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【三重】「瀧原宮」のパワースポット ”ねじれ杉”へ再び!

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2021年3月に三重県を訪ね伊勢神宮の内宮・外宮に加えて別宮を巡りました。

最初に訪ねたのは別宮(遙宮-とおのみや-)である瀧原宮(たきはらのみや)。二度目の参拝になります。

★一度目の参拝はこちらの記事にて

www.momoyorozu.net

 

内宮や外宮ももちろん神聖なのパワーが感じられる素晴らしい場所なのですが、瀧原宮は場所柄参拝者が人が少ないこともあり、そのパワーがさらに凝縮された感があります。 

前回は特に意識せず、帰宅後に詳しく知った”ねじれ杉”のパワーも十分にいただいてまいりました。

訪ねたのは新型コロナ第3波の緊急事態宣言が解除された直後、3月のとある日曜日。

 

瀧原宮の駐車場 

瀧原宮の前にある駐車スペース(5~6台分)は満車でした。

ちょっと待てば空くレベルですが、引き返して道の駅「木つつき館」の駐車場へ駐車しました。

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こちらには100台くらいの無料駐車場スペースがあり、参拝者も利用できるようになっています。

なお、瀧原宮までの距離が600mとなっていますが、ここから参道入口までは200メートルほど。この距離はさらにその先、社殿までのトータルの距離を表していると思われます。

 

瀧原宮の境内のようす

参道入口

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瀧原宮の参道は鳥居からまっすぐに伸びる杉の木立の中を歩いていきます。

鳥居をくぐった瞬間から空気感が変わります。

前回に比べるとちらほらと人とすれ違いましたが、それでもぜいたくな空間です。

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途中でちょっとにぎやかなグループとすれちがいました。参拝してテンションが上がってしまったのかもしれませんが、境内の空気読んで歩いてほしいなぁ。

  

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橋を渡ると左側に手水舎がありますが、柄杓は用意されていません。

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でもいいんです。瀧原宮には天然の御手洗場(みたらしば)があるので。

ほとんどの方がそちらを利用しています。(ただし階段が滑りやすいので注意)

御手洗場

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先客がいらっしゃいましたが、間もなく私も”貸し切り”でお清めさせていただきました。

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内宮を流れる五十鈴川にある御手洗場を彷彿とさせますが、ここがそのモデルとなっているともいわれます。3月ですが程よい暖かさの日で、水がひんやりと気持ちよかったです。

山間にあるものの、気候は温暖なようで苔や木々の新芽も青々としていました。

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祓所

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ここからの参道がなかなかのパワースポットです。

参道に食い込み斜めに伸びている杉が見えますが、その先にある木がスゴイんです!

超パワースポットといわれる”ねじれ杉”

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瀧原宮の公式でもなく、誰が名づけたのかわかりませんがそう呼ばれています。

参道にはみ出すというより立ちはだかるように伸びていることが、この木の存在感の大きさを物語っています。

そして見上げた時の迫力といったら・・・



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数ある杉の中でも、この1本だけがこんなねじれ方をしているのです。

一説には、地球の磁力がぶつかりあって互いのエネルギーが打ち消されるゼロ磁場であることが理由だといわれています。

長野県の分杭峠(ぶんくいとうげ)がゼロ磁場として有名ですが、ゼロ磁場は日本列島最大の活断層である中央構造線上に多いようです。

ゼロ磁場が樹木に影響を与えているのかは謎ですが、地球のエネルギーを感じざるを得ません。

パワーをしっかりいただいて参拝です。(参拝後、再び杉と戯れました・・・)

瀧原宮の社殿

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手前の空き地が古殿地(次の遷宮で社殿が建てられる場所)

その先にある小さなお社は御船倉(みふなぐら)といわれ、瀧原宮にしか存在しない建物です。

 

瀧原宮・瀧原瀧原竝宮

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右が瀧原宮(たきはらのみや)、左が瀧原竝宮(たきはらならびのみや)でいずれも天照大御神の御魂が祀られています。

この他に、長由介(ながゆけ)神社、若宮神社があり、お詣りするお社が4つあります。順番も掲示されていますので、その通りにお詣りしました。

 

到着した時はそこそこ参拝客がいましたが、ゆっくりしているうちに人の流れが止まったようです。帰りは時間をかけて、ほぼ貸切となった参道の空気を(マスクは外せないけれど)たっぷり吸収しながら歩きました。

宿衛屋

こちらで御朱印やお札などがいただけます。(御朱印については前回参拝の記事にて)

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伊勢神宮(内宮や外宮)と違い神職さん少ないので、参拝客が多い時は時間に余裕を持って御朱印をお願いしましょう。

 

なお、参拝の所要時間は、ゆっくり歩いて、ゆっくり参拝して、ねじれ杉の下でしばしパワーをいただいて往復30分弱でした。

このような空間だからこそ、日々の慌ただしさを忘れ、ゆとりを持って参拝したいものです。

頻繁には行かれませんが、数年に一度のペースで次も参拝できたらいいなと思うのでした。

 

コロナ禍だから参拝客が増える!? 

前回はコロナ禍前の2017年の平日に参拝しているので単純比較はできませんが、2021年はコロナ禍でも思いのほか参拝客が多い感じを受けました。

人込みを避けて近場を選んでいると思われる近畿や中京圏のナンバーをつけた車が多く見受けられました。

私は毎年団体で伊勢神宮を参拝させていただいているのですが、その関係の方のお話では”景気が悪くなると参拝客は増える”傾向にあるのだそうです。

”困った時の神頼み”をしたくなるのが人間なのですね(苦笑)

特に先の見えないコロナ禍で、その傾向が一層強まっているのかもしれません。

遠出のできない今だからこそ、国内のパワースポットといわれる場所で心を落ち着けながらゆっくり参拝するのもいいのではないでしょうか。 

 

【2022.8.6追記】

テレビ番組で瀧原宮が注目されたことで、このページにも大変多くのアクセスをいただき嬉しく思っております。

ねじれ杉のパワーにあやかりたいという方が今後多く訪れることが予想されますが、この瀧原宮は伊勢神宮の別宮という位置づけの大変格式の高い神社です。

参拝の際には、ぜひ気持ちを落ち着けてお詣りしてください。

決して大声を出したり、走ったりして神聖な空気をかき乱すことのないようお願い申し上げます。

 

 

 

 

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