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【マカオの旅8】マカオタワーが予想外に面白かった件

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2019年11月のマカオの旅 つづきです。 

www.momoyorozu.net

 

今回の半日観光の後半は、再び車移動でマカオタワーへ。

車でピックアップしてもらった場所の近くにはマカオ特別行政区政府總部というマカオ地区の官邸みたいな建物がありましたが、カラフルすぎてビックリ(@_@)

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1kmもないのでほんの数分でマカオタワーに到着。

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写真はリスボア付近から撮影したもの

 

私は巨大建造物好き♡なのですが、建設中のレアな風景やその外観を楽しみたいので、正直タワーに登ることに興味がありません。

スカイツリーも建設の様子を見たくて東京まで理由をつけては何度も足を運んでいましたが、完成した瞬間に興味を失いました。いまだに展望台は登ったことはありません。

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2010.7撮影 

 

そんなわけで、マカオタワーに行くくらいなら世界遺産巡りの立ち寄りを増やしてほしいと思っていたくらいです。

ところが、行ってみたらこれがとても楽しかったのでまとめてみました~

 

マカオタワーとは

正式名称はマカオタワーコンベンションアンドエンターテイメントセンター。

2001年12月にオープンしたタワーは、高さは338メートル。展望台の高さは223メートル。

エントランス

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ドアにほぼ前付けで降車したので外観の写真を撮る間もなく・・・空き缶細工のタワー(笑)

マカオでは一番高い建造物ですが、世界に数あるタワーの中ではそんなに際立つ高さではありません。ところが、世界中からここにやってくる”チャレンジャー”が後を絶ちません。

 

マカオタワーに世界中から人が集まる理由

このタワーを有名にしているのが、クレイジーなアトラクション

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233mの地点からのバンジージャンプは世界一。お値段もびっくりですが・・・

パネルには”殿堂”として有名人が掲載されています。日本人では、松山ケンイチさん、錦戸亮さんの写真がありました。

この他にもスカイウォーク、タワークライムといったスリリングなアトラクションが揃っているのです。

 

マカオタワー展望台へ 

チケットブース

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エントランスから階下に降りたところにあります。

日曜日のお昼頃ですがガラガラでした。

世界遺産巡りツアーにタワー展望台入場料込みなのでガイドさんにおまかせ。個人で入場すると2400円だそうです。

ネットなどで上手にチケット購入するともう少し安くなると思います。

【kKday】マカオタワーアフタヌーンティー(マカオタワー入場券付き)

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帰りにもここに立ち寄ることができます。品ぞろえは、ビミョーです。

さっそくエレベーターに乗って展望台へ。エレベーターはこれまた特徴もないので写真もありません(-_-;)

展望台は二層になっていて、まずは下の展望台へ

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また缶のオブジェ(>_<)

 

展望台から見るマカオ周辺の風景

(北)マカオ半島

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中心少し右寄りのゴールドの建物がグランドリスボア。蓮の花をイメージしているそうです。その奥には渡って来た港珠澳大橋があります。

(南)タイパ島

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南のタイパ島とは3本の橋でつながっています。

マカオは中国本土と接するマカオ半島と2つの島(タイパ島とコロネア島)から成り立っていますが、2つの島の間はどんどんと埋め立てられて、現在は大型カジノリゾートホテルが立ち並ぶコタイ地区によって陸続きになっています。

なお、マカオ国際空港はこのタイパ島の東側にあります。

この様子ではマカオ半島とタイパ島が陸続きになるのも時間の問題ですね。

 (西)中国・珠海市

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写真手前のひょうたんのようなところはマカオ

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湾を挟んだ西と西南は特別区ではないれっきとした中国。

まだ建造間もないと思われるビルが林立しています。

15年ほど前に韓国の板門店付近から見た北朝鮮の宣伝村(”こっちは発展してるんだぞアピール”をするためのビルが建っていますが、実は無人)を思い出しましたが、こっちは正真正銘バブリーな中国です。

昔は経済的に裕福なマカオに対岸(本土)の中国人たちが安い労働力として出稼ぎに来ていたそうですが、今は逆転し、本土からの人たちの観光やカジノ収入で成り立っているマカオ。自分たちは”マカオ人”であることに誇りを持っているそうですが、あくまでも中国という国の一部であることも納得の上でのこと。香港とは事情が違うようです。う~ん、日本人の私には理解しがたいことだらけです。

 

西湾大橋 

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タイパ島とつながる3本のうち、いちばん西側にある橋。

橋脚の主塔の形がマカオのMにも、あるいは横にすると”3番目にできた橋”を意味する3にも見えます。この橋、二層構造になっていて荒天の時には(他の2つが通行止めになっても)下段のトンネル(丸い窓のようなものがある部分)だけが通行できるそうです。 

嘉楽庇総督大橋と友誼大橋

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手前の嘉楽庇総督大橋はいちばん歴史が古く、ポルトガル植民地時代の1974年に開通。現在はバスとタクシー専用の橋です。

リスボアの近くから見るとベタ踏み坂みたい(;'∀')

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展望フロアには、お約束のシースルーフロア

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ここのフロアからはバンジーで着地するのが見えちゃうのです。233Mの文字のある場所が着地点。

バンジージャンプばかりでなく、”お願い事”が書かれたこんな可愛らしいものも。

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さらに一層上の展望台へ。

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さきほどの展望台は人も少なく、ガイドさんとゆっくり話もできましたが、こちらはアミューズメントの受付があるのでそれなりににぎわっていました。

 

バンジーなどアトラクションに挑戦する人々

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バンジージャンプにいたっては5万円ほどかかるそうですが、私なら5万円もらっても絶対無理ですね。

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もう一回り若ければスカイウォーク(展望台の縁を歩く)くらいはやってもいいかな~なんて思ったりもしましたけど(笑)
  

ガイドさんは、私がひとり参加ということや同年代ということもあってか、本来のツアー時間を延長してこの展望台でいろいろと説明してくれたり、バンジージャンプの様子を一緒に見たりしてくれました。気さくでとてもいい方でした。感謝m(__)m

ガイドさんが帰った後は、しばらく展望台に残って存分に景色を堪能。

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といいたいところですが、夜行便の疲れが出てしまいここの展望台でジュースを飲みながらしばしボーーーっ。

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テーブルや椅子もゆったりしているし、陽射したっぷりでポッカポカ。

 

再入場はできませんが、一度入場したら半日くらい楽しめそうな空間。景色はもちろんですが、バンジージャンプやスカイウォークに挑戦する人たちを眺めているだけで飽きません。

もちろん勇気があればアトラクションにもチャレンジするべきです。

そしてカップルならぜひ夜景も。

 

地上に楽しい娯楽施設がたくさんあるマカオですが、ぜひマカオを訪れたらこのタワー登ってみてみることを強力にオススメします。