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【和歌山】「麺屋 ひしお」名物醤油を味わうラーメン

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2023年3月の和歌山旅行記 最終章です。

最終章では和歌山に到着して最初に食べた和歌山名物のラーメンをご紹介します。

グルメレポがあまり得意ではありません。写真も少なめですがそこは大目にみてやってください。

和歌山ラーメンとは

和歌山のご当地グルメ「和歌山ラーメン」

その歴史は、戦前から屋台などでラーメンがよく食べられていたそうで、現在県北部(和歌山市周辺)の大衆食堂やラーメン店で出されるものを広く和歌山ラーメンと呼びます。

スープは大きく分けて「豚骨ベースの豚骨醤油味」と「醤油ベースの豚骨醤油味」。

一般的に「中華そば」と呼ばれる風合いのものが多いようですが、これに限定されることなく、規定はなくあいまいなようです。

 

和歌山に到着して手軽なご当地グルメが味わえるなら・・・と南海和歌山市駅の観光案内所で教えていただきました。

観光案内所でいただいたラーメン店の観光マップ。

観光協会のHPにも情報が盛りだくさんです。

www.wakayamakanko.com

 

旅は食べるより歩く・見るが優先なので、旅先で列に並んで時間を割いてまでグルメにこだわることは少ない私。

和歌山城を攻める前に立ちよりやすい絶好な位置にあったのがこちらのお店です。

 

麺屋 ひしお 本店

南海和歌山市駅から徒歩10分ほど。和歌山城に行く途中の国道26号線沿いにあります。

南海和歌山市駅から700mほど。徒歩で10分ほどでした。

徒歩で来ているのは私くらい!? 地方都市あるあるでほとんど車での来店ですね。

専用の駐車場はないので、コインパーキングを利用という形です。

 

こちらの名物は、和歌山市の南に位置する醤油の発祥の地 湯浅町の醤油を使ったラーメン。

 

お昼時で並ぶかな~と心配していきましたが、タイミングよくすぐに店内へ。

店内はこのようなテーブル席が中心のレイアウトになっています。

日曜日のお昼時で、オーダーして待っている間にあっという間に満席になりました。

店内入れ替えの瞬間になんとか撮った1枚です。

ちなみに私の旅先でのグルメの待ち時間はMAX15分。旅はタイパ重視です。

 

10分ほど待ってラーメンがきました。

紀州湯浅吟醸醤油ラーメン

ゆでたまごはオプション(トッピング)です。

一目見た瞬間に「うわっ、真っ黒だ!」「ギトギト脂でこってりかなぁ」とちょっぴり不安に。

しかし、食べてみてびっくり。

今まで味わったことがない醤油の風味がしっかりしている反面、しょっぱいことはなく、甘みさえ感じます。

そして、見た目とは裏腹に後味さっぱり。

通常は醤油ラーメンでもだしが前面に感じられますが、「醤油が主役」のラーメンははじめての体験でした。

肝心の麺がスープに隠れてしまっていて撮れていませんが、縮れ麺だったと記憶しています。

こちらのラーメンは、先述の和歌山ラーメンのどちらのスープにも属さないオリジナルなのだそう。

 

ちなみに店名の「ひしお」は感じで書くと「醤」。

「醤」は米麹や麦麹に塩を加えて発酵させた日本古来の発酵調味料のこと。

醤油や味噌の素ともいえるものです。

素材に対してリスペクトを感じる店名ですね。

 

ラーメンと一緒に紀州ばら寿司もオーダー

お雛祭りの時に作ってもらったちらし寿司のようで、懐かしく、やさしい味でした。

酢飯のさっぱり感がラーメンと合って、白米よりパクパクいけちゃいます。

 

メニューを見ていて「煮干し豚骨ラーメン」も気になりました。

だしより醤油が際立った吟醸醤油ラーメンの対極のような気がします。

さすがに今回は食べられませんでしたが(こういう時はひとり旅を悔いることもあります)ハーフサイズがあれば食べ比べしたかったくらいです。

餃子や唐揚げ、ご飯メニューも充実していました。

 

ラーメンが目的なら有名店の長蛇の列に並ぶのもありでしょう。

しかし和歌山市はみどころも多い街。グルメと観光をバランスよく楽しむことをおすすめします。

 

この後、和歌山城を3時間近くも歩き回ったのでいい腹ごなしになりました~

www.momoyorozu.net

 

www.momoyorozu.net

 

これにて和歌山旅行記は完了です。

2023年の旅行記まだまだたくさんありますので、お付き合いくださいませ。