2018年6月のどこかにマイル旅。
福岡の宗像大社を参拝は、福津市にある神社・宮地嶽神社へ向かいました。距離にして10kmほど、車で20分ほどの距離でした。
福岡に行く直前まで知らなかったのですが、知人からのオススメ情報だったので調べてみると、嵐が出演したCMで人気だというではないですか。
嵐のファンではありませんが(というかジャニーズ系はン十年前に卒業)、こういうミーハーな話題は大好き(笑)。実際には、歴史も古く、建造物も、季節的的にもみどころが多い神社でした。
宮地嶽神社について
「みやじだけじんじゃ」と読みます。歴史は古く約1700年前の創建です。
由緒とご祭神
・息長足比売命 (おきながたらしひめのみこと)
別名 神功皇后(じんぐうこうごう)・・・第15代 応仁天皇の母
・勝村大神(かつむらのおおかみ)
・勝頼大神(かつよりのおおかみ)
大陸への船出にあたりこの地から航海の安全を祈ったことから、随行の2名とあわせ宮地嶽三柱大神として祀られました。「何事にも打ち勝つ開運の神」として信仰されてきました。
宮地嶽神社の境内
参道の階段
100段ちょっとはあるのでしょうか? 神社に階段はつきものですので、ここで日頃の運動不足を解消です(苦笑)
これを登り、振り返ると・・・
海まで道がまっすぐに伸びる絶景 ”光の道”
これだけでも「おぉ~」と感動するのですが、2月と10月にはさらに絶景に変わります。私が訪ねたのは6月なので見られませんでしたが・・・
貼ってあったポスターので画像お借りしましたm(__)m
正面に夕日が沈む光景は 光の道 と呼ばれているそうで、嵐を起用したJALのCMに使われました。
JALが就航していない静岡県住みにとっては、そのCMが流れているのを見たことない!ということで、You Tubeでさがしました。「うちもJAL飛んでないし・・・(泣)」という空港なし&JAL未就航の県民のみなさまはこちらをどうぞ。
ただでさえ行ってみたくなる絶景に、嵐がロケしたとなれば・・・ご想像のとおりここ数年は”光の道”の季節になると、この階段周辺はすごいことになっているようです。
ちなみに静岡県の浜名湖にも季節限定の似たような風景があります。
浜名湖弁天島の鳥居です。観光用につくられた鳥居ですが、冬至の前後1ヶ月間、鳥居の真ん中にすっぽりと夕日が入ります。福岡まで行かれないという方はぜひ。
そして、嵐とはいいませんので、この絶景どこかのCMで使ってくれないかな~?
地元PRから話を戻しまして(苦笑)・・・
嵐の「聖地」をもっと楽しみたい方にはこんなのもあります。
嵐のメンバーたちのお手植えかどうかは不明ですけど記念植樹(桜)です。
楼門
楼門もかなり立派な佇まいですが、その真ん中からは拝殿の注連縄が見えます。
拝殿
中に入ると境内は菖蒲であふれていました(人であふれていなくてよかった・・・)
菖蒲まつりは開花具合がよく予定より延長されていてました。ラッキーでした(^^)v
巨大な注連縄がインパクトあります。”日本一の大注連縄”といわれ、長さ11m、重さは3トン近くあります。
真下から・・・
3年に一度架け替えが行われるそうです。
本殿
拝殿の後ろで金色に輝く屋根が本殿です。この角度が精いっぱい(-_-;)
本殿のさらに奥には、奥宮八社巡りや古墳などもあるようでしたが、そちらまで足を延ばす時間がなく境内をあとにしようとしたところ結婚式の列に遭遇。
予想外に満開の菖蒲やおめでたい場面が見られてラッキーでした♡
がっ、肝心なものを見るのを忘れてきました。宮地嶽神社には注連縄の他にも2つの日本一があります。「大鈴」と「大太鼓」だそうですが、場所がよくわからなくてたどりつけませんでした(泣)
いずれにしても黄金の本殿、日本一を誇る大注連縄などみどころの多い神社でした。光の道も含め、あらためてまたゆっくり巡ってみたいと思うのでした。
そして、もうひとつ気になったのが田んぼ。
駐車場から境内への道中ですが、神事が行われた直後のようです。調べてみたら注連縄で使う藁をご神田で作るそうですが、これかな?
宮地嶽神社の御朱印
限定の菖蒲まつりの御朱印もいただけるようでしたが、何度も足を運べる場所ではないので、神社の名が中央に記されているものを選びました。新元号記念で菊の御紋入りです。