<2017.10に参加したペルーツアーの旅行記です>
午前中3時間みっちり遺跡内を歩いた後は、ランチタイムです。
サンクチュアリロッジでのビュッフェランチ
遺跡入口にあるサンクチュアリロッジは、超高級ホテル。庶民には高値の華のホテルですが、ここでのランチがツアーに含まれていました。
このレストランも期待を裏切ることなく、ペルーのお食事を楽しめました。
またまた標高が高いことも忘れて、「満腹コース」に突入〜〜
料理の奥にある黄色の飲み物はインカコーラ。ちょっと甘ったるくて、炭酸の効きも弱め。オロナミンCみたいな感じでしたよ。
遺跡エリア内のレストランはここだけ。マチュピチュ村でサンドイッチなどを購入してきて(遺跡内は飲食禁止なので)いったん退場して食事をとり、午後の観光をする人もいますが、半日で遺跡を後にする人も多いようです。
バス停はバスを待つ長蛇の列
レストランの窓からちょっと余裕な私たち(^^)v
ちなみに、このレストランには無料Wi-Fiがありました(ウェイターさんに聞いたらパスワードを書いたレシートのようなものを持ってきてくれました)
インカ道を歩いて太陽の門を目指す
午後の部は、インカ道(古道)を歩いて 太陽の門(インティプンク)を目指します。
自由参加でしたが、なんと・・・ツアーメンバー全員参加という快挙。70代の人も数名いらっしゃいましたが、タフな方ばかりです。
まあ、ここまできて、このお天気なら行かない理由がありませんよね。
遺跡に再び入場
2017年7月から午前と午後に入場券が分けられたため、午後券とパスポートを再び提示して遺跡に入場します。とにかく人が多いので、規制は年々厳しくなり、料金もどんどん上がるばかりのマチュピチュ遺跡だそうです。
午前中に歩いた急坂を登るルートを再び進んだ後、TO SUN GATE(太陽の門)の看板に沿って歩きます。
インカ道の石畳へ
「古道」なんていうので、もっと険しい道を歩く覚悟をしていましたが、意外と広く、しっかり整備されている歩道でした。熊野古道や中山道のように整備されています。
ただし、道のりはゆるやかな上り(途中、石段もあります)
天気予報では、午後にわか雨があるとのことでしたが、さっぱり、さっぱり・・・良い意味で天気予報に裏切られました。
遺跡内はほとんど日陰がない状態でしたが、インカ道では、木々が日除けになってくれて助かります。
「タンボ」でひと休み
30分ほどで石垣が立ち並ぶ遺跡のようなところに到着。えっ、もう着いちゃった? と思ったら違いました。
ここは、タンボといわれる宿泊エリア&関所のような場所だったところ。日本の宿場町みたいなもんでしょうか?
振り返るとマチュピチュ遺跡が眼下に小さく見えます。
本来はインカ道を通ってクスコからマチュピチュまでやってきていたので、ここまでくると「ゴール間近・・・」と、気分も高揚するのでしょうねぇ
ここにも巨大な岩がありました。お墓のようにも見えます。
それにしても、この土台の石積みが「野面積み」みたいだ・・・
こちらはマチュピチュにあったインティワタナ(日時計)にも似ています。
ふと、巨岩の足元を見ると・・・
アマゾンっぽい柄のトカゲ 日本のものに比べたら大きいです。
休憩をはさみながらゆっくりすすんで
マチュピチュ遺跡の入口から1時間半ほどで到着です。
インティプンク(太陽の門)
どうしても日本の城の石垣に見えてしまいます。城づくりの情報がつながっているのではないかと気になって仕方がありませんでした(>_<)
「日本の城址で撮影した」といっても信じてもらえそうなショット(笑)
インティプンクの看板
遺跡入口が2400mなので、300m登ってきたことになります。とりあえず高山病も大丈夫のようです。
この看板の先にはインカ道が続いています。
マチュピチュに(電車で)向かってきた時に通過した橋の付近から、キャンプをしながら3〜4日かけてこちらにやってくる人気のトレッキングのルートだそうです。
先日、「世界ふしぎ発見」で放映されていましたが、4000m級の峠を越えるかなり苦しそうなルートでしたので目指そうとは思いませんが(苦笑)
私たちはここで再び遺跡のほうに引き返します。
バスで登ってきたジクザグの道、谷底にはマチュピチュ村の線路や川が見えます。
段々畑
帰りは楽勝と思ったのですが、急な階段は下りの方が大変だったりします。
道は整備されているとはいえ、反対側は柵のない崖です。
マチュピチュ遺跡に戻った時(午後4時頃)には、人もずいぶん減っていました。
このあたりでトレッキングツアーは解散し、バス停までは各自でということになったので、時間ギリギリまで余韻に浸ろうと頑張りました。
貯蔵庫の中はこんな感じ
が、あまりゆっくりできなかったです。最後は急ぎ足でバスに飛び乗りました〜
お昼はあんなに混んでいたバス乗り場でもまったく待ち時間なしでした。
ハイラム・ビンガムロードを下り、マチュピチュ村のホテルへ戻ります。
マチュピチュ村での連泊を楽しむ
ホテルに戻った後は、夕食前にマッサージへ行きました。
呼び込みも多いのですが、ここは安全を重視して現地ガイドさん(日本人です)にお店を紹介していただきました。
ひとり30ドルでしたが(3人で行きました)、1時間じっくりとオイル&ストーンマッサージをしてほぐしてもらい癒されました~ おかげで翌日筋肉痛はまったくありませんでした(^^)v
マチュピチュ村最後の夜は大忙しです。
アクセサリーも買いたいし・・・
ペルーっぽい民芸品も買いたいし・・・
露店はだいたい午後8時に閉まります。食事の時間とも重なるしで、大急ぎでのお買い物になりました。
ホテルでの夕食(メインの肉料理)
食後は、ホテル内のバーカウンターで一杯・・・といきたいところですが
ちょっとハードル高いですわ
というより、ホテルの無料サービスチケットでの「タダ酒」でしたので、遠慮してテラス席でツアー仲間の人たちと一緒にいただきました。
やっと、名物・ピスコサワーを味わうことができました。
ピスコ(ぶどうの蒸留酒)と卵白、レモン汁などを使ったカクテルです。口当たりは良いのですが、なかなかのアルコール度数で、これ全部飲み干すのは大変です。
マチュピチュ遺跡めぐりとマチュピチュ村の滞在を連泊で楽しみ、翌朝は、いよいよ最後の観光・滞在先のクスコへ戻ります。