おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【どこかにマイルで福岡4】「令和」ゆかりの地 大宰府政庁跡~「梅花の宴」と100名城スタンプも~

スポンサーリンク

2019年6月の福岡の旅、福津市の宮地嶽神社に続いて太宰府市を訪ねました。福津市から太宰府市までは九州自動車道(古賀ICから太宰府IC)を利用して50分ほどでした。 

 

当初は佐賀(唐津)まで足を延ばしたかったのですが、レンタカーなので何かとマイペースすぎて時間にも無理がでてきました。ムリをしても結局骨折り損・・・になるのは過去に何度も経験済み。

実は一昨年の熊本を巡り福岡空港へ向かう途中に太宰府天満宮に立ち寄る予定でした。太宰府インターを降りたのですが、滞在時間が全然ないということに気づき、駅前から参道の雰囲気をちらりと横目に通過しただけという経緯があります。

でも今になれば、「令和」になったこのタイミングでこの地を訪れるような巡り合わせだったのだな、と自分に都合よく解釈しています(笑)

太宰府というと天満宮が真っ先に思い浮かびますが、今回はそれをしのぐ超注目スポット、「令和」の語源となったあれこれを訪ねてみました。

 

地方最大の役所があった大宰府政庁跡

この地には、7世紀から12世紀にかけて地方最大の役所、大宰府がおかれていました。九州一帯(西海道)の統治と大陸との交流窓口、軍事防衛の拠点という重要な位置づけです。

なお「太宰府」の漢字表記については以下のとおりです。

「だざいふ」のについて

律令制下の役所を指す場合は「宰府」、現在の行政名や天満宮については「宰府」を用いています。(古都大宰府保存協会資料より引用)

発掘調査で遺構が確認されたこの周辺一帯は、史跡公園となっています。

駐車場から南門跡

f:id:momoyorozu:20190724000150j:plain

南門跡(正面)

f:id:momoyorozu:20190724000243j:plain

政庁跡(中門から正殿跡方面)

f:id:momoyorozu:20190724000451j:plain

f:id:momoyorozu:20190724000516j:plain

遺構跡の目安に石が並ぶ広大な空間。

かつてのお役所跡は、今や芝生が青々と茂り市民の憩いの場といった様相です。ボール遊びをしたり木陰でピクニックする親子、楽器の練習をする中高生などがいました。

門など主要遺構の石碑がある程度なので、あとは想像に身を任せましょう(笑)

f:id:momoyorozu:20190724000318j:plain

この政庁跡だけでは??なのですが、この地が全国から注目されるきっかけになった場所がすぐ近くにありますので行ってみました。

新元号で注目を浴びた「アレ」を見に大宰府展示館へ

大宰府展示館入口

f:id:momoyorozu:20190724001744j:plain

f:id:momoyorozu:20190724001818j:plain

発掘調査によって確認された遺構の他、大宰府の歴史や周辺の地形などを紹介する展示施設です。実はこの周辺、大宰府政庁のみならず、重要な史跡が集まっておりそれらの総合案内もこちらで行っています。

展示館は私が訪ねた時は入館無料でしたが、令和元年7月1日より有料になっています。(おとな200円)

今や全国から観光客が訪れるスポットとなり、こんなコーナーがありました。

f:id:momoyorozu:20190724002124j:plain

「梅花の宴」のジオラマ

f:id:momoyorozu:20190724002333j:plain

この展示施設を訪ねる多くの観光客のお目当てがこれ(笑)

館内に入ってすぐの”特等席”に(ガラスケースの中に)あります。

「梅花の宴」(ばいかのうたげ、ばいかのえん)とは、奈良時代に編さんされた万葉集の中で、梅の花に関する和歌32首、およびその歌会のこと。その様子を博多人形で再現しています。「令和」の元号は、この序文の中の記述が語源とされています。

館内にはボランティアガイドさんが数名いらっしゃり、ジオラマを中心に丁寧に解説してくれます。気軽に質問にもこたえてくださいましたよ。

この歌会を主催した大伴旅人(おおとものたびと)は、大宰府のエリート官僚でしたが、歌人としても多くの歌を残しています。旅人が主催した宴に参加した参加者たちがどんな人たちか、旅人はこの時奥さんを亡くして3年弱という時期でもあり、宴といいながらもかなり暗い歌を詠んでいた・・・など素人でも興味をひくエピソードで語ってくださいました。

 

この他にも大宰府政庁跡の模型や出土品、さらには遺構の一部が展示されています。写真撮影は自由とかなり良心的な施設です。

大宰府政庁の復元模型

f:id:momoyorozu:20190724003142j:plain

多分こうだったんじゃないか、的な模型!? よく見れば奈良の平城京跡のような感じ。

素掘りの溝(遺構)

f:id:momoyorozu:20190724003621j:plain

この発掘されたそのままを展示しています。

発掘された資料など

f:id:momoyorozu:20190724003509j:plain

f:id:momoyorozu:20190724003424j:plain

ガラスケースの左、宴の食事の様子です。海の幸が多く豪華です。 

日本100名城「大野城」のスタンプあります

実は、この館内でスタンプがいただけます。

f:id:momoyorozu:20190724003955j:plain

私がここを訪れたのは「梅花の宴」だけでなくこちらの目的もありました。

しかしなんで?ですよね。所在地も全然違うし・・・私もよくわかりませんので聞きました。できるならその城跡に行ってみたいとも思ったので。

が、大野城跡は背後に見える山(四王寺山)にあり、ここからハイキングコースを往復すると1時間半くらいかかるとのこと。さすがにこれは断念するしかありません(T_T)

この写真の中央あたりにある山の中だそうです  ↓ ↓ ↓ ↓ 

f:id:momoyorozu:20190724000451j:plain

城跡とはいってもこの大宰府政庁の防衛を目的につくられた「古代山城」になります。一般的に考える戦国時代から江戸にかけてのものとはとらえ方が違います。

当然建物はなく土塁などの遺構が残るだけですが、とはいえ初代日本100名城に選定されるくらいなので歴史的価値はかなり高いのだと思います。

なお、続・日本100名城に指定された水城(みずき)もこの一帯の城跡のひとつだそうです。

とても一度で巡ることはできない広大な史跡です。展示館ではおすすめコースのパンフレットも用意されています。ガイドさんの案内で巡ることもできるそうです。

 

大宰府政庁の記念グッズ

ブームに乗って記念グッズを購入してきました(笑)

f:id:momoyorozu:20190725022125j:plain

いずれもクリアファイルですが、「令和」の元号の書と梅花の宴のジオラマのものです。いずれも300円です。

序文の説明資料も入っていますので自宅に帰って復習にもなりますし、今年いっぱいくらいならおみやげとしても注目の一品です。

この他には書籍やポストカード、缶詰?がありました。

 

この後は、大宰府展示館を上回る令和フィーバーに沸く坂本八幡宮へ向かいます。

 

 古都大宰府保存協会