おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【三重の旅6】伊勢の別宮めぐり1 ゼロ磁場にある 瀧原宮

2017年7月の三重の神社とお城をめぐる旅 つづきです。

松阪を後に、旅の2日目は伊勢方面へ向かいます。 

伊勢といっても、今回の旅では、内宮外宮以外の別宮めぐりが目的です。

 

伊勢神宮の別宮とは?

伊勢神宮は、天照大御神を祀る内宮(皇大神宮)、豊受大御神を祀る外宮(豊受大神宮)をはじめとし、125社を総称した名称です。”伊勢”をつけない神宮が正式名称です。

最も格式の高い正宮(しょうぐう)に次いで、別宮(べつぐう)、摂社、末社と呼ばれるお社が伊勢市内をはじめ周辺にあります。

正宮は内宮と外宮の2つのみ。

別宮は、全部で14ヶ所。(内宮に属する別宮が10ヶ所、外宮に属する別宮が4ヶ所)

それらは、正宮の敷地内に隣接しているものもあれば、伊勢市内から離れた場所に位置するものもあります。

年初に外宮、内宮を参拝したときは、外宮の敷地にある別宮の多賀宮と土宮をあわせて参拝することができました。

f:id:momoyorozu:20181101002232j:plain

(2017.1 外宮 土宮にて)

 

御朱印を求め、正宮の外に建つ5つの別宮へ

今回目指したのは、正宮の境内から離れている場所に建つ5社です。

・瀧原宮
・倭姫宮
・月讀宮
・月夜見宮
・伊雑宮

浅はかな理由ではありますが、伊勢の正宮以外のお社の中でご朱印がいただけるのがこの5社なのです。

すなわち内宮、外宮を含めて、伊勢神宮では7種類の御朱印しかいただけないということです。

 

また、一部公共交通機関では巡るのが不便な場所もあるため、行くなら自家用車で自由に動ける今回の旅は絶好のチャンスなのです。

 

山深い大台町にある瀧原宮への車でのアクセス

宿泊した津市内から伊勢自動車道経由で、勢和多気JCTを紀勢自動車道に入り、尾鷲方面へ向かいます。

ほとんどの車は勢和多気JCTから伊勢方面に向かいますので、分岐後は片側一車線の山間部を走るルートになります。

とはいえ、熊野方面へつながる有料道路の開通で、アクセスはかなり向上しています。

 

途中立ち寄った 奥伊勢PA

f:id:momoyorozu:20181101003441j:plain

小さなPAですが、オープン間もない売店とフードコートがあります。 

前日の不安定なお天気から回復して青空が出ています。

大宮大台インターで降り、熊野街道と呼ばれる幹線道路を走り5分ほどで到着です。有料道路を走れば、山道をくねくね走ることもなく到着できて便利です。

 

瀧原宮入口にある道の駅「木つつ木館」

f:id:momoyorozu:20181101004402j:plain

ここか目印。駐車場奥にある白い鳥居をくぐる(車で走れます)と、その先すぐです。

 

現在の内宮の”原型”ともいわれる瀧原宮

瀧原宮参道入口 

f:id:momoyorozu:20181101004748j:plain

真夏の平日、午前10時ごろなのでこんな感じ。駐車場には2~3台の車が駐車しているだけでした。

 

瀧原宮の鳥居

f:id:momoyorozu:20181101004956j:plain

 

別宮は、正宮に遅れること1年ほどで遷宮が行われていますので、遷宮から3年ほどの鳥居は、まだピカピカでした。

遷宮とは20年に一度行われる社殿の建て替え(神様のお引越し)です。

 

参道は、ほぼ貸し切り状態です(^^)v

f:id:momoyorozu:20181101005133j:plain

陽ざしが所々差しこんできますが、これがまた神々しく感じられました。

この参道、ほとんど無音の空間でした。屋外でこんな静寂な空間は本当に珍しいです。

途中出会ったのは参道を整備している方だけ。なんという贅沢な参拝なんでしょう!

 

橋の向こうに宿衛屋(ご朱印授与所)が見えてきました

f:id:momoyorozu:20181101005517j:plain

 

手水舎もあるのですが、この看板が気になりましたので行ってみます。

f:id:momoyorozu:20181101005556j:plain

石段を降ります(雨でなくてよかった〜)

f:id:momoyorozu:20181101005632j:plain

 

御手洗場(みたらしば)

f:id:momoyorozu:20181101005740j:plain

これって、内宮でいう五十鈴川のような「天然の手水場」ですね。

実はここ、古来から内宮の原型(英語で表現するとプロトタイプ)といわれる地なのです。

(内宮の)開放感あふれる五十鈴川と対照的に、こちらは木々に覆われ、水の音以外聞こえない静寂な空間。

人の気配がまったくない静寂の中、心を無にしてお清めできるような気がします。

誰かと一緒にいると、ついついおしゃべりしないと気が済まない私にとって、ここには一人で来て正解でした。

なお、雨が降っている時は階段が危険なのでこちらを利用しましょう。

f:id:momoyorozu:20181101010237j:plain

 

その先へ進みます。

参道にはみだすように立つ木は、思わず抱きつきたくなるくらいの勢いが感じられます。

ねじれ杉

f:id:momoyorozu:20181101010411j:plain

アスファルトの歩道にはみ出している木、よく見るとねじれていませんか?

これが”ねじれ杉”
ここは、ゼロ磁場といわれるパワースポット(長野の分杭峠と同じ中央構造線が通っています)なのです。 
 
 

社殿が見えてきました。

手前には、3年前まで社殿が建っていた古殿地があります。 

f:id:momoyorozu:20181101010854j:plain

鳥居からゆっくり歩いて10分ほど。すれ違ったのは参拝客は1組(3名ほど)でした。

 

社殿は同じ形式のものが2つ並んでいます

瀧原宮社殿

f:id:momoyorozu:20181101011042j:plain

右側が、瀧原宮(たきはらのみや)

天照大神の御魂 和魂(にぎみたま)が祀られています。

左側が、瀧原竝宮(たきはらのならびのみや)

天照大神の御魂 荒魂(あらみたま)が祀られています。

荒魂・和魂とは、神道における概念で、神の霊魂が持つ2つの側面を表しています、相対する霊魂がそれぞれが別々に祀られているのです。

さらに、2つのお社(所管社の若宮神社と長由介神社)があります。

 

参拝の順序は、瀧原宮がいちばん最初です。社殿のところに参拝順序の案内板が設置されているので参考にしてみてください。

 

順序が逆になってしまいますが、先にご朱印をいただいて、そこからさらに5分ほど歩きます

 

 

瀧原宮の御朱印を遷宮記念御朱印帳にいただく

 f:id:momoyorozu:20181101012500j:plain

遷宮の前年に購入した西陣織の御朱印帳です

f:id:momoyorozu:20181101012826j:plain

こんな山奥!?にまで、無事に自家用車で行けたことに感謝しつつ、交通安全の御守りもいただいてきました。

 

実はパワースポットといわれる「ねじれ杉」のことは帰ってきてから偶然知りました。

行く前に調べておけばよかったと思う反面、予備知識がなくても、この境内にいるだけで、パワーが感じられるというか、気が澄み渡るという不思議な感覚を覚えました。

 

車がないと行き難い場所ですが、車でもあるいは公共交通機関を使ってでも行く価値は十分にあると思います。また必ずここは訪れたいと思います。

 

この後は、伊勢市内に向かいます。