2016年5月のカナダ春の周遊旅 つづきです。
エアカナダ プレミアムエコノミーの機内とサービス
成田空港を30分遅れで離陸し、1時間ほどするとおしぼりが配られました。使い捨てタイプではなく、ちゃんとした温かいタオルのおしぼりです。
続いて、ドリンクサービスです。日系エアラインにつきものの「おつまみ」はなく、そのままお食事に突入です。
<エアカナダ プレエコ特典6> 機内食が陶器のお皿で提供される
今回はプレエコの最後列でしたが、かつてエコノミーの後方に座ってメニューが品切れになり、選択できなかったことを考えたら天国だわ~
ナイフとフォークも金属製のもので提供され、レストランで出てくるような布のナフキンもついています。
お酒は、赤ワインをいただきました。ちょうどよいサイズのミニボトルでした。プラスチックですが一応ワイングラスの形をしたコップもうれしいです。
母がチョイスしたもうひとつのメニュー
座席間隔が広いので、食事をしながら前の席に頭がぶつかったり、圧迫感を感じることもありません。(この圧迫感が食欲減退の原因になるんです)
機内食の品数は日系エアラインと比べると少ない気はしますが、たくさん食べられくなったお年頃の私たちにはちょうどよかったです。
食事でおなかも満たされたところでお休みタイム。
これ以上リクライニングできないんだな~と思っていたら前の座席がグイッと倒れてきました!
一番うしろの席(後ろはエコノミー席とを隔てる壁)だったので、力を振り絞って思いっきり倒しましたよ~
仕方がないので、この画面で遊んでみるかな・・・
11インチのパーソナルモニター・電源など
映画はけっこうあるようですが、(日本語対応はあったかどうか詳しく見ていませんが)字幕は疲れるので却下。
音楽もジャンルごとにわかりやすくまとめられていますが、あまり好みのものがありません。やはりこのあたりは日系エアラインには勝てませんね。
持ち込んだタブレットやパソコンを使うにはありがたいです。
ゲームをいじってみたら、懐かしいソリティアがあった~
でも、はまるとますます目が冴えるので、ほどほどに・・・
結局は、持ち込んだタブレットに入れてきた音楽を聴き、新聞や小説を読んでいました。画面はほぼこんな感じで固定です。
外も画面と同じような明るさになってきました。夜明けの水平線です。
少々散らかっておりますが、この広さは、脱・エコノミー初心者にとっては十分です。
欲を言えば、モノを置く(収納)スペースが少ないかな。
トイレ事情
トイレはプレエコの前方にあります。パーティションで区切られた21席のみのプレエコだけで2つのトイレが使用できますので、かなり余裕があります。
さすがにトイレ内の写真は撮りませんでしたが、壁紙のデザインもステキだったし、窓があったのにはビックリでした。
しかし、2回目の食後はエコノミーのトイレが混雑しているようで、後方のエコノミーの乗客もこちらのトイレを利用していました。
ちなみに座席間隔の広いプレエコでも、通路に出るにはやはり通路側にいる人に立ってもらわないと出るのは難しいです。
半分くらい時間が過ぎたのですが、普通なら軽食(おやつ)が出てくる時間ですがさっぱり。水だけは頻繁にまわってきてくれますがペットボトルの水があるし・・・
トイレのついでにギャレーにも何かあるかな~と行きましたが水しかないっ。
メニューにはクッキーと書いてありましたが、どこにあったのか、言わなきゃもらえないのか謎。ビミョーにケチなエアカナダ。まあ8時間ということで、長距離の欧米線とは扱いが違うのかもしれませんが。
外がかなり明るくなってきました。
翼が特徴的な機体です。私、この翼の上の席けっこう好きなんです。自分で座席を選ぶ時も翼の見える前後を選ぶことが多いです。
到着1時間半前くらいに朝食タイムとなりました。
2回目の機内食
洋食か和食か選べます。エコノミーと同じ内容です。
洋食はオムレツ
和食はおかゆ
お粥がメインディシュで、パンが主食ってどうよ!?
こちらのお味は、それぞれまあまあといったところです。
バンクーバー国際空港に着陸
余談ですが、バンクーバーの空港を現す3文字のコードはYVR。普通は、HND(羽田)やNRT(成田)のように都市名から連想しやすいものにするはずですが、なんでYからはじまるんだろうと以前から疑問でした。調べてみると、アメリカ側が混乱しやすいためカナダの空港だとわかるようにカナダの空港はほとんどがYから始まるようになったそうです。(諸説あります)
約15年ぶりのバンクーバー国際空港です。こんなに明るく開放的だったかしら?
下は出発する乗客。上階は到着した乗客という立体構造がわかりやすくなっています。
カナダ入国にはeTA(電子渡航認証)が必要
カナダでは、2016年3月16日より(空路で入国する場合あるいはカナダ国内で乗り継ぎする場合)eTAという電子渡航認証が必要となりました(アメリカのESTAみたいなもの)
渡航前にインターネットで申請しておきましょう(7カナダドル カード決済)
電子渡航認証 (eTA) を申請する - Canada.ca
旅行会社からは、万一を考えてお早目に、と言われたので出発1ヶ月前くらいに申請しましたが、翌日にはメールが来ました。5年間有効です(またはパスポートの有効期限まで)
イミグレーションに向かいます。
カナダらしい木彫りのオブジェが迎えてくれました。早朝ということもあり、思いのほか並ぶ人も少なくラッキーでした。
<エアカナダ プレエコ特典7> 受託手荷物の優先受け取り
ターンテーブルでの受託手荷物(スーツケースなど)もビジネスクラスに次いで優先引き渡しとなりますが、団体ツアーですからこれはあまりメリットを感じませんでした。日本を出発したのは午後5時くらいでしたが、バンクーバーに着いたのは、同日の朝10時。
時差が15時間あります。着いた時は得した気分ですが、帰りに損するシステムです(笑)
いよいよバスに乗ってバンクーバー市内観光に出発です。