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【愛知】神君出生のパワースポット城「岡崎城」~二の丸・天守編~

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100名城のひとつで、徳川家康の生まれた城でも知られる岡崎城は、かつての三河の国、現在の愛知県岡崎市にあります。

天下統一への大事な下積み時代を過ごした浜松城も”出世城”といわれますが、出生の地である”神君出生”の岡崎城にはとうていかないません。(by.浜松市民) 

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何度か岡崎城には足を運んでいますが、大きな騎馬像見たさに岡崎に行った2021年の春、久しぶりにじっくりと城内を見学してきました。 

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2023年の大河ドラマは松本潤さん主演の「どうする家康」に決定し、すでに鎌倉(2022年放送予定の「鎌倉殿の13人」)をすっ飛ばして私には”家康ブーム”が到来。

まあ、ドラマがはじまるまでに息切れして失速しなければ良いのですけど(苦笑)

岡崎城と徳川家康

西郷頼嗣によって15世紀前半に築城されたのが起源で、その後、家康の祖父・松平清康によって現在の位置に移されました。

家康は松平家八代 広忠の嫡男としてこの城で1542年12月26日に誕生しました。

家康の生まれた頃の松平家(家康の実家の姓)は、西の織田、東の今川に挟まれた弱小大名。おまけに父も祖父も家臣に討たれてしまうという不運続きの家系でした。

そんな背景もあり家康は幼少時代長きにわたり駿府の今川家に人質に出されますが、1560年に主君の今川義元が桶狭間の戦いで討ち死にすると、再びこの岡崎城に戻って再起を図ります。

その後は、浜松城、駿府城へと移り、徳川幕府を開いて江戸城へ大出世するわけですが、すべての原点であるこの岡崎城は「神君出生の城」として明治時代まで大切にされてきました。江戸時代にこの城を守ったのは、古くから徳川家に仕えてきた譜代大名たち。岡崎城を任されることは大名にとって名誉でもあったといわれています。

 

岡崎城の遺構など

家康が駿府に移った後には、いったん秀吉の家臣である田中吉政が入り、大幅な改修を行いました。現在残っている遺構の多くはこの時代のものです。

江戸時代にも改修を重ね天守も存在していた岡崎城ですが、明治の廃城例により三階三層の天守を含め、建物のほとんどが取り壊されてしまいます。(廃城令、ホントむかつくわ~)

江戸時代以前から残るのは、石垣や堀の遺構のみですが、1959(昭和34)年にほぼ当時の形で天守閣が再建されました。

 

岡崎公園散策王道コースとは

王道コース(バスツアーなど)は、大手門から城内へ入り、天守まで行って同じ道を戻るもので、おおよそ30~40分くらいあれば、天守内の見学まで含めて巡ることができます。

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往復同じ道が退屈という方は、地図に加えた青いルートがオススメ。なんといっても超パワスポありますから!

前編では王道コース、後編では龍城堀周辺や石垣巡りなどマニアックコースをご紹介する予定です。

 

二の丸周辺、そして本丸へ

大手門

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バス駐車場のすぐ横にある復元された門です。

ちなみにこのすぐ北には国道1号線が貫通し、これにより北側にあった三の丸などの曲輪は完全に都市開発され消滅しています。

いつもなら観光バスでいっぱいの駐車場もこのとおり・・・

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二の丸広場

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このあたりはおみやげ屋さんや広場があり、コロナ禍以前は、団体客も多くいつ来ても人だらけといった印象でしたが・・・ 

逆に人が少ないので今まで見逃していたものをじっくり見させていただきました。

からくり時計

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「能を舞う徳川家康」という設定らしいです(毎時0分と30分に動きます)

 

二の丸井戸跡

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最近発見されたという井戸の跡。おみやげ屋さんからトイレに向かう途中にあります。

 

写真奥にある建物「三河武士のやかた」は改修中で見学できませんでした。

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家康の出世の歴史展示や三河武士たちの活躍の様子、関ヶ原の戦いのジオラマがあったと記憶しています。有料施設で、天守閣との共通券もあります。

その手前にある銅像は徳川四天王のひとり 本多忠勝です。他の3人はどした??

しかみ像

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家康の人生唯一の負け戦といわれる三方原の合戦後のようすを描かせたというしかみ顔をもとに造られた像(しかみ顔については、家康の顔ではないという説もあります)

この公園内でいちばん大きな徳川家康の大きな像は、からくり時計をはさんだ反対側にあります。

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今まではこれが(多分)岡崎市内で一番大きい銅像でしたが、これを超える巨大な騎馬像が東岡崎駅前に誕生しました。

 

あれこれご紹介しておきながら・・・ですが、二の丸広場でゆっくりし過ぎると時間があっという間に過ぎますので先を急ぎましょう(苦笑)

 

木々が生い茂るエリアに入ると、そこは持仏堂曲輪(じぶつどうくるわ)

