おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

木造天守復元を目指す名古屋城の今と金シャチ横丁

2018年7月に訪ねた名古屋城ですが、これからどうなっていくんでしょう? 

 

今回は本丸御殿の完成を目的に訪ねましたが、天守閣の行く末も気になるところ。

天守閣の木造復元に向けて動き出す名古屋城の姿 

もうすぐ見られなくなる?天守閣と本丸御殿の2ショット

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左手前が本丸御殿、その奥(左)小天守と(右)大天守 

小天守

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かつてはここから大天守へ登城していましたが、現在は立入り禁止。 

大天守とエレベーター棟

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エレベーター棟のそばに足場が組まれています。このエレベーターについても木造復元の際に設置するかどうかが議論されています。

警備の方にお聞きすると、すぐに解体ということではなく、文化庁による石垣調査のためのものだそうです。文化庁からゴーサインが出れば天守閣の解体に取りかかり、2022年の完成を目指しているとのことでした。

早ければ来年度には取り壊すとのことなので、この雄姿を記録しなければと、北側にある不明門(ふめいもん)をくぐります。

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そこにあったのは、こんな姿の大天守でした。 

足場が組まれた大天守

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完全に足場で固められた石垣。取り壊される運命が伝わってくると同時に、足場もこうやってみるとアート!?

しかし、余韻に浸る間もなく・・・とにかく暑いっ (この時、気温39℃)

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このままここにいると、もれなく熱中症になりそうだったので、正門方面へ急ぎます。

北西側の御深井丸(おふけまる)といわれるエリアには、最近まで本丸御殿復元工事の現場事務所や作業場がありましたが・・・

竹中工務店の現場事務所建設中

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超感動~~♥

先日、神戸の竹中大工道具館というミュージアムに行ったときに、名古屋城天守閣の再建を請け負うとお聞きしました。すでにスタートしていたんですね。

 

 

現在、本社は大阪にある企業ですが、初代・竹中藤兵衛正高が、1610年に(尾張の中心が清州からこの地へ引っ越す)清州越しによりこの地に移り住み、神社仏閣の造営を生業とスタートしています。名古屋城の築城に関わったかは不明ですが、歴史が巡り巡って竹中工務店の手による名古屋城天守閣の再建。なんだか夢のようなストーリーでワクワクします。

また、本丸御殿復元に倣って、天守閣復元工事も素屋根を作って工事中が見られれば、また私の楽しみが増えます(^_^) 竹中さん、ヨロシクです。

 

こんな能天気(暑さでボケてたかもですが・・・)に見学してきたのですが、帰ってきてネット記事などを調べ見ると、木造天守閣の再建については文化庁や専門家から横槍が入って前途は明るくないような雰囲気・・・ 石垣の安全性が確認できないそうで、文化庁が簡単にはGoを出さないと憶測されています。

えーーーっ、もう2022年にできるものと期待してたのに~ (ーー;)

河村市長のあの勢いのよさには賛否ありますが、安全かつ平和な方法で復元にのぞんでいただきたいと一人のお城ファンとして願っています。 

 

ブラタモリの撮影スポット

「尾張名古屋は、家康で持つ」の放送で、タモリさんたちがブラブラしたスポットです。

西南隅櫓と天守閣のツーショット

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西南隅櫓(重要文化財)は修復が完了したばかり 

金シャチのレプリカ

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ところで、天守を建て替える間、ホンモノの金シャチはどうするんでしょう? また「地上に降りた金シャチ」の特別展でもあったら良いのに。

正門

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2018年3月オープンの飲食施設 「金シャチ横丁」へ 

もっとじっくり見たかったのですが暑さにかなわず(ムリをして熱中症では洒落にならないので)、オープンしたばかりの飲食店の集まるエリアへ向かいます。

名古屋城内にちょっとした飲食施設はあるものの収容人数も少ないし、周辺は官庁街なので、観光スポットのわりには食べるところがほとんどないと常々思っていました。 

金シャチ横丁(義直ゾーン)

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正門前のエリアは、伝統的な名古屋メシの有名店が集まる「義直ゾーン」。みそカツ、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、きしめん・・・とご当地料理に事欠かない名古屋ならではです。

昼時なのにあまりに暑すぎて観光客はまばら。

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とにかくどこかに入って体を冷やさないと危険な状態になりつつあったので、那古野茶屋にて具だくさんのきしめんをいただきました。もちろん冷たい麺です。

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和カフェなので、周囲の人たちはみんなかき氷を召し上がっていました。

金シャチ横丁(宗春ゾーン)

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東門(地下鉄市役所駅を出てすぐ)

こちらは、新鋭のグルメが集まっています(いわゆる若者向け?) 

 

名古屋城へのアクセス(夏場の注意点)

アクセスについては、乗換アプリなどで調べられると思いますが、私の実体験から夏場に注意していただきたいことをひとつ。

私は、いつもは地下鉄を利用して市役所駅で降りて東門から入るルートを利用していますが、今回は正門前から出てしまったので、そこから名古屋駅に直接行くルートを考えたのですが・・・

・メーグル(名古屋駅発の観光スポット周遊バス)は、月曜日は運休

・正門前のバス停から名古屋駅にいく路線バスがない(栄には行けます)

・地下鉄 浅間町駅まで歩く(徒歩12分 1km)

・地下鉄 市役所駅まで歩く(徒歩12分 1km)

 

地図では市役所駅まで行くの同じでしたので、利用したことのない浅間町まで歩いてみました。が、日陰のない国道沿いを歩くのは辛かったです。特にご存じのとおり今年の名古屋は”災害レベル”の暑さ。

正門を出てから地下鉄を利用したいという方は、再度城内を通り抜け東門から出て、市役所駅に向かいましょう。緑の多い城内には日陰やベンチ、トイレなどもあります。

正門を出て金シャチ横丁を利用した場合は、再入場が可能だそうです。正門でスタンプを押してもらってくださいね。

 

真夏の名古屋は正直オススメしませんが、気候が良い季節には、豪華絢爛な本丸御殿をぜひ訪ねてみてください。