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【函館】箱館奉行所と緑あふれる五稜郭内を散策

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2021年7月の函館~青森旅行記です。 

www.momoyorozu.net

 

五稜郭タワーから五稜郭の星型をしっかり目におさめた後は、五稜郭の中へ。

日本独特の城郭建築とは似ているようであり、やっぱり違う和洋折衷な城郭 五稜郭は新発見だらけでした。

 

五稜郭公園を歩く

公園入口

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タワーから2~3分で到着。地上に降りてしまうと、きれいな星の形どころか、単なる公園にしか見えません。

五稜郭は、西洋の城郭を模して造られた防御施設。

設計は、蘭学者、科学者である武田斐三郎(あやさぶろう)氏。

お名前が甲斐の国の人っぽいので気になりますが、伊予大洲藩士のご出身だそうです。 

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【五稜郭の大きさ】

・(史跡指定部分)251000平方メートル(東京ドーム約5個分)

・直径 東西 500m×南北500m

・堀の規模 最大幅30m、深さ4~5m、外周1.8km

 

何はともあれ広い!(笑) 

堀沿いに遊歩道があり、距離も程よくマラソン&お散歩に最適なコースのようです。

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皇居や駿府城のように水堀の残る城郭と同じような雰囲気です。

 

 

最初の橋を渡った右側、この直角ではないビミョーな角度の石垣。

半月堡と石垣

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地図内の左下、黄色でマークした部分にいます。

 

※地図はこちらのサイトよりお借りしました

五稜郭公園 | 一般財団法人 函館市住宅都市施設公社

 

正面入口の防御の役割があり本来は5か所に造られる予定でしたが、予算不足なのか規模が縮小され、実際に造られたのはここのみ。

上部の飛び出た部分は「刎ね出し」といい、敵の侵入を防ぐためのしかけになっています。

 

もうひとつの橋をわたっていよいよ”星の中”

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なお、この門から先の入場は無料(開園時間 (夏季)5:00~19:00)ですが、箱館奉行所のみが有料施設となっています。

本塁と石垣

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藤棚の両脇に設けられた高い石垣は、地表から6メートルほど。

郭内への入口という重要な防御拠点のためにいちばん高くなっています。ここにも「刎ね出し」があります。

石垣は算木積みの角に対して、正面は装飾性も考慮された積み方です(亀甲のような、ビミョーな形です)

 

土塁の内側に入った後、階段が何か所かあるので登ってみました。

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今いるのはココ(黄色い★)

 

防衛拠点としての土塁の高さは感じることはできますが、星形の感覚はさっぱり(苦笑)

その一方で、この季節、桜の木が植えられていることは地上でないとわかりません。

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ピンクに染まる五稜郭の舞台裏を見た気分です。

写真左の蔵の建物裏あたりのようすです。

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※写真は写真ACよりお借りしました
 

土塁の上から奉行所方面 

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7月にツツジが咲いているのがなんとも不思議(by.静岡県民)

奉行所右奥から郭内 南方面

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復元された箱館奉行所の中へ

星の中心にはかつて、1864年に建てられた奉行所を中心に、役人などの住居である長屋や蔵など20数棟が建っていたそうですが、1871年には解体されてしまいました。

しかし、当時の古い写真や資料をもとに、当時の材料や工法を忠実に再現して2010年に奉行所の建物が復元されました。

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曇ってしまい写真が暗いのですが、注目すべきは赤い屋根瓦。

越前赤瓦が使われています。材料は発掘された古い瓦から調べ、さらに古写真から瓦の枚数まで判明したというから驚きです。

入館料はおとな500円。建物内の写真撮影は自由です。

 

実際には、当時の建物の3分の1が復元されています。(オレンジ色の部分)

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使者之間

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四之間から壱之間

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いちばん奥の壱之間がお奉行と接見する部屋です。

欄間の透かしや釘隠しなど、江戸時代の御殿そのものです。

木材も良いものを使っているなあと感じるのですが、正直なところ、先に名古屋城の本丸御殿を見てしまったので質素な感じすらしてしまうのです。 

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大名の住まいや将軍を迎えるため迎賓施設である本丸御殿とは役割がまったく違いますけど。

 

表座敷

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こちらはお奉行の執務室。地味です(役所なので派手にする必要もありませんけど)

 

中庭

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この先は、展示が多いエリアです。

歴史発見ゾーン

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五稜郭タワー内は箱館戦争に重点をおいた展示になっていましたが、こちらは幕末の開国からの奉行所の役割、そして箱館戦争にいたるまでを解説しています。

気になった展示

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五稜郭もあれば四稜郭もあるのです。

そして徳川幕府は、鬼門鎮護のために東照宮を造ったのです。

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四稜郭と東照宮はいつかリベンジします。できれば桜の季節に・・・

 

式台の埋め甕(うめがめ)

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玄関の式台から発掘された大きな甕。

能舞台のある建物では音を反響させるために甕を埋めることがあるそうですが、この甕の目的は??

太鼓櫓への階段

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建物のシンボルともなっている櫓への階段。特別企画などで登れたりするといいんですけどね。

 

この他に、建物内には復元工事にまつわる映像シアターや展示がありました。ゆっくり見ていくと所要30~40分といったところです。 

 

土蔵・板庫

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いちばん左の白い建物(土蔵 兵糧庫)は唯一現存する当時からの建物。

真ん中はお休処。おみやげやグッズの販売、100名城スタンプもこちらでいただけます。

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※100名城スタンプは、五稜郭タワーのチケット売り場にもあります。

 

まとめ

サムライの国・日本の最期を見てきたこの五稜郭。

上から見ると日本の城郭とはかけ離れた形の五稜郭でしたが、中を歩いてみると戦国時代からの日本の城郭を見ているのと何ら変わらない雰囲気がたっぷりでした。

函館にはリベンジしたいことがいくつかありますので、次はぜひ桜の季節に目指したいと思います。

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