長い前置きでしたが旅行記スタートです。
約1年ぶりのセントレア(中部国際空港)。
地元からの空港行きバスが運休状態のため、自家用車で東横インに前泊しての出発です。
朝は比較的ゆっくりの便でしたので、ホテルから散歩がてらのこのことターミナルまで歩きました。
送迎バスもありますが、東横インからアクセスプラザまで10分弱です。
ターミナルへ続く通路も人は少なめ。
GoToトラベルが本格始動したとは言え、本来のターミナルとは様子が違います。
国際線のカウンターが開いていないことがコロナ禍の現状を物語っています。
そのブースの上にある”忍者”は健在で笑ってしまいましたが・・・
国内線は朝の出発ピークをすぎているせいもありますが、やっぱり少ないです。
ANAのカウンターで手荷物持ち込みができるかを確認すると、機体が100人乗り以下のため私のキャリーケースはアウト!
この枠にのせるとすぐに判別できます。
キャリーケースを預け、身軽になったところで搭乗までには十分時間があるので、ターミナル探検スタート。
お店も休業なのか撤退なのか、寂しい風景です。
4階に上がります。
ホールのど真ん中にいつの間にか”空港ピアノ”が鎮座していました。
その名も”ひこうピ” しかし、ここで弾くには勇気いるわ~
そして、飛行機は少ないことはわかっているのですがデッキへ出てみました。
それには、別の目的が・・・
2015年に発売された中島みゆきさんのアルバム「組曲(Suite)」のジャケットがここで撮影されていることをコンサートでご本人の口から聞いて以来どはまりです。
同じ”舞台”に立てるだなんてファン冥利につきます。
気になる方は、上の写真をよ~く見た後にジャケット見てくださいな。
しかし、悲しすぎるほど国際線がいない(泣)
奥に小さく見えるAir Asiaも間もなく撤退ですしね。
昨年9月に撮影した時には、アジアばかりとはいえそこそこ駐機していたのに。
この状況下では、できたばかりの第2ターミナルなんてどんな悲惨なことになっているやら・・・
国内線も朝のピークを過ぎていたり、欠航があったりでこんな感じ。
時間はまだまだあります。続いて保安検査手前にあるカードラウンジへ。
全国で唯一、朝からビールも飲み放題!のセントレアカードラウンジ。
こんな状況下でもサービスの質を落とさない姿勢に拍手です(/^ー^)/"""パチパチ
お菓子だって食べ放題! (←常識の範囲内で)
とはいえ、さすがに朝っぱらからビールは飲めません。 アイスコーヒーとビスケット(”しるこサンド”があるのが名古屋らしい)いただきました。
席を確保するのも一苦労・・・というのが懐かしくさえなります。
ドリンクサーバーに近い席は相変わらず人気で、それでも4~5組はいたかと思います。
そして、そろそろ保安検査場へでも・・・
心配することもなくガラガラでございました。
ゲートに進むと密になっている・・・と思ったのは千歳行きでした。ホッ。
さらに歩き、ゲートは端っこに近い3番。
ANA便で予約しましたが運航がIBEX。これならいっそのこと沖止めにしてほしかったくらいです。
70人乗りの機体なのでせいぜい半分くらいかな、と思っていたのですが、意外にも人が集まっている予感。
予定通り15分前に搭乗案内がありました。
単純な私は、この橋を渡ると別世界だ~とワクワクします。
乗ってみれば7~8割くらいの搭乗率でした(といっても総勢50人くらいですが)
IBEXは仙台を拠点とする会社で、親会社は日本デジタル研究所という企業向け会計ソフトを展開する企業。何度かセントレアで小さな機体を見て利用してみたいと思っていました。
機材はカナダのボンバルディア社のCRJ700というリージョナルジェット。
この分野に三菱重工の国産のジェットが参入予定でしたが、当分お預けになりそうです。私が元気に飛行機に乗れるうちに国産ジェット完成してほしいなぁ。
当初確保した席は当日隣席利用ありとのことでしたので、カウンターで隣席が空いている席にチェンジしてもらいました。意外にも前方にぽっかり空席があったようです。
2席並びの機体なので、コロナ禍の今はできるだけ隣席ブロックしたいものです。
小さな機体は、ドアが閉まってから10分かからないうちに空に浮かびました。
伊勢湾から紀伊半島、大阪上空へ。
紀伊半島の途中から視界が真っ白になり、離陸後15分ほどでドリンクサービスです。
コロナ禍では紙パックのジュースを配るだけというブログ記事などをよく見かけましたが、こちらは搭乗時間が短く小さな機体ながらワゴンサービスしてくれました。
コールドドリンクにもふたがついているというのは”新しい様式”です。
スタッフの雰囲気はANAに比べるとローカル感はありますが、サービスの質はきちんとしていました。
カップが片付けられるともう着陸態勢です。
紀伊半島の途中から雲の中だったのですが、ふと眼下を見ると島がぽつりぽつり。
これはもしかして、私の大好きな瀬戸内海の多島美が見られるかも~とワクワク。
やっぱり窓側に座らないと旅の楽しみは半減します。
しばらくすると、キタ~~
しまなみ海道の橋までしっかり見えます。
今回の旅はしまなみ海道も目指すつもりなので幸先良いスタートです。
実質飛行時間は45分くらいのショートフライトでしたが、やっぱり飛行機に乗ると旅の気分の上がり方が全然違いますね。
松山空港に到着です。
機体が小さいので離陸は(滑走距離も短く)あっという間にふわっと浮いた感じでした。一方着陸は、なんだかガガガ・・・といつもより振動が大きいような気がしました。
ボーディングブリッジが限界まで下がってる気がするんですけど(笑)
そんなに無理しなくても、沖止めでも全然いいんですよ~私は。
空港も小さいので預け荷物はあっという間に出てきました。
ターンテーブルを楽しみにしているのですが、特に面白いものは回っていません(T_T)
市内に向かう前にちょっぴり空港探検しなくっちゃ。
つづく