おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【宮崎】天照大御神が隠れた岩戸が御神体「天岩戸神社」

スポンサーリンク

2021年秋の宮崎・大分旅行記です。

高千穂神社、高千穂峡とみどころを満喫し、高千穂町観光の最後は日本神話にも登場するアレがある有名な神社です。

www.momoyorozu.net

 

 

日本神話と天岩戸神社

天照大御神(あまてらすおおみかみ)たちが住む高天原で、その弟 須佐之男命(すさのおのみこと)が大暴れすることを悲しんだ天照大神は、岩戸の中に隠れてしまいました。

太陽神である天照大神が隠れるとこの世は真っ暗になり、作物は育たず、疫病が流行するなど大変な状態に。困った神々たちはなんとか天照大御神を外に出そうと相談します。

岩戸の前で楽しそうに踊ったりしていると気になった天照大御神は何事かとちょっぴり戸を開けて様子をうかがおうとします。そこに怪力の持ち主 手力男の神が力任せに戸をこじあけて天照大御神を外に連れ出し、再びこの世に明るさが戻ったというお話。

この時に、天照大御神が隠れたのが天岩戸(あまのいわと)で、天岩戸神社の御神体となっています。

 

天岩戸神社について

神社 概略

【名 称】天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)

【主祭神】西本宮・大日孁貴神(おおひるめのみこと=天照大神の別名)

     東本宮・天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ=天照大神の別名)

【配祀神】天鈿女命、手力男命、大年神、素盞嗚尊 など7柱

【創建年】不明

【創建者】不明

【文化財】石灯籠 他

【所在地】宮崎県西臼杵郡高千穂町

 

天岩戸神社には西本宮と東本宮があり、どちらも同一の神さま(表記は異なりますが、いずれも天照大御神のこと)が祀られています。

f:id:momoyorozu:20220117204903j:plain

今回は時間の都合で、西本宮から天安河原へ参拝し、対岸の東本宮の参拝はしていません。

 

天岩戸神社の境内のようす

鳥居

f:id:momoyorozu:20220120201023j:plain

この鳥居のすぐ横が無料駐車場です。段差もなく歩きやすい境内です。

由緒書きの板が迫力満点!

f:id:momoyorozu:20220120201132j:plain

 

石鳥居

f:id:momoyorozu:20220120201315j:plain

こちらには注連縄がありませんが、理由はわからないままです。

ここから先に社殿が並んでいます。

 

手水舎

f:id:momoyorozu:20220120201544j:plain

 

神門

f:id:momoyorozu:20220120201922j:plain

 

拝殿

f:id:momoyorozu:20220122190953j:plain

社殿は伊勢神宮などに通じるつくりで、いたってシンプル。

昭和61年に造営されたものだそうです。

 

神楽殿

f:id:momoyorozu:20220122191300j:plain

拝殿向かって左側にあります。

明治時代の建造物で、この境内では一番古い社殿となります。そして(ここから徒歩10分ほどの)天安河原の遥拝所にもなっています。

天岩戸神社の境内は歩きやすいのですが、天安河原は川岸を歩いたり橋を渡るので、車いすや歩行に不安がある方は危険かと思います。こちらからの遥拝をおすすめします。

 

古代銀杏と招霊(おがたま)の木

f:id:momoyorozu:20220122191626j:plain
f:id:momoyorozu:20220122191621j:plain

左・古代銀杏は長野県とここにしかない独特の葉と実をした特別な銀杏の木。

右・神楽で使用する鈴の起源と伝わる木で、秋に赤い小さい実がつきます。

いずれも見ごろには、ほんのちょっと早かったようです。

 

境内はそんなに広くはないので、参拝だけなら10分くらいでまわることができます。

しかし、この参拝だけで帰ってしまってはここに来た意味が半減、いや数パーセントしかありません!

御神体である天岩戸を臨むことのできる遥拝所に立ち入るために、案内ツアーに参加します。

 

「天岩戸 御神体」を遥拝所から参拝する

天岩戸は川の対岸にある洞窟で、神域であるため一般の立ち入りはできません。

また、拝殿からもその様子は見ることができませんが、神職さんの案内で、拝殿奥にある遥拝所(ようはいしょ)から参拝することができます。

なお、私自身参拝するまでちょっと勘違いしていたのでこちらに整理しておきます。

頓珍漢な質問にも丁寧に答えてくださった神職さんありがとうございました。

◆天岩戸は「天照大御神が隠れた洞窟」であり、天岩戸神社の御神体であるため、神職さん同行で遥拝所から参拝可能。

◆天安河原は「神様たちが天照大御神を天岩戸から出てもらうための作戦会議をした場所」で各自自由に立ち入り、参拝できます。

 

集合場所とスケジュール

f:id:momoyorozu:20220122192350j:plain

特別な手続きは不要で、授与所の向かいにある屋根付きの休憩所の前に集合します。

平日13:00のコースでしたが、10分前くらいから人が集まり総勢20名くらいでした。

 

説明の後、御祓いをしていただいて右の閂(かんぬき)のある入口から奥へ進みます。

f:id:momoyorozu:20220122192522j:plain

ここからは写真撮影禁止のため画像はありません。

川沿いの崖の上に設けられた遥拝所から対岸に天岩戸をのぞむことができました。

といっても木々に覆われ、岩盤も何度か崩落していてその形ははっきりしていないそうです。(そもそも私は目が悪いので、形があっても見えなかったと思いますが)

しかし、このわかりにくかった岩戸に2020年に初めてしめ縄がかけられました。これが現在、岩戸(洞窟)の目印になっています。これは見えます!

険しい岩場にあるため、しめ縄をかけることができなかったのですが、この度プロの登山家の協力でそれが実現したのだそうです。

このタイミングで参拝できたのもありがたいご縁だと思います。

 

こちらの遥拝については所要は20分ほど。

距離は短いですが、神職さんが丁寧に説明してくださいます。

案内してくださった神職さんの説明はとてもわかりやすく、参拝後には神楽殿の前で神様を祀ることの意味や日本人が守っていかなければいけない伝統など、ありがたいお話もしていただきました。

案内料はかかりませんが、拝殿脇に箱がありますのでお気持ちを納めましょう。

 

天岩戸神社と天安河原の御朱印

f:id:momoyorozu:20220122193514j:plain

天岩戸神社の授与所でいただきました。

天安河原の御朱印もこちらでいただくことができます。

オリジナル御朱印帳も数種類ありました。

 

天岩戸神社(西本宮)の場所と駐車場

高千穂峡や高千穂神社のあるエリアから約10kmほどのところにあり、車で15分ほどです。

境内前に無料駐車場があります。

 
なお、天安河原へは車では行かれませんので、駐車場に車を置いたまま向かいます。(徒歩10分ほどです)