おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【岐阜】再開発が進む駅前「岐阜シティタワー43」無料展望デッキに行ってみた!

スポンサーリンク

2022年7月に近県にも拡大した県民割「ほっと一息、ぎふの旅」を利用して行ってきた岐阜市への旅。

光り輝く巨大な信長像がお出迎えしてくれるJR岐阜駅前。すぐ近くに無料で利用できる高層ビルの展望デッキがあるというので行ってみました。 

黄金の信長像

マスク着用中の織田信長像

(ホントは名鉄を利用して岐阜入りしたので、市内観光後の日没頃にお会いしました)

 

台座を含めた高さは11メートル。信長公自身も3メートルというそれはそれは巨大な銅像です。

「岐阜」という都市の名付け親でもあり、楽市楽座で豊かな城下町を作った功績は大きいですね。

銅像が表すように、信長にとってはいちばん輝いていた時期はこの岐阜時代だと私は思います(安土に行ってからはブラック化がどんどん進んでいきましたから)

それにしてもこの規模で黄金とは・・・秀吉もビックリです。

徳川家康推しの私にとって、家康がそうであったように、織田信長と武田信玄は畏怖の念を抱くツートップ。銅像もカッコいいというより怖っっ。

ちなみに翌朝太陽の下で再会したら神々しく輝いていましたけど。

JR岐阜駅

こんな立派な「黄金像」を駅前に据えながらも、岐阜と近県以外の人には知られていないというのがちょっと残念。

その理由は岐阜駅に新幹線が止まらないから(岐阜羽島駅は隣の羽島町にあります)。

さらに新幹線のルートはこの駅舎から離れて通過しているので、新幹線に乗って岐阜県内を走っていてもこの黄金像をちらりと見ることすら叶わないのです。

しかし(のぞみを除く)新幹線が止まりまくる静岡県の駅より立派な建物です。

岐阜市は人口が約40万人。JR東海道線で名古屋駅までわずか20分という名古屋のベッドタウンなのです。

なお、ここより徒歩で5分ほど北に行くと名鉄岐阜駅もあります。

一昨年は自家用車で岐阜城周辺を巡ったので気づかなかったのですが、駅前には高層ビルがニョキニョキ建って、駅前の再開発がすごい勢いで進んでいて驚きました。

宿泊した「天然温泉 金華の湯 ドーミーイン岐阜駅前」までは整備されたペストリアンデッキを歩いて5分ほどでした。

そしてここからが本題です!

ホテルからすぐのビルに、入場無料の展望施設があるというので行ってみました。

岐阜駅北口から西方向の景色です。

岐阜シティ・タワー43の場所とアクセス

JR岐阜駅北口から徒歩3分ほど。上記の写真 いちばん左の高層ビルがそれです。

 

正面から出てペストリアンデッキを歩いてもよし、駅舎と直結する「アクティブG」という商業施設の中を歩いていくことも可能です。

真夏や雨の日はここを通るのがおすすめ。

車の場合は駅周辺の有料駐車場利用ということになりますね。

岐阜シティタワー2階フロア

2階フロアは主に飲食店などが入っています。

しかし、日曜日夜ということもあって閑散としていました。

展望フロア行きエレベーターへの矢印はあるのですが、わかりにくくてしばらくウロウロ・・・けっこう奥にありました。

ド派手なペイントなので近くまで行けばすぐわかるのですけど・・・

無料なので当然ながら案内スタッフもいません。

そろそろ夜景には良い時間だし、日曜日なので混雑するのかと心配しましたが・・・同乗する人もいません。

ビルの高さは163メートル。その最上階である43階に展望室があります。

直通エレベーターなので、1分もかからずあっという間に43階に到着です。

岐阜シティタワー43階展望室

到着したのはいいけれど、おひとりさまには場違いなところに来ちゃったかしら?と一瞬不安に。ドレスの奥に見えるのは、”特別な日”に利用できそうなレストラン。

 

しかし大丈夫でした~ 展望室にいたのは女子ばかり。それも聞こえてくるのは日本語ではないっぽい・・・(笑)

 

岐阜シティタワー43からの眺め

岐阜の夜景、こんなにきれいだとは想像していませんでした。

真下にはJR岐阜駅のホームと駅前の広場(円弧を描くペストリアンデッキ)。

昼間は小雨が降って霞んでいた金華山ですが、頂上にはライトアップされた岐阜城もしっかり見えます。

道路のライトアップもきれいです。

岐阜市内は各方面に向かう大きな国道が何本も走っています。

右手には長良川も見えます。

長良川は1300年の歴史を持つ鵜飼(うかい・・・鵜を操って川にいる魚を捕る伝統的漁法)でも有名です。

思いの他良い写真が撮れたので(Google pixel4aですがいい仕事します)、ムリに長居せずに10分ほどで展望台を後にしました。

 

まとめ

これは素晴らしい景色を見せていただきました。なんといってもこの展望フロアを無料で開放しているところが素晴らしい!

(営業時間は夜22:00までとなっています)

このタワー5階から上のフロアは住居用のマンションになっているそうです。

名古屋へのアクセスも良く、程よい自然もあって住みやすい町なんでしょうね。

そして、あの図書館といい食堂や展望フロアを開放している市庁舎といい、市民が喜ぶ町づくりが進んでいます。

www.momoyorozu.net

 

ただ、唯一欠点を言わせていただくと・・・

暑い!!!暑すぎる!!!

私は海沿いに住んでいるせいか、岐阜や名古屋の蒸し風呂のような暑さはちょっと異次元な感じがするのです。夏を除けば・・・多分大丈夫。

翌日、午前中から駅出入口のシャワーミストがフル稼働してました。

 

展望室の滞在時間は10分弱くらいでしたが、駅前に宿泊して夕食前後にちょっと散歩するにもおすすめのコースかと思います。

観光やビジネスで行かれる場合に、立ち寄りスポットに加えてみてはいかがでしょう。

そして、ぜひ織田信長の黄金像を全国の皆さんに知ってほしいと思うのでした~