2014年2月の冬のスペイン周遊ツアー旅行記です。
セビリアから、スペイン南部の海岸線沿いの地域へ。目指すのは、白い村として知られる観光地ミハスです。
ヨーロッパの避寒地 コスタ・デル・ソル
コスタ・デル・ソル(訳. 太陽海岸)はスペイン南部の地中海に面した海岸リゾートエリア。
看板右に表記されたマラガ県はその中心地域であり、ツアーにもよく組み込まれる白い村ミハスがあります。
マラガには空港もあり、最近ではマラガから入国(出国)するスペイン周遊ツアーも見かけます。このルートを利用すると国内バス移動の負担が若干少ないようです。
バスの中で「暑いね~」という会話が増えて来たと思ったら・・・2月なのに23℃!(多分壊れていないと信じたいバス車内の温度計)
年平均でも20℃くらいのこの地域は、日照時間も長く、冬が長い北欧やイギリスなどの人たちにとって人気の避寒地になっています。
白い建物が印象的なミハス
ミハスの町の中は、山に張り付くように白い建物がひしめきあっています。
”垢抜けた熱海”って感じです(笑)
熱海も高さ制限して、白く塗り替えたらちょっと雰囲気良くなるかもよ(by.静岡県民)
白い建物は暑さをやわらげる(熱を反射させる)メリットがあり、毎年塗り替えらているそうです。青い空とのコントラストがきれいです。
さぞかし夏は灼熱かと思いきや・・・地中海性気候なので1年を通してカラっとしていて、夏も最高気温は30℃以下だそうです。
観光客もまばらなミハスで散策タイム
冬の旅の良さはなんといっても観光客が少ないこと。
並ぶこともなければ人をよけながら歩くストレスもありません。
夕方4時半頃ですがまだまだ明るいです(この季節でも日没は午後6時半頃)
展望台から地中海を一望します
ジブラルタル海峡を挟んだ数十キロ先はアフリカ大陸のモロッコ。お天気はいいのですが、かすんでいて見えませんでした(T_T)
歴史よりもショッピングやカフェタイムが楽しい町
この町にも侵略や支配の歴史はありますが、他の世界遺産スポットのように小難しいことは考えずに、かわいい雑貨ショップやおいしそうな食べ物を楽しむ場所です。
スペイン周遊ツアーの中でも”箸休め”的なスポットですね。
タイルの看板
闘牛場
入口付近はおみやげ屋さんですが、入場料を払うと闘牛場の中が見られるそうです。
ミハス最大の映えスポット「サン・セバスチャン通り」
坂になった路地に飲食店やおみやげ屋さんが並びます。
テラス席は開店休業状態な感じですが・・・
時折、生活感のある風景が見られたりします。
映える写真を撮りたいならこのエリアでどうぞ。
ガイドさんオススメのジェラートとギフトショップ
短時間の自由行動なので、あえて下調べせずにガイドさんのおすすめしてくれたお店に立ち寄ってみました。
NOVO
主にオリーブ製品を扱うギフトショップ。おみやげに最適なかわいい石鹸やスキンケアが揃っているのでみなさんまとめ買いしていました。
chocolate artesano
チョコレートショップがメインのようですが、ジェラートも扱っています。
トッピングのチョコレートは、さすがチョコレートショップというだけの太っ腹サービス。
何を食べたか忘れちゃいましたが、多分ミントとかレモンとかさっぱり系を選んでいると思います。
冬のイタリア(ローマとベネチア)でもジェラート食べたくらいなので、ミハスなんて暑すぎて完全に”ジェラート日和”でしたよ。
また、歩いてもさほど大変ではありませんが、観光気分を味わえる馬やロバタクシーも待機しています。
ただし、ガイドさんのアドバイスでは値段交渉は慎重にとのことでした。(さすがに私たちのツアーでは利用する人はいませんでした)
この近くには洞窟をくりぬいて建てられたという教会があるそうですが、見逃してしまいました(T_T)
自由時間は1時間くらいでしたが、小さな町なので2時間もあれば一回りできてしまいそう。
夏に訪れたらさぞかしにぎやかな町だと思いますが、こんなにのんびりとした雰囲気で歩くのも悪くありません。
この後は、あの世界遺産と本場のフラメンコが見られるグラナダへ向かいます。
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