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【広島の旅8】30年ぶりに広島平和記念資料館へ

旅の2日目は、広島平和記念公園へ向かいます。

朝からあいにくの雨。晴れ女の私も今回ばかりは力及ばず(T_T)

数日前に天気予報を確認し、この日は屋内の見学主体に切り替えました。 

 

広島平和記念公園は、大きな川に挟まれた三角州地帯にあります。

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広島は、扇状地から発達した都市だというのをブラタモリで知りました。

www.nhk.or.jp

 

公園周辺には、企業や団体がつくった多くの慰霊碑があります。

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上記は、広島ガスによるガス灯が灯る慰霊碑です。

 

平和大通りの橋を渡り、平和記念資料館の正面から進んで行きます。

 

広島平和記念資料館は、平成30年度まで東館のみの開館

本館は現在大規模な改修工事中。

昨年リニューアルしたばかりの東館のみの展示となります。

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本館オープンは、平成31年度春の予定です。 

 

リニューアルしたばかりの平和記念館(東館)を見学

入館料は200円。エスカレーターで3階へ向かいます。

 

3階 プロジェクションマッピングを取り入れた”広島のまちの変化”

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原子爆弾が落とされ、きのこ雲がまちを覆っていきました。

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3階 核兵器の危険性 

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広島、長崎に落とされた原子爆弾の模型

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下のパネルの情報は、私個人的には衝撃の事実でした。

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私の住む町も原爆投下先の候補として模擬爆弾が落とされていました。

最終的には、上記の赤い都市に絞られ、さらに広島、長崎に落とされてしまったわけですが・・・せめて1年、いや半年だけでも早く終戦にする決断があれば、原爆、空襲、そして沖縄のような悲劇が生まれずにすんだのに・・・

いや、そもそも戦争することが間違いなのは確かですけど。

 

世界の国々の核保有に関する展示もありました。

館内には、欧米からと思われる外国人の方も大勢いて、真剣にパネルを読んだり、オーディオガイドを聴いていました。アメリカをはじめ核保有国の方々はどんな気持ちでご覧になっているのでしょう。

 

2階 広島のあゆみ 

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広島のまちの成り立ちから戦後復興の道のりなど・・・

 

1階 企画展示室

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現在休館中の本館の展示品を中心に公開されていました。

焼けてボロボロになった衣類や三輪車など直視するにはつらい遺品の数々。被爆者の写真や手紙などがありました。

 

この後、あまり人の流れのない地下へ向かいました。

 

地階にひっそり展示されていたオバマ大統領の折り鶴

予備知識なくたまたま通った通路にひっそり展示されていたので驚きました。

オバマ大統領の直筆メッセージと折り鶴

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2016年5月にアメリカ大統領としてはじめて広島を訪れています。

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こんなに貴重なものを、独占状態でゆっくり見ることができ感慨もひとしおでした。

 

特別展示室 新着資料展

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戦後70年経って、被ばく者ご本人も、ご遺族の方も高齢になられています。原爆の苦しみをずっと引きずったまま生きて来られ、こうして資料を寄贈するにはどんな思いでいらっしゃるかと察すると胸が熱くなります。

 

30年の間に記念館の趣旨は大きく変化

30年ぶりに記念館を訪ねたのですが、あくまでも私の率直な感想ですが、かなりソフトな展示になったという印象を受けました。

はじめて訪れた時は、生々しい写真や展示物に「(見学後)ご飯がのどを通らない」とウワサに聞いていた言葉がそのまま当てはまったのを今でも覚えています。私たちの同世代はほぼこんな感想です。

戦後半世紀を過ぎ、この平和記念資料館の役割が、戦争そして原爆の悲惨な状況をありのままに伝えるところから、大きく変わっていることを感じました。

私が訪ねた3月は春休みに入る時期でもあり修学旅行生は少なめでした。外国人の見学者が半分くらいを占めていたのではないかと思います。

原爆ドームが世界遺産になったことやオバマ大統領の訪問により、世界中から注目を集める場所になっています。

核のない平和な世界へ向けた「拠点」として、広島が今後も持続・発展していくことを期待したいと思います。

 

東館だけでもじっくり見学すると1時間ほど。本館がオープンしたらまた訪ねたいと思いました。

 

この後は、雨の公園内を歩きながら原爆ドームに向かいます。

 

www.momoyorozu.net