2016年5月のカナダ春の周遊旅 つづきです。
滝壺のクルーズ(ホーンブロワー・ナイアガラクルーズ)から再び地上に戻り、現地ガイドさんの案内付きで、昼食会場まで歩きます。
寒すぎず暑すぎず、カラっとしていて絶好のお散歩日和です。
ところで、このナイアガラの滝ですが、行ったことのない人にとっては、大自然の中にある滝と思われがちなのですが、実は、かなり観光地化された街の一角にあります。
(それゆえに世界遺産になっていないという説も・・・)
人工的に作られた町という言い方が正しいかどうかですが、その分、周辺は緑地の整備もしっかりされていて、季節の花々がきれいに植えられています。
春のクイーンビクトリアパーク
滝のある場所から道路をはさんだところにあるのがクイーンビクトリアパークという英国の女王名がつけられた公園です。
カナダには、エリザベスパークもあり英国との関わりも深いのがわかります。
ビクトリアパークからスカイロンタワーをのぞむ
観光シーズンを前に、いろいろと整備中ですね。チューリップもこれからです。
アメリカ滝の見えるガーデン
満開の桜とスイセン
5月上旬で桜が満開なので、北海道と同じような気候ということでしょうか。
いずれにしてもこの年は、いちばん花のきれいな春の季節を日本とカナダで二度楽しめたことになります(^^)v
メープル(サトウカエデ)の木
ここには1本だけありましたが、初めて見ました。おなじみのメープルシロップは、この木の樹液を濃縮したものです。採取時期は2~4月頃。
カナダの国旗にも描かれているくらいなので、カナダ国内どこでも見られる景色かと思いましたが、実際にメープルシロップの採取が行われているのは、トロントから東南部(特に多いのはケベック州)だそうです。
ナイアガラの発電に貢献したニコラ・テスラ像
セルビア人の発明家。エジソンのライバルでもあった彼は、電気に関する様々な技術を確立したほか、ナイアガラの滝の水を利用した水力発電にも大きく貢献しています。
石造りの上に現れる黒い物体は・・・照明設備でした。
「WE GO」と呼ばれる循環バスも走っています。
さまざまな観光スポットを結ぶバスですが、気候がよければ公園を散策しながらの移動がオススメです。
滝の見えるレストランにてランチ・ビュッフエ
昼食は、宿泊したホテルのお隣にあるシェラトンホテルのビュッフェにて。
大半がツアー客という感じでしたが、野菜も豊富で、温かいお料理、サラダなど品数も多くよかったです。(盛り付けがイマイチではありますが・・・)
そして、何よりも眺望がすばらしいです。
この高さでも満足できないという方は、スカイロンタワーに行きましょう。高さ160mの展望タワーです。
午後はフリータイムとなり、オプショナルツアーでナイアガラ・オン・ザ・レイクへ行く人もいましたが、ツアー参加者の多くは添乗員さんが(追加料金なしで)案内してくれるという「国境越え」に向かいます。