2022年9月の淡路島・鳴門の旅行記です。
レンタカーで無事に神戸市内から淡路島へ上陸し、絶景の道の駅で休憩です。
淡路島と「道の駅 あわじ」
淡路島は兵庫県南部にある島で、大阪湾、瀬戸内海、紀伊水道に囲まれています。
南北53km、東西22km、島の周囲は約200kmで、約120000人が生活する島です。
古くから海上交通の要衝であるのはもちろん、古くは古事記にも登場し、日本でいちばん最初にできた島「国生み神話」もある歴史の古い島です。
その淡路島の北端にあるのが「道の駅 あわじ」です。
神戸淡路鳴門自動車道の淡路インターを降りて一般道を5分ほど走ったところにあります。(垂水インターからは車で20分ほどです)
※高速道路からは行かれません。淡路サービスエリアとはつながっていませんのでご注意ください
巨大なアンカレイジが鎮座する公園
道の駅あわじは、松帆アンカレイジパークに隣接しています。
アンカレイジとは吊り橋のメインケーブルを固定させるための巨大なコンクリートブロックのこと。
ズバリ!これ
世界最大級の吊り橋を支えるすごいやつなんです。
※これまで世界最長の吊り橋だった明石海峡大橋は、2022年3月にトルコに完成した吊り橋に首位の座を奪われてしまいました(T_T)
ここは明石海峡大橋 淡路島側の吊り橋の起点となっている場所です。
アンカレイジの中には、頑丈なケーブルが束ねられてさらにそれが束になって・・・(話がややこしくなるのでやめておきますが、興味のある方は神戸側にある「橋の科学館」へどうぞ)
アンカレイジのすぐ横が駐車場になっているので、道の駅に行けばもれなく橋の迫力を感じられます。
巨大建造物好きな私、ここは外せません!(笑)
お天気にも恵まれましたので、まずは明石海峡の景色を見に行ってみましょう。
明石海峡の眺望
対岸が神戸市
ちなみに神戸市側から見た淡路島がこちら
(2009.7撮影)
そして、橋の真下からの眺めに萌える~
主塔へ登るツアーは自動車道の下の通路を1km弱歩きます。
話がどんどん橋の方へ暴走してしまうので・・・軌道修正!
ブラタモリのオープニングに登場した風景
橋から少し角度を変えてみると、沿岸はのどかに釣りをする人々も見られました。
そしてこちらにも注目!
2021年9月放送の「ブラタモリ」でのオープニングで映っていたアレだ!とすぐにわかりました。
彩色された大きな構造物。
遊具にも見えますがいったい何なのでしょう?
これは、明石海峡大橋の建設時に海底に沈めた鋼鉄製の重り(専門用語でシンカー)。2020年に世界で活躍するアーティストにより彩色され、公園のシンボルに生まれ変わりました。建設の歴史をアートで残す。いいですね~
反対側を見ると、海峡に面して広々とした芝生広場が広がっています。
ピクニックはもちろん、バーベキューができるような施設などもそろっています。
こんな巨大建造物を1日見ていられる公園なんてうらやましい~
海鮮丼「えびす丸」でお昼ご飯
観光に夢中になるあまり食いっぱぐれることが多い私(リサーチしていっても混雑していたりするとそこで食べる気も失せてしまうので)
ここでチャンスがあるうちに早めの昼食をいただくことにしました。
道の駅 あわじには、セルフ形式の海鮮丼「えびす丸」やハンバーガーショップの他、レストランなどの飲食店があります。
やっぱり海の近くなので、ここは海鮮丼で。
メニューはこんな感じ。
良心的な価格の海鮮メニューが揃っています。これ迷うわ~
ダントツに生しらす丼が人気のようですが・・・一応うちの地元でも生しらすは食べられるし、正直「釜揚げしらす」が大好物なのでここはパス。
なかなか地元では食べられないものをとさがしてみると、「鱧(はも)」という文字を発見!京料理などの懐石でたまにしかお目にかかれない高級な食材ですね。それと私の大好物カツオがセットだなんて都合の良い組み合わせじゃありませんか!
完全に周囲の好みとはズレているようですが気にしない・・・
建物内のカウンターでお支払いをして(各種キャッシュレス対応)、右側のカウンターで受け取るという流れになっていました。
建物の中にもテーブル席がありましたが、このお天気。
好きなところで食べることができるのもこの道の駅の良いところです。(海鮮丼のテイクアウトは不可)
オープンテラスだけでなく、日差しが気になる方や雨天時には屋根付きの席もあります。
「もどり鰹と黄金はも」の丼です。具もたっぷり。鰹ももちもち。鱧もやわらかく、おいしくいただきました~
そして淡路特産の玉ねぎフライも。注文してから揚げているのでアツアツです(^^)v
ただ、着席したときには気づかなかったのですが、この近くに喫煙所がありまして、私が食べはじめた直後に喫煙者の方が。
スペースとしてはゆったりしていて、テーブルやいすもいい感じなので、喫煙所の設置を再考いただきたいと思ったのです。
最後は愚痴になってしまいましたが、お天気に恵まれて、大好きな巨大建造物の風景を満喫。
おなかも満たされ、いよいよ淡路島の観光スタートです。