2016年5月 クラブツーリズムのツアーで参加したカナダ旅行記です。
ナイアガラの滝を観光した日の午後は自由行動。
添乗員さんと行く国境越えに参加しました。
レインボーブリッジの先はアメリカ
宿泊したホテルの目の前にあった看板。
日本だけでなく、レインボーブリッジは世界中にありますが、国境を越えられるレインボーブリッジだなんて、なかなか体験できません。
添乗員さんが「国境越え」に連れて行ってくれるミニオプション(無料)があったので、参加しました。これ人気でして、ツアー参加者の半数近くの方が参加しました。
カナダからの出国手続き
歩行者専用入口
管理事務所建物
この写真はカナダ側へ戻る時に振り返って撮影したものです。
同じ建物内で手続きをしますが、カナダから出国するのは簡単です。
出国ゲート
橋の通行料(または出国料?)の50セントをQUARTERSと書いてあるところに入れてレバーを押すだけ。
昔の動物園や遊園地にあったアナログ的なゲートです。
特に係員がチェックしているわけでもなく(建物内にはいますが)、これで大丈夫?と思うくらい簡単に出られます。
アメリカやカナダに行った時、いつも帰りの空港でも思うのですが、入国はやたら厳しいのに出る方は勝手にどうぞ~な雰囲気なんです(笑)
国境越えに必要な費用
小銭(25セント×2枚)を用意しておきましょう。
通貨はカナダドルでも米ドルでもオッケー(レート的にはカナダドルで払うほうがオトクです)
小銭がない方には両替機もあります!
ゲートを出た瞬間からカナダを出国してしまったことになります。
そしてまだアメリカにも入国していない宙ぶらりん状況になっているのです。
国境の橋 レインボーブリッジを渡る
国境という役目がなければ、構造的にはつまらない橋です(苦笑)
よっぽど瀬戸内海の来島海峡大橋や明石海峡大橋を歩いて渡る方が眺望も含め楽しいと思います。
国境らしさを演出するようなフォトジェニックな橋だといいんですけどねぇ。
カナダとアメリカの国境
橋の中央に来ると、アメリカとカナダの国旗がなびいています。街灯のあるあたりが国境です。
真下にはプレートが掲げられていました。
島国育ちの日本人にとっては、陸続きの国境というのはとても新鮮です。
かつて、韓国と北朝鮮の国境(軍事境界線)も行きましたが、あれは(誓約書に署名して行くようになっているため)ある意味スリルありすぎて・・・怖かったです。
(2004.8 板門店にて)
やっぱり平和で安全な国境がいいですね。
橋の上から見る滝も迫力があります。
アメリカ側のゲート
アメリカ側は、ニューヨーク州になります。(といってもマンハッタンまではずいぶん距離があります)
こちらは車用のゲートですが、幹線道路ではないので交通量も多くなく、のどかな国境といった感じです。
アメリカへ入国せず再びカナダへ
アメリカ側入国管理事務所
一般的には、ここで手続き(パスポートチェックの他、6米ドルが必要)をすると晴れてアメリカ入国ができます。
が、私たちのお散歩はここまで。アメリカに入国することなくカナダに引き返します。
語学力に自信のありそうなご夫婦は私たちとは別行動で行かれたようですが、入国目的などいろいろと質問されて通過はしたものの、所詮徒歩なので、遠くへ行くこともできず近くの公園を散歩してきただけ、とのことでした。
今回は「国境体験」が目的なので、アメリカはまた別の機会に。
2017年にペルーへ行くためにロサンゼルスで乗り継ぎをしましたが、それだけのために手数料を支払いESTAを申請し、面倒な入国審査までさせられました。
アメリカ側から見るカナダの景色
カナダ側のゲート近くまで戻ってきました。ホテルも見えます。
カナダ側入国管理事務所
カナダは、英語とフランス語が公用語なので、公共の案内は必ず2か国語表示になっています。
さきほどは楽勝でカナダを出てきましたが、今度は「入国」なのでれっきとした「審査」があるんです。
パスポートを持たないまま出国してしまうと入国させてもらえませんのでご注意を!
パスポートを提示して入国目的を聞かれることもあるみたいですが、私たちは添乗員さんと一緒だったので、パスポートを軽くチェックされるだけでした。ホッ
ちなみにこの入国ではスタンプはもらえません。
まとめ
カナダからアメリカへのほんのちょっとのショートトリップ。
ナイアガラの滝の付近で時間に余裕があればおすすめです。
空港の手続きに比べたらとてもカンタンでしたが、パスポートを忘れないようにご注意ください。
貴重な国境体験をした後は、ちょっと楽しそうなナイアガラの町並みを散策することにします。
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