2016年5月 クラブツーリズムのツアーで参加したカナダ旅行記です。
成田からエアカナダでバンクーバーに向かいます。
この記事ではチェックインから利用したプレミアムエコノミーの搭乗までをご紹介しています。
成田空港第1ターミナルでチェックイン
過去のカナダ旅行では、「カナディアン航空」を利用しましたが、どうなってしまったのか調べてみたら、エアカナダに吸収合併されていましたよ。
ツアー会社カウンターでの手続きは飛行機の出発時刻のおよそ2時間半前くらいからスタートします。
カウンターでパスポートの確認や説明を受け、チケットなどツアーに必要なものを受け取ります。この後は各自航空会社カウンターにてチェックインとスーツケースの預けを行うことになります。
プレミアムエコノミーを利用することで、エコノミーにはない特典もありましたのであわせてご紹介していきます。
<プレエコ特典1>ビジネスクラスカウンターで優先チェックイン
エコノミーカウンターに並ぶ行列の後ろをうろついていたら、当然そこらのツアー客と同じように見られるため「チェックイン機でお願いします」とさらりと言われましたが・・・
「これなんですけど・・・」とチケットを見せると、業務的だったスタッフの態度が「あちらへどうぞ」とちょっと丁寧に変わりました(苦笑)
ビジネスカウンターでは、チェックイン機の操作も含めすべてスタッフがやってくれました。
”水戸黄門の印籠並み”に威力のあるチケットだわ~(例えが年寄り臭いけど)
何より行列に並ぶのが大嫌いな私には、それだけでストレス半減です。
そんなプレエコ特典ですが、残念なことがひとつ。
エア・カナダのプレエコ特典では、航空会社ラウンジの利用はできません。
というわけで、庶民はフードコートへ向かいます。
大好物のかけうどんをいただきました~
機内食をおいしくいただくためには、これくらいにしておきましょう。
食後はちょっとお散歩。展望デッキから飛行機も眺められますが、機体は少なくても名古屋(セントレア)の方が眺めがいいかも。
搭乗前のツアー参加者顔合わせ
保安検査前にツアー参加者の集合時間が決められ、添乗員さんと参加者が一同に集まりました。
これは旅行会社や行先などによって異なりますが、今回は参加人数が多いからだったと思います。なお、2017年のペルーの時は”難関”のアメリカ(L.A.)乗り継ぎがあったため搭乗前に全員集まっての説明がありました。
なんと今回のツアー、参加者は定員MAXの40名です。ご夫婦、親子、グループ連れなど2~4名での参加がほとんどでした。
おひとりさまで参加されたのは1名でした。GWということ、ヨーロッパなどに比べおひとり部屋追加料金が高いということも影響しているのかもしれません。
この後、保安検査と出国審査を通過して、免税店でちょっぴりお買い物をして、機内の人に。
エアカナダの搭乗口は、ゲート43。けっこう歩きました。
昔は空港は広ければ広いほど楽しいと思えたのですが、近年は羽田空港国際線を利用するようになり、コンパクトで素晴らしい!と思えるようになったのは年のせいかしら?
バンクーバー行き AC4便に搭乗
<プレエコ特典2>ビジネスクラスやステイタス保持者に次いで優先搭乗
エアカナダ プレミアムエコノミーの機内
なんだか新しい飛行機の香りがプンプンします(*^_^*)
さらに、座ってみてすぐわかるのが座席の広さです。
<プレエコ特典3> ゆったりしたシート空間
公式サイトの案内では、座席幅 49.53cm、シートピッチ96.5cmと表記されています。
足を組んでも余裕があります。
この後、2019年に搭乗したJALのプレエコと比較して、こちらの方が乗り心地が良かったです。
<プレエコ特典4> アメニティセット
<プレエコ特典5> ウェルカムドリンク&ペットボトル
(最近エコノミーでは廃止される傾向の)新聞も配られました。日本のものでも2~3紙から選べます。
CAさんは、日本人が2~3名は乗っていたと思います。
CAさんの年齢は高め(まあ私と同世代ということ)ですが、ベテラン揃いといった感じでいろいろな意味で安定感抜群(笑)
過去の経験から欧米系では年齢だけ重ねて態度が横柄なCAもいますが、エアカナダはみなさんプロ意識を持った丁寧な接客でした。
(離陸が遅れたこともあり)離陸前に機内食(夕食)のオーダーを取りに来ました。
座席前のポケットに印刷されたメニュー(日本語と英語)が入っています。
エコノミーでもメニューが印刷されているエアラインもありますが、最近は(特に外資系は)中身もわからないまま「ビーフorチキン」でしか選択できないことが多いのですが・・・ これは助かります。
ボーイング787-8 ドリームライナーについて
ここでちょっと飛行機のマニアックなお話。
搭乗した当時はまだ新しかったB787-8という機材。
このシリーズは、機体の3分の1ほどを日本で製造している「準・国産」ともいわれるものです。
名古屋周辺の工場でパーツ(胴体や主翼など)を作り、セントレア(中部国際空港)からアメリカ シアトルの組み立て工場へ運ばれています。
下の写真は世界に4機ほどしかない飛行機の部品を運ぶ専用機 ドリームリフター
(2009.8 中部国際空港にて)
けっこうな確率で私はこいつに遭遇しています。
中部地区在住者としてそんな背景も知っているので、このB787にワクワクしてしまうのです。
が、この日は、機体のメンテナンストラブルがあったようで、30分ほど出発が遅れました。大丈夫か!? B787
B787の電子シェード
(前の席の)全開と比べるとこんなに違います。
離陸を待つ後続の機体も同じ機材のエア・カナダです。垂直尾翼のメープルが素敵ですね。