GoToトラベルを利用して2020年10月に行った愛媛の旅
荷物を受け取って1階に下りると正面にはたわわに実るみかんのステンドグラス。
さりげなく両脇のドアの横に「お遍路さん更衣室」「サイクリスト更衣室」という表示があるのが愛媛県らしい・・・ 旅人に親切な空港です。
その右横にはシャンパンタワーならぬみかんジュースタワー
注)流れてません。オブジェです。
そして、松山空港についたら真っ先に見たいと思っていたこれ!
あの伝説の「蛇口からみかんジュース」
どんな伝説かは知りませんが、蛇口からみかんジュースが出るというのは知っていました。
ちなみに静岡県には蛇口からお茶が出るという学校(島田市内)があります。
さあ、ここで問題です。みかんの収穫量ランキング1位は?
愛媛じゃないんです。静岡でもないんです。
1位は和歌山、2位愛媛、3位静岡だったんです(残念っ)
ただ、愛媛は柑橘類トータルの収穫量ではダントツの1位を誇る柑橘王国なのです。
というわけで愛媛がみかん押しというのはよ~くわかりました。
で、この蛇口からみかんジュースをいただくか迷ったのですが、これから向かう市の中心部にリーズナブルに飲める場所があるとリサーチしていたのでここはスルー。
(実は、ここで飲んでおいたほうがよかったと後悔するわけですが・・・)
ちなみに松山にはこんな”名所”もあります。
販売が西日本に限定されるようになって、国内で唯一製造しているのがこの松山市の工場。
以前は静岡県の工場でも作っていたのですが・・・(工場見学に2回も行きました)
何から何まで愛媛県に持って行かれている静岡県(泣)
いつまでも空港ターミナルで遊んでいるわけにいかないのでバス乗り場へ。
ん?バスがいない。チケットの自販機も利用できないようになっています。
どうやら飛行機の到着にあわせて自販機が利用できるようになるみたいです。
名古屋から来た人たちはすでに散り散りに・・・車王国の人たちですから多分レンタカーが多いと思います。
私もそのひとりなのですが、1日目は市内観光のみ(路面電車にも乗りたい!)とし、2日目からレンタカーを予約しました。
10分ほど待っているとバスがやってきてチケットも買えるようになりました。
バスまで鮮やかなみかん色です。オレンジじゃなくて”みかん”です。
乗り込んだ時は先客が1名だけだったので、ほぼ貸し切りか?と思われたのですが、羽田からの便が到着して、一気に座席の半分近くがうまりました。
リムジンバスの運賃は市の中心部 大街道(おおかいどう)まで750円。所要30分ほどです。
途中停車したJR松山駅。レトロな雰囲気が残っています。
松山にはJRと地元の伊予鉄道の松山駅がそれぞれあります。隣接していないので利用する時は要注意。(私はレンタカーを借りに行くのに間違えそうになりました)
繁華街がある大街道(おおかいどう)でバスを降ります。
乗客の半分が大街道、もう半分が道後温泉まで利用といった感じでした。
しかしまあ、路面電車も路線バスも見事にみんなオレンジ、いや”みかん色”な松山市。
みかん愛が半端ないのを思い知らされました。一応私の地元にも三ヶ日みかんというブランドみかんはありますが、ここまでみかんに対して思い入れはありません(笑)
2泊するANAクラウンプラザホテル松山はバス停をはさんですぐ。チェックインにもまだ早い時間のため、クロークに荷物を預け市内観光に向かいます。
まずは「城攻め」から。
ロープウェイ通りという観光商店街を歩いていくと、最初の目的地。
えひめ愛顔(えがお)の観光物産館
そうです、ここに楽しみにしているアレがあるんですが・・・
なんということでしょう!
まさかの断水中(泣)
ここは100円で蛇口みかんジュースがいただけるというので楽しみにしてきたのですが・・・ 350円をケチらずに空港で飲んでくるんだった~
まあこの後、ホテルの朝食や空港のラウンジなどあちこちでポンジュース三昧でしたので良しとします。
しかし店内よくもまあこれだむオレンジみかんグッズを集めたもんだと感心します。
ちなみに静岡県民の私は、他県に旅行してもわざわざ日本茶(茶葉)を購入することはめったにありませんが、今回このみかん愛にあふれる愛媛県では、みかん関連のおみやげをガッツリ買い込んでしまったのです。
そして、みかんジュースが飲めなかったリベンジはこちらで
松山城のリフトを上がったところにある長者ヶ平のおみやげ屋さんにて。
いよかんソフト(350円)をいただきました~ 結局350円(笑)
この後は、現存天守(江戸時代の建造物)のある松山城攻略へいざ出陣!