おでかけ ももよろず

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【2024年版】文化財修復中や巨大建造物の”世紀の大工事を見る”のススメ

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本年もブログ「おでかけももよろず」をよろしくお願い申し上げます。

新年最初の記事を何にしようかとあれこれと考えているうちに1週間経過。ということで年頭の記事スタートです。

 

巨大建造物とその工事中を見るのが大好きな私。

これまで全国各地そしてスペインまでも「現場見学」に行ってまいりました。

前回の記事も多くの方にご覧いただいておりましたが、3年経過しているのでリニューアル版として2024年に楽しめる修復&工事現場をまとめてみました。

(一部重複あります)

www.momoyorozu.net

 

なお、すべてが工事中の様子を見られるというわけではありません。

見学専用のルートが整備されているところもあれば、特定日に現場見学会が開催されるもの、工事用の囲いがとれるまで一切見られないものがありますので、詳細は公式サイトなどでご確認された上でお出かけください。

 

まずは地元静岡県から

静岡浅間神社(静岡県)

駿府で人質時代を送っていた徳川家康(当時は竹千代から松平元信)が元服した神社で、江戸時代以降も幕府から厚い庇護を受け荘厳な社殿が築かれました。

現在、境内では「平成令和の大改修」が順次行われており(トータル20年間)、昨年より神社を象徴する2階建ての大拝殿(高さ25メートル)が工事に入りました。

2023年7月撮影

拝殿の修復完了は2028(令和10)年の予定です。

 

2018年に行ったときに工事中だった楼門のようす。

2023年にはきれいにお化粧直しされ、鮮明な彫刻や黒々とした瓦屋根を見ることができました。

工事中は完全にシートに覆われ見られませんでしたが、限定見学会がありました。

同様に拝殿工事中もこのような機会が設けられるかもしれませんので、公式SNSなどをチェックしてみてください。

 

首里城(沖縄県)

2019年の火災により世界遺産に登録されている建造物の多くが焼失してしまいました。現在、主殿を再建中で2026年に完成予定。

見学ルートが整備された建物内で工事が進められています。

2023年11月撮影

ガラス張りで見やすく、映像やパネルでの解説も充実しています(名古屋城本丸御殿復元工事や姫路城修復工事での公開と同等です)

貴重な世界遺産の復元工事現場ですのでオススメです。

焼け落ちた龍の飾りの一部も展示されています。

なお正殿完成後も、副殿や南殿の復元が続いていくそうです。

 

熊本城(熊本県)

2016年の熊本地震で建物や石垣が甚大な被害を受けた熊本城。

2016年12月撮影

2021年に天守(大小共に)の修復が完了し、天守にも入ることができるようになりました。

2023年4月撮影 

震災後に1本足で立っていた飯田丸五階櫓は取り壊され復元中

 

400年の間落ちなかった櫓として現存する宇土櫓は、熊本地震でも倒壊することなく外観は保っていましたが、内部の損傷が激しく、2023年より解体修復工事がはじまりました。

熊本城は石垣など重要文化財も多く、すべての修復が完了するには何十年という時間を要するといわれています。

 

弘前城(青森県)

建物は小さいながらも国内に現存する12天守のうちのひとつで、東日本では唯一。

2021年7月撮影

石垣の孕み(はらみ=膨張)を修復するために、天守を曳屋(ひきや=建物を解体せずにレールに載せて移動させる工法)で別の場所に置いて石垣修復が進められています。

再びこの石垣の上に天守が戻るのは2025年の予定です。

石垣の上から降ろされた天守の光景が見られるのはあとわずか。

そしてタイミングがあえば、曳屋で天守が動く瞬間を見られるかも。

www.hirosaki-kanko.or.jp

 

名古屋城(愛知県)

名古屋城は、尾張徳川家の居城として江戸時代に建造されたものが、天守閣、本丸御殿ともに第二次世界大戦までは現存しており国宝にも指定されていましたが、戦火により焼失。

記録されている図面に基づき、2018年に本丸御殿が復元されました。

写真左が本丸御殿、右が天守閣

www.momoyorozu.net

 

本丸御殿に続き、天守閣も木造で再建する計画になっていますが、石垣の耐震性の問題などで工事が頓挫しています。

2018年7月撮影

さらにエレベーター問題も勃発。

この先どうなるか心配ですが、本丸御殿建築にあたっては市民や企業からの寄付がかなり集まった名古屋。城に対する熱意がすごい町なので期待したいところです。

 

羽黒山五重塔(山形県)

出羽三山の杉の木立に囲まれた参道にある五重塔。

約600年前に再建された東北地方最古の塔で国宝に指定されています。高さは29メートル。

2022年7月撮影

杮葺き屋根の修復工事が行われており、2025年春ごろ修復完了予定。

工事期間中は足場が組まれシートで覆われるため塔は見られませんが、参道を登った先(車で行くことも可能)にあるこちらの拝殿も素晴らしいのでオススメです。

 

興福寺五重塔(奈良県)

国宝でもある興福寺の五重塔は、高さ50.1メートル。国内の木造建築の五重塔では京都 東寺に次いで2番目です。

2018年4月撮影

瓦の葺き替え工事が進められており、2024年夏ごろまでには素屋根で覆われ五重塔は見られなくなります。

工事は2031(令和13)年まで続く予定ですので、見るなら春ごろまででしょうか。

 

ということで、現在修復や復元工事が進むお城や塔などを中心にご紹介しました。

建物が見られなくてがっかりするのではなく、素屋根や足場が組まれた姿もレアなので、遭遇した場合はぜひ写真に記録しておきましょう。

世界編のスペイン サグラダ・ファミリアについては別記事にてご紹介する予定です。