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【ペルー周遊ツアー旅行記 まとめ④】ペルー現地事情とツアーに参加した感想

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2017年10月に参加したペルー周遊ツアー旅行記の総括編です。

この記事でラストとなります。行ってみて感じたペルーの様子やツアーの感想を中心にまとめます。

 

  

ペルーの添乗員付きツアーに参加した感想

ツアーに参加して大変良かったです。 

未知の国への旅でも安全が確保できる点が一番です。

さらに、人気の世界遺産であるマチュピチュの入場チケット確保やガイド(ガイド同行が必須)など、個人では手続きが面倒なこともすべてツアー会社におまかせです。

言葉(スペイン語)の壁も含め、日本からは個人旅行のハードルは高い国だと思います。

 

ツアー参加者はどんな人たち?

ツアーはほぼ定員(25名)いっぱい。年齢は30~70代まで様々でした。

東京(羽田)発のツアーでしたので、私以外は関東の方。

男女比は、女性が3分の2くらいだったと思います。

 

ひとり参加でも大丈夫?

これは、大きな声で言いたい! まったく大丈夫!

私が参加した日はひときわでしたが、ひとり参加率が高いコースなのは間違いないようです。

気軽に友達と”ちょっと海外行こうよ”という場所ではないですから。

また、「行きたい」「行きたくない」がはっきりわかれる”秘境ツアー”です。

この方面のはツアーでは、一人部屋追加代金が抑えられていたり、相部屋可能というケースもあります。

ただし相部屋についてはよく考えてください。

金銭的負担を取るか、プライバシーを犠牲にするかの選択になります。

私はもともと相部屋NG派ですが、場所がら体調を崩して他人に気を遣わせるのも遣われるのもつらいものです。

意外かもしれませんが、年配の女性ほど相部屋が多かったです。

 

ツアーの行程はどうだった?

高山病になりにくいように良く考えられているコースでした。

ただ、羽田発深夜便でリマには朝到着、そのまま市内の観光とい流れがちょっときつかったです。

成田発のツアーなら夕方発でリマに深夜着、翌日はゆっくりして午後から観光というスケジュールもありました。

※近年は羽田からも深夜便利用ではない行程に変更されているようです。

 

ペルーに実際行ってみて感じたこと

気候はどうだった?

ツアー全体的にお天気に恵まれ、気候も穏やかでよかったのですが、予想していた以上に、暑かったり寒かったり・・・気温変化が激しいところでした。

(国内でも標高の高い地域や盆地にお住まいの方は気にならないかもですが)

 

マチュピチュでの昼食時の気温は30℃(ほとんど日陰のない場所を見学します)

とはいえ湿度が低いのでカラッとしています。その分、陽射しはとにかく強烈でした。

一方、クスコに宿泊した時の気温は夜には10℃を切りました。

さすがにその時刻に外出はしていませんが、室内でも暖房器具が必要な寒さです。

 

ホテル事情は?

  • リマ2泊(エル・タンボⅡ Hotel El Tambo 2)
  • マチュピチュ2泊(エル・マピ El MaPi Hotel by Inkaterra)
  • クスコ1泊 (アウグストス Hotel Agustos Cusco)

いずれもスタンダードあるいはスーペリアクラスでした。

ゆっくりベッドで寝られればそれで十分な性格なので、若干寒かったクスコを除けば、問題ありませんでした。

マチュピチュのエル・マピは、立地や食事内容もよく、山岳リゾートらしいシンプルながらもスタイリッシュで好感が持てました。

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水回り(お風呂やトイレ)は特にトラブルもありませんでした。

エル・マピ以外バスタブもありましたが、高山病の心配もあり、全てシャワーのみで済ませました。

 

Wi-Fi事情は?無料Wi-Fiは?

いずれもホテルには完備されていますが、時間帯によって通信が不安定になります。

完璧だったのは、都市部より秘境のマチュピチュ村のホテル エル・マピでした。

 

安定したネット環境が必要ならば、日本からWi-Fiルータをレンタルしていきましょう。

ツアーなので現地空港到着後にSIMカードを調達するのはほぼ無理です。

 

ペルーの食事は日本人に合います

ペルーが”美食の国”のウワサは真実でした。

名物料理もおいしいし、ビュッフェの内容も充実。手間がかかっていると思われる料理も数多く用意されていました。

何よりも最強だったのは”日本人の口にあう”ということです。

”素材がドーン”で(笑)、味付けも大雑把なカナダやアメリカとは対称的でした。

すべて食事付きのツアーでしたが、ビュッフェ形式が多かったので体調にあわせて量を調節できるのもポイントです。

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ペルー料理でおいしかったのは、セビーチェ(魚介のマリネ)とロモサルタード(牛肉炒め)でした。

 

トイレ事情は?

