おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【鹿児島の旅9】「西郷どん」最終回翌朝の南州神社と南洲墓地

スポンサーリンク

2018年12月の鹿児島の旅 つづきです。 


 

2日目は起きてみると晴天(*^^)v ホテルでおいしい朝食をおなかいっぱいいただいた後、ホテルすぐ近くの店舗でレンタカーを借りて出発です。

前日、大河ドラマ「西郷どん」の最終回が放映され、番組最後の紀行にも登場したスポットへ行きました。予定していませんでしたがミーハー根性丸出しです(^^;)

駐車場は広々していますが、けっこう埋まっていました。ドラマ効果ですね。

f:id:momoyorozu:20190204111855j:plain

 

西南戦争で散った薩軍が眠る広大な南洲墓地

 

f:id:momoyorozu:20190204112024j:plain

墓地なのに鳥居に迎えられてちょっとびっくり。鳥居をくぐった正面にお墓が並びます。

f:id:momoyorozu:20190204112203j:plain

1877(明治10)年に西南戦争によって自害した南州翁こと西郷隆盛がここに眠っています。当初は西郷隆盛ら数十名を埋葬していましたが、その後各地に埋葬されていた戦死した薩軍の兵士たちがここに改葬されたそうです。

この規模は、幕末に国内屈指の強さを持つ軍を持っていた薩摩ならではですね。

西郷隆盛のお墓

f:id:momoyorozu:20190204112717j:plain

西郷さんらしくやっぱり墓石も大きいです。

右には西郷の介錯をした別府晋介、左には桐野利秋(中村半次郎)の墓、さらに大河ドラマにも登場し馴染みのある名が並んでいました。墓石の文字は150年近く経過して見えにくいものもあることから名前やその生涯などが看板に説明書きされているものもあります。

f:id:momoyorozu:20190204223825j:plain

 

西郷さんのお墓から右手に進んでいくと神社があります。

西郷隆盛をご祭神として祀る南州神社

 

 

f:id:momoyorozu:20190204112905j:plain

社殿

f:id:momoyorozu:20190204113132j:plain

この地に多くの志士たちの墓地が建てられたのち、参拝する人々が増えたことから1880(明治13)年に敷地内に創建されたのが南州神社です。

武将を神として祀る神社といえば、静岡県民の私は東照宮が思い浮かびますが、鹿児島は西郷隆盛と島津斉彬なんですね。 

拝殿

f:id:momoyorozu:20190204113320j:plain

西郷隆盛が好んでいた「敬天愛人」(天を敬い人を愛する)の文字の書かれた額や銅像がありました。この建物の奥が本殿です。  

また、西郷隆盛の名言が鳥居近くにある看板にも記されていました。

f:id:momoyorozu:20190204225053j:plain

「命もいらず 名もいらず」 この後に続くのは

       「官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也」

もっと器用に生きていたら明治の世を謳歌できたのに・・・とドラマを見ていて思いましたが、この生きざまだからこそ歴史に語り継がれるのも納得です。

 

南洲神社の御朱印

f:id:momoyorozu:20190204114826j:plain

地元の方からお聞きした情報では、ドラマの縁で「西郷どん」の主役 鈴木亮平さんがここへお墓参りに度々立ち寄られているそうです。ドラマ最終回のパブリックビューイングに鹿児島入りされていたことから「今日あたり来るかも」ということでした。この日いらしたのかな~?

神社の階段を下りたところにはかわいいカフェがありました。

f:id:momoyorozu:20190204114956j:plain

 

こちらは、西郷南州顕彰館。記念館です。

f:id:momoyorozu:20190204120036j:plain


いずれも先を急いでいたので立ち寄りませんでしたが、次回鹿児島に行ったらゆっくり訪ねてみたい場所です。

 

南洲神社と南洲墓地へのアクセス

南洲墓地と神社は、カゴシマシティビュー及びまち巡りバスで行くことができます。 

また駐車場も広いのでレンタカーでも心配ありませんが、南洲神社で検索すると車の入れない場所に行ってしまうので、「南洲公園」「西郷南洲顕彰館」で検索しましょう。

 

 

駐車場からは美しい桜島の景色が見えました。

f:id:momoyorozu:20190204120702j:plain

けっこう大きく見えるこの車はトヨタのROOMY。「コンパクト」の車種で借りたので最初はビックリしましたが、これで1000cc。室内空間も広く運転しやすい車です。

これに乗ってあちらへ渡ります。