2023年10月の沖縄旅行記です。
往路は私の搭乗史上(海外も含め)ベスト3に入るほどの絶景でしたが、帰りは夜便。
景色は仕方ないにしても、機体が退役寸前というだけでなくメンテナンスも最悪…
最近やっと赤組にも慣れてきた中での”JALがっかり搭乗記”です。
今回の旅は羽田発着で、往路はANA、復路はJAL。
コツコツためたそれぞれのマイルをかき集めて行った特典航空券での旅です。
絶景を堪能できた往路のようすはこちら
レンタカーを返却して空港まで送っていただきました。
車自体は快適でしたが、貸し借りの手続きや時間がけっこうストレスでした(T_T)
那覇空港ターミナル
この雰囲気が、ちょっと台北松山空港に似ていると思うのは私だけ?
次に来るときは、本島プラス近くの島へ飛んでみたいと思うのでした~
ターミナルビルは規模は大きいけどちょっと古さを感じました。
Wikiさんによれば1999年完成のビルのようなので、なにかとお手入れが必要ですね。
チェックインや手荷物預けは”自分でやれ”系です。
この点では、コンパクトな地方空港のほうが人との関りがあって好きです。
時間までカードラウンジにて
けっこう混雑していて、ゆっくりできませんでした(T_T)
オフシーズンでもこんな調子なので、とてもハイシーズンには近寄れません。
首里城が再建されたらもう一度来たい!!
JL916 沖縄 那覇-羽田
今回の機体(B777-200)
機体番号はJA703J
この11日後の11月12日に同じ便名でラストフライトとなった機体です。
頑張った機体に気持ちよくお別れを告げたいところだったのですが・・・
国内線は小さい機体に乗ることが多いので、この人の多さを見るだけで海外に来た気分になれます(笑)
席は後方なので、せっせと機内へ。
上の写真は降機時に撮影
ん?これ国際線仕様じゃないですか?
ロンドン経由でイタリアに行ったとき(プレエコ利用でしたが)エコノミーがこんな座席だった記憶が・・・
那覇で見かけた機体たち
ホントはA350に乗りたかったんです。
この旅の半年前に参加したJALの機体工場見学で、説明してくれた元整備士の方が、熱く熱くA350のすばらしさを語ってくださったのです。
スケジュール優先か、機体優先か、悩ましいところだったのですがスケジュール優先で。(これが大失敗のはじまり)
こちらはJTA(日本トランスオーシャン)が運航する機体
ピンク色のサクラジンベエというのもあるみたいです。
名古屋(中部)からだとこのサイズの機体が多いのですが、何せ特典航空券は狭き門。
早々に窓側に着席して座席周辺をチェックしつつ・・・
トラブル発生!!
モニターが反応しません!
アナウンス中だからかな? でも隣の人のモニターは動いているみたいだし…
言語も変えられません。
よりによって、私のいちばん嫌いな国の言語が表示されているというのが腹立つ~
(補足:2010年に旅行した時に現地で警察官とタクシー運転手からあからさまな反日の態度をとられ屈辱的な思いをした”実績”があります)
とりあえず、パソコンと同じで強制終了&再起動してやるぜ!と電源ボタンらしきをググっと押しても反応しません。
CAさんも離陸の準備やらで忙しく動き回る中、しばしガマン。
続いて座席まわりをチェックしていると・・・小さな網ポケットに食べ物の置き忘れ
画面横の縦長の網ポケットにあったのはキャンディ型のチーズと小袋のジャム。
多分ラウンジで出されているものを持ってきて、置いて行ったんだと思います。
清掃スタッフのチェックミスでもありますが、これを責めるのはかわいそう。
スマホを入れるには中途半端だし、こんな中途半端な網ポケットがあること自体ナゾ。
他の機材でも設置されているようでしたら、ぜひ廃止の方向でお願いします。
すべての元凶は・・・ (これ以上言うのはやめておきます)
CAさんが再起動して解決
飛行が安定してきたので、呼び出しボタンでCAさんを呼びました。
幸いすぐに来ました(ボタンを1回押すくらいでは簡単に来ないのが欧米の航空会社)
状況を伝えると、再起動させましょうね、と。
いやいや、それやりましたけど…と言おうとしたところ、ぎゅーーーと押すこと20秒近く。
えっ、そんなに強く長く押しちゃって大丈夫か?と思って見ていると・・・
Windows民な私。再起動なんて10秒前後と思っていましたが、どうやら世の中のデフォルトは20秒くらい?
ということで無事、悪夢のような〇ング▽から解放されました。
ここまででどっと疲れました。
楽しいはずのフライトが全然楽しくない。
外の景色が良ければ気分も晴れるのですが、11月なので離陸時はすでにこんな感じ。
飛行マップ見ても全然楽しくない。
ドリンクサービス
ムカつくとお腹はすくもので(笑)、コーヒーをいただきながら道の駅で購入したサーダーアンダギーでおやつタイム。
おやつを食べていると、CAさんがおしぼりを私ながら「何かのフルーツですか?」と。
遠目には生フルーツに見えたみたいです。
粉のついた大福とか水分&糖分含む生フルーツは機内清掃の負担になるので、遠慮したほうがいいと思います。
↓ 機内で思いっきり大福を食べて反省した話
飛行ルート
外は真っ暗で何も見えないし、映画を見るにも中途半端なので、ルートマップ見ているのがいちばん楽しい!
いろんな角度から見られるんです。すごーーい。
モニター(エンタメ)は新しいみたいですが、退役したらこれどうするのかな?
真っ暗なので期待はしていませんでしたが、しっかりわが家上空スルーです(泣)
帰りはほぼ海上ルートでした
東京湾上空
ぶれてますが、スカイツリーが見えます
こっちは東京タワー
羽田空港到着
国際線エリア横を通過。ハワイアンの尾翼はなかなかのインパクト。
奥には夏に乗ったカンガルーが印象的なカンタス航空です。
まとめ
今回の教訓はズバリ!
よほどのヲタではない限り、機材は新しいものに乗るようにしましょう。
機内エンタメについては、以前もどこかの機材でフリーズしたことがありました。
ギャレーなどで一括して管理していると思ったら、個別に再起動できるということを知ったので今回もやってみたのですが・・・
パソコンやスマホのようにたまにご機嫌が悪くなるので再起動試してみるといいです。
そしてもうひとつ・・・
コロナ禍収束後、特典航空券が年々とりにくくなっています。
この旅の当時は、それぞれ7000~8000マイルくらいで交換できたと思いますが、現在はこんな感じになっています。
東京-沖縄を例にとると
- JALは9500~44500マイル
- ANAは8000~12000マイル
特にJALの繁忙期の特典航空券PLUSはなかなかエグイです。
ANAはそこまでマイル差はないものの、その分取得競争が高いようです。
ぶっちゃけ、往復20000マイルあれば、台湾にエコノミーで行けます。
先日、(ANAの提携で)エバー航空で往路ビジネス/復路エコノミーを利用しましたが、往復で30000マイルでした。
機会があれば首里城の完成後に再訪したいと思いますが、特典航空券のことや、レンタカー、道路の混雑など、私にとってはハードルが高い旅先、かも。