これ、けっこう大変です。

観光地のトイレの多くは有料(マチュピチュ、マラスの塩田など)で、1ソル~2ソル(50円前後)くらいです。

無料でも空港やホテル、レストランなど観光客向けの施設は清潔に保たれています。

私はトイレが遠いので無料トイレだけで事足りましたが、年齢とともにトイレも近くなってきました(苦笑) トイレ事情を考えると若いうちに行くべき場所だと思います。

もうひとつ、日本人として抵抗があるのはトイレットペーパーが流せないこと。

個室の中に設置された箱(ふたがない場合が多い)に使ったペーパーを捨てます。

ホテルが相部屋だとこれはちょっとキツい。

 

ペルーの治安は?

ペルーについては、2022年末から国内が政情不安定になっており、都市部での暴動やそれにより観光地周辺の交通機関への影響も発生しています。 最新の安全情報などを確認の上、渡航をご検討ください。

 

ほとんど自由行動はないツアーだったので、その範囲内での感想となります。

リマ

新市街と呼ばれるところは比較的安全といわれています。

近くにスーパーもあり、午後7時くらいまではお買い物にも出かけました。

ただリマの旧市街やクスコ(世界遺産の地域)は、日中でも要注意とのこと。団体観光中は、スペイン(マドリードやバルセロナ)同等の”警戒力”で臨みました。

これらの地域は物売りも多く、少しでも隙を見せると付きまとってくるので相手にしないのがいちばんです。

マチュピチュ

完全に隔離された山奥の秘境(まるで孤島のよう)なので、かえって治安は良いです。

常識な時間内(朝食時間の7時くらいから夕食後の9時くらい)ならば独り歩きでも大丈夫でした。ただし、メインストリートといわれるお店の立ちぶ地域限定です。

私は朝の散歩でひとりふらりと線路探検(スタンドバイミー)してきましたよ。 

  

ペルーのツアーでマイルはたまる?

たまります。

このツアーでは、飛行機好きでも”苦行”だと感じるくらい飛行機に乗りました。

これでマイルがたまらなかったら暴れたくなるレベルです(爆)

下記に積算マイルをご紹介します。

ただし、利用しているカードの種類やツアー会社が用意するチケットの種類によって異なりますので、あくまでも参考としてご覧ください。

実際にたまったマイル

【ANA マイル】

羽田---ロサンゼルス エコノミー往復 

基本(区間基本マイレージの30%)3274マイル

ボーナスマイル(ANAワイドゴールド) 818マイル  計4092マイル

 

【JALマイル(ワンワールド)】

ロサンゼルス---リマ---クスコ エコノミー往復 4896マイル

 

ワンワールドのラタム航空の換算率は不明ですが、JALのマイルがこんなにもらえるとは嬉しい誤算でした。

おかげで”どこかにマイル”でどこかに行けました~ 

ツアーだからマイルはたまらないとあきらめず、航空会社もツアー選択のポイントに。

 

まとめの”まとめ”

長い長い気まぐれな記事をお読みいただきありがとうございましたm(__)m

ツアー行程の中でも特にオススメしたいのは、マチュピチュ村 2連泊

これにこだわって本当によかったと思います。

マチュピチュの神秘&素晴らしさは現地に行ってみないと絶対にわかりません。滞在して余韻を楽しめたのが何よりでした。

また、”地球の裏側まで到達した自分”という妙な達成感!?もあります。

ただ到達するまでの飛行機の旅はやはりキツいので、もう一度行くならビジネスクラスか、あるいはタイムマシンで20~30代に戻って・・・という条件付きですね。

体力的な問題はもちろんですが、マチュピチュは観光客が増えすぎてチケットが取りにくくなり、規制も厳しくなっています。

 

せっかくコロナ禍から回復したものの、ペルー国内の政情が不安定になっています。

1日も早く多くの方が安心して訪れることができる平和なペルーになることを祈りたいと思います。

 

こちらからツアーのダイジェスト・リンク集がご覧いただけます。

www.momoyorozu.net