大河ドラマ「どうする家康」。浜松の大河ドラマ館(プレオープン)に続いて、岡崎の大河ドラマ館に行ってきました。
さすが徳川家康の生まれ故郷、大変盛り上がっていました。2月上旬に訪れた時のようすです。
9月のようすはこちら
5月のようすはこちら
城の北側 国道1号線に面した大手門からの入城です。ん?人少なっっ
岡崎大河ドラマ館について
場所は岡崎城のある岡崎公園内。
大手門入ってすぐ、二の丸にある歴史史料館「三河武士のやかた 家康館」に大河ドラマ館が設けられました。
もともと徳川家康の生涯とその家臣「三河武士」を紹介するために造られた施設です。
ちなみにこちらは2012年に訪れた時のようす
当時から展示内容もしっかりした施設だなと思っていました。これを活用できるとはさすが家康の生まれ故郷です。仮設の浜松、すでにここで大幅に遅れをとっています。
【名 称】岡崎 大河ドラマ館
【所在地】岡崎市康生町561-1 岡崎公園内 三河武士の館家康館
【開催期間】~2024年1月8日
【開館時間】9:00~17:00
【休業日】なし
【入場料金】おとな800円 こども400円
大河ドラマ館の入場料について
昨年の「鎌倉殿の13人」の入場料は1000円でした。行くまでは「大河ドラマ館で1000円は強気だな」と思いましたが、鶴岡八幡宮境内にある国宝館(通常の入館料は700円)とセットになっていたので、実際はかなりオトク感がありました。
今回の岡崎大河ドラマ館も「三河武士のやかた 家康館」の入場料も含んでいるのでオトク感たっぷり。(通常の入館料が350円くらいだったと思います)
なお、岡崎城天守とのセット入場券はおとな890円とこれもまたオトク。
そして、さらに岡崎大河ドラマ館には”年間パスポート”なるものが用意されています。
大河ドラマ館なんて同じ年に何回も行くようなところではないと思ったりもするのですが、徳川家康好き♡な私は現地に行って勢いで買ってしまいました~(笑)
2,000円で1年間大河ドラマ館に入場し放題。
衣装や小物展示は回が進むごとに展示替えもありますし、スペシャル映像もリニューアルはあると思えば、4回くらいは行けそう!?
ちなみに私史上「おんな城主 直虎」の4回と、「麒麟がくる」の4か所が最高記録です。
まあ、こんな機会でもないと(グルメや観光スポットなど行きたいところはたくさんある)岡崎へ何度も足を運ぶこともありませんから。
パスポートは後日受け取りとのことで、今回は仮パスポートで入場。
さっそく入ってみましょう。
岡崎 大河ドラマ館の展示
エントランスのパネル
この奥に大きな松潤家康のパネルがあります(略)
「どうする家康」入門編
1階の右手奥「入門編」のコーナーとなっています。
登場人物相関図に加え、”松潤家康”の衣装が展示されていました。
人物相関図もこれからどんどん拡張していくのが楽しみです。
続いて進んでいくと・・・あれっ? 地階へとの案内です。(エレベーターもあり)
地階に下りると、山田裕貴さん演じる本多忠勝どのが迎えてくれました。
背景に映るのは、逃げ出した元康とバトルをした海岸。伊良湖岬でのロケでした。
館内の撮影について
こちらも例年どおり、大河ドラマ館の展示内容はほぼ撮影可能となっていますが、映像コーナーの動画や俳優さんのサインなど表記のある一部の場所では撮影禁止となっています。
一方で、この先(地階)「三河武士のやかた 家康館」の展示は基本撮影禁止となっていますのでご注意ください。
入口付近で(個別の展示ではなく)展示室全体の雰囲気だけ撮りたかったのですがそれもNGとのことでしたので。
ここから先が「三河武士のやかた 家康館」の展示となります。
地階 三河武士のやかた 家康館
ここは以前訪問したときと同じような印象を受けました。
しかし、家康の生涯のできごと(まさに「どうする!」な節目)と、三河武士についてわかりやすく解説されているので、ドラマの期間中に予習復習に訪れる施設として最適です。
カメラのマークがついているところのみ撮影可能です。
ここにもあった”金陀美具足” (大河ドラマの衣装じゃないです)
ホンモノは静岡市の久能山東照宮博物館にありますが、全国各地にレプリカがいっぱいあります(笑)
こちらでの歴史史料の多くはレプリカなのですが、実際に所蔵されている場所も説明されているので史跡めぐりに役立ちます。
こちらは期間限定の展示品。
われらが静岡県の歴史学者(ドラマの時代考証も担当)小和田哲男先生イチオシの朝鮮出兵(撤退)に関する家康の書状だそうです。
そして、このフロアでの一番人気は、やはり「関ヶ原の合戦」です。
ジオラマと迫力ある映像で東軍・西軍の動きをわかりやすく解説されています。
平日だからすいていると侮っていましたが、このコーナーは満員御礼でした。
そして再び大河ドラマの世界へ。
この動線うまくできていますね。
史実とドラマの世界を行き来する”パラレルワールド”です。
ところで、この酒井忠次役の大森南朋さんが、片岡愛之助さんに似ていませんか?
