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【春の奈良旅2】法輪寺桜の咲く奈良 法輪寺へ

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2019年4月の春の奈良旅 つづきです。  

 

春の奈良旅ルートはこんな感じ

1日目

(奈良駅からレンタカーで)法輪寺---法起寺(斑鳩)---室生寺(宇陀市)---(室生ダムに立ち寄り)---奈良市内 ワシントンホテルプラザ泊

2日目

(ホテルから徒歩で)東大寺(大仏殿、二月堂)---正倉院とおかっぱ桜に寄り道---興福寺(中金堂)

 

奈良に到着して最初に訪ねた聖徳太子ゆかりの法輪寺のご紹介です。

 

聖徳太子の病気平癒を願って建立された法輪寺

法輪寺の概要

聖徳太子の子である山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、聖徳太子の病気平癒を願って7世紀に創建されたと伝えられています。別名・三井寺

三重塔をはじめとした伽藍は再建されたものであるため、法輪寺は「法隆寺地域の仏教建造物」には含まれていませんが、伽藍配置は法隆寺と同じ形式をとっていたことや当時の規模などが発掘調査で明らかになっているそうです。

 

法輪寺の境内

山門

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門をくぐった左側に受付があります。拝観料は500円。御朱印もこちらでお願いできます。

境内の建物

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正面に講堂、左に三重塔、右に金堂。過去には廻廊もあったそうです。

三重塔

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最古かつ最大といわれた三重塔は1944(昭和19)年に落雷で焼失し、現在の塔は1975(昭和50)年に建てられたもの。

現存ではありませんが、その形式からこの塔及び法隆寺五重塔、法起寺三重塔とあわせ「斑鳩三塔」と称されているそうです。三塔現存だったらと思うと残念です。

金堂 

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江戸時代前期に再建された建物。かつてはここにご本尊を安置していました。

講堂(収蔵庫)

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かつて講堂があった場所には、収蔵庫が建てられ、内部にはご本尊の薬師如来をはじめ数体の仏像が安置されています。お寺のお堂というより展示館という感じです。

薬師如来と虚空像菩薩像が飛鳥時代のもの。それ以外も平安から鎌倉時代にかけての貴重な文化財です。

妙見堂

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希少品種の法輪寺桜

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丸くてかわいらしい八重の桜が講堂の前に咲いていました。お聞きすると「法輪寺桜」といい、京都嵐山にある法輪寺周辺に咲く珍しい桜だそうです。

同じ名前を持つお寺の縁でここに一部移植しているそうです。

 

 

法輪寺の御朱印

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法輪寺へのアクセスは?

公共交通機関の場合の最寄りは法起寺のバス停。そこからこの道を600m(約15分)ほど歩くことになります。交通量の少ない平坦な道です。

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車の場合は境内の前に10台ほどの駐車スペース(無料)があります。

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せっかくレンタカーを借りたので、この先、公共交通機関ではアクセスが大変なところへ一気に行ってしまおうという計画で、室生寺へ向かいます。