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【愛媛】しまなみ海道の”定番”絶景スポットは「糸山公園」から

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2020年10月の愛媛の旅 つづきです。 

お城三昧の後は、私のもうひとつの大好物♡巨大建造物の見物です。

www.momoyorozu.net

 

お城も十分”巨大建造物”ですけど、最新技術を駆使し、そして景観にも配慮した近代の”巨大美術品”でもある橋とダムの魅力もなかなかのものです(笑) 

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しまなみ海道と来島海峡大橋

しまなみ海道は愛媛県今治市から広島県尾道市の島々を橋で結ぶルート。

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本四高速「しまなみ海道」のサイトからお借りしました


総延長約60キロメートルほどの道路(西瀬戸自動車道など)の総称ですが、自動車の他、サイクリングロード、歩道も整備されています。

特にサイクリングについては、景色の美しさや地形などサイクリストにとって人気が高く”サイクリストの聖地”とも呼ばれるほど。

 

しまなみ海道の中でも、四国側からの起点となる来島(くるしま)海峡大橋は、全長約4100メートルで四国側の今治と大島を結ぶ1999年に完成した世界初の三連吊り橋。

瀬戸内海にそびえる橋の美しい姿は、しまなみ海道の象徴にもなっています。

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自転車に乗れればいいのですが、高校生まではバリバリの脚力を誇っていた私も、車の運転免許を取得してからというもの自転車に乗る機会がなく早ン十年。

まっすぐ進めるか不安なレベル(もしかしたらサドルにまたがった瞬間倒れるレベルかも!?)なのでサイクリングは念頭にありません。 

 

しまなみ海道の絶景ポイント「糸山公園」

しまなみ海道には絶景スポットが数多くあります。しかし地元民ではないので、何か所も足を運ぶわけにはいきません。

ベタでいいので、しみなみ海道に来たゾ!というフォトスポットはおさえておきたいと思いました。そのついでに架橋美&多島美が眺められれば文句なしです。

今治城のスタッフさんにお聞きしたところ、糸山公園の展望台に行けば間違いないとのことでその教え通りに向かいました。 

 

糸山公園の場所

しまなみ海道・今治北インターの入口付近にあります(有料道路には入りません)

途中、サイクリスト用のターミナル「サンライズ糸山」へは向かわず、看板を通り過ぎ、眼下に造船所を見ながら進みます。ループのような道も走るのでなかなか楽しいコースです。トンネルを抜けたら駐車場です。

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到着したのは平日の午後1時頃。無料駐車場は余裕で停められました。

 

最初に向かったのは駐車場から歩いてすぐの展望スポットです。

 

来島海峡展望台

ここからの風景が「しまなみ海道」の紹介画像によく使われます。

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絶好の秋晴れなのに人がほとんどいません。この絶景ひとりじめしていいんですか?

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実はサイクリストは早朝出発し夕方近くに戻りますし、(今は少ないけれど)団体さんも周辺で食事をしてからここに来るので、お昼の時間帯は穴場なんだそうです。 

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来島海峡展望館

この絶景ポイントの前にある売店に入ってみました。 

お菓子や雑貨の他、軽食もあるオシャレな店内。

館内に入っておみやげを見ていると女性スタッフさんから「奥に資料展示室もありますからどうぞ~」と声をかけていただきました。

巨大建造物好きな私は、事前リサーチで気になっていた場所。売店の奥へ進みます。

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今まで明石海峡、瀬戸大橋の展示施設にも行きましたが、それに比べると小規模ですが、ササッとみるにはちょうどよい規模。つり橋のケーブルも展示されています。

 

ちなみに明石海峡大橋は有料の登頂ツアーに参加して主塔に上ることができます。

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(2009.9撮影) 

 

話を来島海峡に戻します。ここのスタッフさんが親切で、周辺情報を教えていただくうちにすっかり話が盛り上がってしまいました。

私が大三島のいくつかのスポットへも行きたいと話したのですが、「今から無理して行かれないことはないけど、そんなに時間に追われたらせっかくの旅も日常と変わらなくなってしまいますよ~」といわれてハッとしました。

このご褒美ともいえる晴天の下、この来島海峡大橋を眺めながらまったりする贅沢な旅もありだ!と気持ちを改めたらすご~く解放的な気分に。

 

さらに、この海峡を通るタンカーや船がなかなか見ごたえあるという新情報。

来島海峡の時刻表(そんなものがあることにビックリ)を参考に巨大タンカーが通るのを待つことにしました。

 

「巨大タンカー」には(種別)フラグが付いているという何ともマニアックな時刻表

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来島海峡海上交通センター

 

タンカーを待つ間にもうひとつ展望台があることをお聞きして行ってみました。

 

ブラタモリにも登場「糸山展望台」

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来島海峡展望館から歩いて10分ほど。

ですが、こちらの展望台専用の駐車スペースがあるというので車で移動です(>_<)

上から駐車場を見下ろすとこんな感じなので50段ほど登ったでしょうか?

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展望台の建物1階からでも十分眺めはいいのですが・・・

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ここまで来たらあともうひと踏ん張り、塔の右にあるらせん階段を登りました!

 

この階段室を出たところからの景色がこちら! 

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(記事冒頭の写真と重複しています)

村上水軍を特集した『ブラタモリ』(2021年1月16日放送)をご覧になった方は記憶にあるかもしれませんが、番組冒頭に出てきたしまなみ海道はここから撮影されています。

放送日やタモリさんたちの服装から、私が訪れた数週間前後(悔しいニアミス)と思います。

 

道路面までしっかり見えるこの高さは気持ちいいですよ~

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望遠レンズで、サイクリストや遠足の小学生の姿までとらえてしまいました~(^^)v

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そうか、自転車に乗れないなら「歩いて渡る」という手がありましたね(≧∇≦)

 

方向を変えてみると、造船所(ドック)や来島が見えます。

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来島はこの海峡の名前にもなっていて、その語源はこの付近の潮流が激しいことから「狂う潮」がなまって「来島」になったという説もあります。島にはかつて、村上水軍の拠点、来島城もありました。

 

今治方面からの自動車道と走って来たループ橋も見えます。

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展望台の壁面に飾られていた平山郁夫さんのスケッチ

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2~3組訪れた程度で、この展望台もほぼ貸し切り状態でした。 

 

さて、そろそろタンカーもやってきそうなので下ります。 

 

来島海峡でタンカーウォッチング

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正直、船舶は詳しくないので、いったい何を運んできたんだろう、どんな仕事してる船だろうと想像するのも楽しいですね。

 

お目当てのタンカーは、実は手前の航路は通行できず、奥の航路を通ってきました。

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(時刻表情報によると)約10万トンのバラ積み船で全長は約300メートル。オーストラリアへ旅立って(帰って?)いきました。

このような巨大船を間近で見ることは滅多にないので、まさに「非日常」。1日ここでボーっとしていても飽きないかも!?

 

 

来島海峡展望館のスタッフさんにはいろいろ親切にしていただき、記念グッズまでいただいてしまいました。

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おみやげも買いたかったのですが、(道後温泉で買い込みすぎてしまい)ジュース1本でスミマセンm(__)m

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この後は、ちょっとだけでもしまなみ海道の橋を渡ってみたいのと、続100名城を攻めるため、これまたブラタモリを先取り!?して、村上海賊ミュージアムに向かいます。