シアターでは、ドラマ初回あたりのダイジェストが加工映像で放映されています。
そして再び階段で1階へ。
再び 岡崎大河ドラマ館
登場人物紹介コーナー
以前ならジャニーズのタレントさんの写真を自由に撮影もできなかったと思うのですが、昨年の岐阜でのキムタク行列然りずいぶん緩くなりましたね~
個人的には、松潤家康の顔がきれいすぎるせいでいまだにドラマにどっぷり入り込めていません。
衣装コーナー
まだ撮影が進んでいるということもあり、複製品(レプリカ)が中心です。
昨年の「鎌倉殿」の展示は12月で撮影終了後だったこともあり、実際に着用したものが多い印象でした。
こちらは期間限定の展示で、登譽上人(大樹寺の和尚さん)を演じた里見浩太朗さんのお衣装。
里見浩太朗さんというと、私は水戸黄門よりもっと前の時代、助さん時代の印象が強いですけどね。
小道具展示コーナーには、こんなのありました~
”干支詐称疑惑”が明らかになりましたが、「オレの白兎」と「寅の化身」です。
登場人物紹介は(鎌倉はデジタル)再びアナログに戻ったかと思いきや・・・
ここにもデジタルサイネージがありました。刻々と登場人物が変わります。
やっぱり楽しみなのは阿部寛さんの信玄です。三方原で大暴れして~♡
4K映像コーナー
大河ドラマ館で一番人気のコーナー。2023年2月現在の放映内容は以下の3本立てでした。トータルで約20分弱です。
- 家康と三河家臣団~絆の物語~
- 徳川家康はここから始まった!生誕の地・岡崎を巡る
- 松本潤さんメッセージ
今までにない企画として、主演 松潤さんの撮影風景や近隣の史跡を巡るスナップ写真が印象的でした。まあ、ジャニーズファン対応といったところでしょうかね~
最後はお約束の出演者サイン&メッセージコーナー(撮影禁止)
まだはじまったばかりなので、空きスペースがたくさんありましたよ。
「鎌倉殿」と同様に戦国ものなので入れ替わりは多いかと思います。次に行くときにはサインが増えているかな?
大河ドラマ館を出ると『グレート家康公「葵」武将隊』の家康公にバッタリ。
写真撮らせてもらったあとに名刺までいただいちゃいました(*^▽^*)
土日には演武も開催されるそうですよ~
(2012年撮影)
2023年3月の桜と武将隊の演武のようす
見学の所要時間
ここまでじっくり見て回ってなんと2時間!
通常の大河ドラマ館は1時間もあればたいてい見て回れますが、やはり「三河武士のやかた 家康館」の展示内容がみどころたっぷりというのも大きいと思います。
大河ドラマ館のおみやげと、リニューアルした岡崎城天守については別記事にてご紹介します。
岡崎大河ドラマ館の駐車場
岡崎公園の東側(菅生曲輪の東)に150台ほどの有料駐車場があります。
大手門横の駐車場はバス専用となっており乗用車は駐車できませんのでご注意ください。
駐車料金は30分100円の有料駐車場となっています。(上限は24時間1500円)
周辺には民間の上限付き(800~1000円くらいが)の駐車場などもあります。
私が利用したのは国道1号線北側の民間の駐車場です。上限800円でした。
今回は町歩きも含めて半日ほど滞在したので、こちらのほうがオトクでした。
まとめ
実のところ、名鉄の割引きっぷ(大河ドラマ館入場券付き)を買って鉄道で行ってみようと計画していました。が、地元の最寄り駅の駐車場が満車で・・・
そのまま自家用車で国道1号をすっ飛ばして浜松から岡崎へ行った次第です(>_<)
まあ、このハプニングがなければ年間パスポートを買うこともなかったかも。
次回は東海地区屈指といわれる岡崎城の桜を見がてらパスポートを受け取りに行く予定です。(入手後、特典などもご紹介していきたいと思います)
岡崎市は、地元ユーチューバーである「東海オンエア」さんの人気とともに市内を訪れる若い人たちが増えているそうです。(松本潤さんもNHKの番組でご対面しました)
大河ドラマファンとして、今年はそんな活気ある岡崎をあわせて楽しもうと思います。