2021年7月の函館~青森旅行記です。
元町エリアを散策した後は、ベイエリアへ。午前中4時間も新幹線に缶詰めになっていたリベンジに、とひたすら歩きまくります(笑)
レトロな建物が建ち並ぶ電車通り
ベイエリアに向かう途中にも建物好きな私を満足させてくれるレトロな建物がゴロゴロしていました。
建物の詳細は省略しますが、いずれも大正時代から昭和初期に造られた建物です。
相馬株式会社
元町公園に接する基坂(もといざか)を降りたところにある建物。
グリーンの落ち着いたたたずまいが特徴的で、目の前の交差点を通る路面電車とのツーショットを求めて多くの人が立ち止まるスポットです。
こちらの会社は幕末に米穀商からスタートした豪商で、旧函館区公会堂の再建にも多大な資金援助をしているそうです。
函館市北方民族資料館(旧日本銀行函館支店)
この周辺を歩いていると、同様に大正から昭和初期にかけて造られたレトロな建物が残る小樽の街並みと似ているなと感じます。
函館市文学館(旧第一銀行函館支店)
こちらも銀行の建物を再利用した博物館。地域にゆかりのある作家の資料が展示されています。
函館市立博物館郷土資料館(旧金森洋物店)
函館ベイエリアの赤レンガでおなじみの金森洋物店の初期の店舗。
明治末期の大火での延焼を逃れた、この周囲では珍しい明治初期の建物です。
ホテルHakoBA 函館(旧 安田銀行函館支店)
やっとベイエリアに到着です。
函館ベイエリアのサンセット
この風景は15年前に来た時と同じでしたが人がとにかく少ない・・・
赤レンガ倉庫群
建物内は飲食店や雑貨店が入っています。
すでに物販のお店は営業終了。飲食店はちらほらと営業中しているようでした。路駐もありというくらい自由です(笑)
この景色に違和感なく溶け込んだ建物にスタバが入っています。


ちょうどjimotoフラペチーノがはじまったタイミング。
せっかくここまで来たのだからと思いつつも”クリーミー”(イコール牛乳と解釈)は苦手なもので断念。
一方こちらの派手な看板は
函館ご当地ハンバーガーショップ ラッキーピエロ(ベイエリア本店)
予定通り函館に到着していれば、レンタカーで峠下総本店に行くはずだったのですが・・・
グルメのスケジュールもあるので、ラッキーピエロのハンバーガーは次回までお預けとします。
そして、愛知県が誇る喫茶店「コメダ珈琲店」がこんなところに進出しているではありませんか!
普段ご愛用のコメダ珈琲を見ると、一気に現実に引き戻されそうになりますけど(苦笑)
ちょうど午後7時。夕日がいい感じに沈んでいく様子が見られました。
この日の函館の日没は午後7時16分。静岡県よりも12分も遅い日没です。
わが家より東だし、北国だから日も短いという思い込みがあったのですが、良い意味で裏切られました。日が長い時期に訪れたのはラッキーでした。
暗くなってきたので先を急ぎます。しかしみどころはまだまだ(笑)
再び十字街電停へ向かいます。
産業遺産の残る街並み
操車塔と最古の電柱


左は、日本最古のコンクリート電柱。四角というのも独特です。
90年以上経った今も”現役”です。
右は、路面電車の信号やポイント切り替えをするための操車塔。昭和感満載ですが、平成時代まで現役で使われていたそうです。
地域交流まちづくりセンター (旧 丸井今井百貨店函館店)
十字街の電停から見えるライトアップされたドーム屋根の建物は、かつては百貨店や市庁舎として使われていました。
今も現役の手動エレベーターが名物だそうです。
この後は、十字街から再び路面電車に乗って函館駅方面に戻りました。
まとめ
普通ならば半日から1日かけて歩くような観光スポットが集中するエリアをひたすら写真を撮りながら歩き回るという、まるで体育系な観光でした。
あまりオススメできたものではありませんが、日ごろ運動不足で、旅行で食べ過ぎも気になるという方にはぜひ(爆)
そうでない方は、カフェやレストラン、さまざまな資料館も多いこのエリアは半日から1日かけてゆっくり散策することをおすすめします。
なお、この日の歩数計アプリはこんな感じ。
羽田空港の中を歩き回った歩数も含まれていますが、ほぼ午後5時に集中。
この後、おいしいお寿司をたらふく食べて、ホテルの大浴場でゆっくり足を伸ばして疲れもとれたので大満足でした~