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【鎌倉殿の13人】北条義時創建 伊豆の国「北條寺」

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2022年4月に訪ねた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地をめぐる旅。

大河ドラマの主人公でもある北条義時が創建した伊豆の国市にある北條寺を訪ねました。番組の最後に流れる「紀行」の第1回に登場したお寺です。

www.momoyorozu.net

 

北條寺について

寺 概略

【名 称】巨徳山 北條寺

【ご本尊】観世音菩薩

【創建年】鎌倉時代

【開 基】北条義時

【文化財】観世音菩薩像、阿弥陀如来像

【所在地】静岡県伊豆の国市

臨済宗建長寺派の寺院。

北条義時が嫡子である安千代丸が大蛇に襲われて亡くなった際、北條寺を墓所とし、七堂伽藍を建立。また、本尊を慶派の仏師に作らせたと伝わっています。

北条義時夫婦の墓もこちらの境内にあります。

北條寺の境内

境内の建物は本堂のみ。奥には墓地がありますが境内全体はさほど広くありません。

受付

屋根付きの門の横にあるプレハブの建物が拝観受付となっています。

拝観料はおとな500円です。

御朱印や御札などをこちらでいただくことができます。

山門

門は最近造られたと思われるものですが、手前の石碑は歴史を感じさせるものです。

門の脇にある案内板

なお、「北條」と「北条」の違いは漢字の新旧字体の違いだけだそうです。
(もっと深い理由があると思ってお聞きしたところ意外にもシンプルでした~)

北條寺本堂

門を入ってすぐです。

御本尊は運慶作と伝わる観世音菩薩坐像です。

鎌倉時代から南北朝時代に造られたものだそうです。

隣には同時代のものといわれる阿弥陀如来像も祀られています。

仏像は大きいものではありませんが、本堂に上がって間近で参拝することができます。

特別公開中の牡丹鳥獣文繍帳

また、隣の部屋では北条政子が寄進したと伝わる須弥壇(しゅみだん)の前面にかける帳で牡丹鳥獣文繍帳(ぼたんちょうじゅうもんじゅうちょう)が公開されています。

通常非公開ですが今年は大河ドラマを記念して公開しているとのことでした。

色合いも経年を感じさせずはっきりしていて、動物(鳳凰や馬)や植物などの柄を見ることができました。

 

本堂内では寺院の紹介映像も用意されています。

またお寺の方が仏像などの簡単な説明もしてくださいました。私が訪ねた時はちょうど貸し切り状態だったので、質問にも応じてくださいました。

なお、本堂内の撮影は不可となっています。

 

北条義時夫妻の墓

本堂を出た後、順路に沿って墓地を通って100段弱の階段を登ります。

一般の墓地なので、踏み込んで大丈夫かとちょっと不安になりましたが、階段の登り口にいらっしゃった男性たち(自称 庭師さん)が声をかけてくれたので助かりました。

とても気さくでお話上手な方だったので、ここでも雑談してしまいました~(笑)

まだ桜がほんの少し残っていました。階段は93段。

創建年は不明ですが、丘の上に仲良く並んだ供養塔がありました。

義時の嫡男・泰時(3代執権)により建立されたものです。

右が義時、左には正室・伊賀の方のお墓。(八重さんじゃないのね、と突っ込みたくなりますが、八重さんに関してはドラマではほぼフィクションとなっていて、正室は比企一族の娘である姫の前。伊賀の方はその後妻になります。)

丘の上からの風景

義時館跡や源頼朝がの流刑の地といわれる蛭ケ小島(ひるがこじま)を見渡せる場所にあります。

(蛭が島公園内の銅像)


平日だったので訪れる人も少なく、ゆったりと境内(墓地含め)散策できました。

北條寺の御朱印

通常のものに加え、大河ドラマ限定の御朱印(北条家の家紋デザインが入ったもの)がありました。いずれも書置き対応となっていました。

 

北條寺の場所と駐車場

住宅街にありますが、境内には無料駐車場があります。

韮山駅からは狩野川を渡った先にあり、徒歩では30分近くかかるようです。

記事冒頭の写真と重複しますが砂利敷の広い駐車場が整備されていました。かつてはこの一帯が境内だったのでしょうか。

まとめ

今回は伊豆の国大河ドラマ館から北条家ゆかりの願成就院、北條寺を訪ねました。

いずれも昔は大きなお寺だったそうですが、今は境内も小さくなっています。

しかしながら北条氏がこの地で源頼朝を支え、鎌倉幕府が成立したという史実に関わっていることは確かです。

国宝や重要文化財級の仏像などが大切に守られているということも、今回訪ねて初めて知りました。ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。

私は静岡県民ですが、東西に広い静岡県はもともと3つの国(伊豆、駿河、遠江)が1つになっているため、文化も歴史の成り立ちも違い、知らないことがたくさんあります。

まあ、今は同じ市内とはいいながらも2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台になった浜松市の北部にある 引佐(いなさ)井伊谷(いいのや)地区が、彦根藩主 井伊家のルーツだったというのも大河ドラマで初めて知ったなんていう浜松市民も多かったりしますが・・・(^^ゞ

来年の大河ドラマは、日本人なら知らない人はいない戦国武将の三英傑のひとり徳川家康が主人公です。

少なくとも人質時代と晩年を過ごした静岡市、苦労続きの青年時代を過ごした浜松市はゆかりの地として登場するはずですので楽しみです。

ところで、ここ数年の大河ドラマで静岡県の登場率が非常に高いと思うのは気のせいでしょうか?

JRには嫌われていますが、NHKには好かれているようですね(苦笑)