愛媛県松山市内にて。
レトロな建物を店舗にしている スターバックス道後温泉駅舎店に行ってきました。
私はスタバマニアではありませんが、建造物好き💛が高じて、旅のひとつの楽しみとしてスタバのリージョナルランドマークストアに立ち寄ることはあります。
リージョナルランドマークストアは、地域の象徴となる場所に新たに建築デザインされた、あるいは歴史的建造物を活用した店舗のことです。
建築好きなら絶対オススメします。
そうでなくても印象に残る旅のワンシーンを演出する格好のスポットになること間違いなし!
松山市随一の観光スポット 道後温泉駅
1895(明治28)に開業した道後鉄道の駅が前身。
その後、鉄道会社の移管などを経て現在は伊予鉄道の道後温泉駅として利用されています。
歴史ある道後温泉の玄関口であり、松山市内を走る市電(路面電車)の終着駅にもなっています。
最近では、運転士不足などで運休となった名物「坊ちゃん列車」でも話題になっています。(2024年3月に復活)
駅前広場には有名なからくり時計もあります。
午前8時から午後10まで1時間ごとに音楽とともにからくり時計が動きます。
小説などに登場するキャラクターたちが音楽にあわせて次々に登場します。
からくり時計のスタートを待つ人たち。その奥には足湯もあります。
スターバックス道後温泉駅舎店
2017年に駅舎内にオープンしたスターバックスの店舗。
レトロな駅舎がまるごとスタバ
現在の駅舎は1986(昭和61)年再建されたもの。
とはいえ明治時代に造られた旧駅舎の建材を一部利用しながら忠実に再現する形となっており、ノスタルジックな雰囲気満載です。
下は2008年に撮影したもので、当時は1階がおみやげ店になっていました。
午後5時のからくり時計を見た後に立ち寄ってみました。
道後温泉駅舎店の店舗
1階カウンター
●特徴的な店舗●
その1:カウンターの向こうがガラス張りでホームが見える
その2:カウンターは枕木(まくらぎ)が並べられたデザインになっている
カウンター越しに電車を見るにはタイミングがあいませんでした(T_T)
ホームと店舗の位置関係はこんな感じ。
どこまでも”みかん色”な松山市の乗り物たちに脱帽です(笑)
カウンターには先客が1組いるだけで待つこともなくオーダーできました。
1階にもわずかに飲食スペースがありますが、やはりこの建物を楽しむなら2階にGo!
スタバのドリンク価格は、半分が”場所代”だと思っている私は、絶対にテイクアウトはしません!
こちらの階段から2階へ。
旅(Journey)がコンセプトの店内
この店舗のコンセプトはすばり 旅(Journey)
ちなみにここから出る電車は市内止まりですから~(^^ゞ
階段やカフェスペースに飾られた額には昔の写真の他、パスポートをイメージしたイラスト描かれています。
こちらは旧駅舎の写真。
2階フロア
階段を上ったところと、さらにその奥、2つのフロアに分かれています。
着席時にはこちらはほぼ満席でしたので奥のフロアへ。
利用したのは奥の広いフロア
大きな扉を見ると、ここは駅長室だったのでしょうか?それとも会議室?
中央にある木を重ね合わせたようなテーブルは、枕木とレールで作られています。
「鉄」な方々には垂涎もののインテリアですね。
高い天井にクロスやカーテンなども落ち着いた雰囲気です。
欧米の古きよきお屋敷といった感じでしょうか。
コロナ禍まっただ中の2020年は、ソーシャルディスタンスを確保のレイアウト。
ダークモカチップフラペチーノをいただきました。
チップ多めな上に、甘いお菓子は食べたくなっちゃうんですね~(笑)
実はお城めぐりに夢中になってしまって昼食を食べ損なってました、私(;^_^A
店内はおひとりさまでパソコン作業していたり、地元高校生カップルが勉強していたり、と意外にも観光地らしくない静かな環境でした。
場所柄、観光客はすでにチェックインして温泉に浸かっている時間でしょうね。
そんな私もここでゆっくりしている場合ではなく、ホテルのチェックインに急がなければなりません(;'∀')
なお、近くには日帰り入浴できる施設や無料の足湯もありますので、道後温泉に宿泊しなくても時間に余裕を持っていくことをおすすめします。
ライトアップされた建物
帰りの電車はレトロ車両
私にとっては大当たり!
路面電車大好き&ノスタルジックな車内の雰囲気が最高!
まとめ
道後温泉界隈は名物料理や食べ歩きにも忙しい場所。
その上、名物のみかんジュースでも飲んだ日には、お腹がチャポチャポになってスタバどころではないかもしれませんが・・・(笑)
いつもと違うスタバの空間でひと休みもおすすめです。