清海堀

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ここは家康時代に築かれたともいわれる重要な縄張り。岡崎城を築城した西郷頼嗣の法名(清海入道)にちなんで名づけられました。石垣は片面のみで、本丸側は土塁のまま。

天守閣の裏手になります。

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深い空堀を越えればよいよ本丸へ入ります。

 

岡崎城本丸

南側から眺めると左手に天守閣、右手に龍城神社があります。

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龍城(たつき)神社

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徳川家康が誕生した時に、城の上に雲に金の龍が現れて昇天したという伝説が残ります。

ご祭神は徳川家康と本多忠勝の合祀となっています。本多忠勝の子孫はこの岡崎城の城主でもあったことからでしょうか。出世、開運、安産などにご利益があるそうです。

天守閣を撮影するベストスポットはここ!

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実はこの東面からの天守閣がいちばん美しい、と私は思います。

天守閣への正面入口となる南面からですと、非常に写真が撮りにくいのです。

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右の写真は、家康公遺訓の刻まれた石碑で亀に乗っています。(というか天守閣入口前、ちょっとごちゃごちゃしておりますが・・・)

岡崎城天守閣へ登ってみた

岡崎公園内はこの天守閣と三河武士のやかたのみ有料になっています。天守閣だけならおとな200円と良心的です。(三河武士のやかたの方が高いです)

天守内2~4階には、城下町が発達した様子や江戸時代の岡崎城のようす、また刀剣や甲冑などが展示されています。家康所有のものではなく、譜代の大名に関わる展示物が多いです。(展示の撮影は禁止です)

ということで5階の展望台へ

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岡崎城は鉄筋コンクリート造りのいわゆる「復興天守」です。

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市街地が一望できます。

ビスタライン上の大樹寺を眺めてみよう

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岡崎城に行くならぜひ知っておきたいビスタライン

ビスタ(眺望)ラインは、岡崎城と徳川家康の生まれた松平家の菩提寺である大樹寺(約3km)を結ぶ直線のこと。

江戸時代初期に三代将軍家光が大樹寺の改修時に、(祀られているご先祖たちが)岡崎城を眺められるようにと伽藍を整備したことがきっかけとなっています。この区間は双方を眺められるように現在も今なお建物の規制などが保たれています。

大樹寺側からは岡崎城天守閣は肉眼でも見えます。

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が、天守側からだと周囲にマンションが多くちょっとわかりにくいです。

そこで天守閣の5階にビスタラインスコープという望遠鏡がセッティングしてあり、ボランティアガイドさんが丁寧に案内してくれました。

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会えたらラッキー!? オカザえもん

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キモかわ系キャラですが、なかなかの人気を誇るご当地キャラクターのオカザえもん。

以前、このフロアで遭遇しました。PR活動中で、記念グッズもいただきましたよ。

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このコロナ禍では活動してるかビミョーですが、二の丸広場のおみやげ屋さんにたくさんキャラクターグッズありましたので健在なんだと思います。頑張れ~

春限定の岡崎城御城印

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桜にはまだ早い2月末でしたが、シーズンちょっと早めの発売でゲット。(1階のチケット売場で購入)

ワタクシ、100名城スタンプコレクターではありますが、お財布の都合上、御城印は三つ葉葵系のみとさせていただいております(笑)

 

天守閣を出ると同じ道をたどって駐車場へ戻りたくなりますが、ここからがパワスポ巡りでございます。

天守閣を出て右手に進んだ先の階段を下りましょう。

 

超パワースポット「東照公えな塚&産湯の井戸」

天下を統一し、約260年国内はもとより、外国の脅威からもこの国を平和に導いた歴史に残る武将である徳川家康が生まれた場所ということであれば、最強に違いない!

えな(胞衣)塚

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(2012.8撮影)
家康公のへその緒・胎盤を埋めたと伝えられる塚です。古来、日本ではえなを埋めて子供の成長を願ったそうです。

この周辺は桜の季節になると超人気のスポットですが、それ以外の季節(しか行ったことありませんが)はひっそりしています。

 

産湯(うぶゆ)の井戸

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徳川家康が誕生した時に産湯に使う水を汲んだと伝わる井戸。

囲いがされ、蓋も閉ざされた井戸は中をうかがい知ることはできませんが、すぐ隣に、パワーをおすそ分けしていただけるしくみがちゃんとあるのですよ。

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飲用できませんが、井戸からくみあげた(浄化した)水に触れることができます。

言ってみれば パワーウォーター!? 

 

井戸を見たら、この先は能楽堂の前を通り、再び二の丸広場に。

時間があればぜひ三河武士のやかたもご覧ください。

ご紹介したルートで歩くだけなら30~40分、さらに天守閣と三河武士のやかたをじっくり見学すると1時間半くらいは必要になると思います。

 

 

okazaki-kanko.jp

 

後編では石垣を中心に、ちょっとマニアックなルートをご紹介します。