2016年5月のカナダ春の周遊旅 つづきです。
バンフ市内に入ると、バスは町の中心を通り過ぎてさらに進んで行きます。
サルファー山のゴンドラからバンフを眺める
ほとんど移動だけの1日ですが、この日のお楽しみはバンフ市内を一望できるサルファー山のゴンドラ。
ゴンドラ乗り場(山麓)
スタバもありますが、こんなに空いているスタバにはなかなかお目にかかれません。
5月中旬くらいから秋にかけて観光シーズン、冬もスキー客や雪見の観光客もいるので、その合間のこの季節(4~5月上旬)は閑散期なのでしょう。
当然、ゴンドラも待ち時間なしで乗れます。
ゴンドラに乗車
乗車時間は10分弱。標高にして900メートルほど上ります。
ゴンドラ代を節約したい方&健康志向の方には、歩いて上るトレイルコースもあるそうですよ~
雲が厚くなってきて景色は期待できそうにありませんが、これくらいの視界があるだけでも良しとしましょう。
サルファー山 山頂
展望デッキに到着した時には、見事に視界がありませんでした(爆)
「お天気が良ければ、こんな景色が見えますよ~」なイラストが空しい・・・
それに寒いです。体感的に5℃前後だったかと・・・
バンフの町の標高は約1400メートル。山頂は約2300メートル。日本で同等の標高は、黒部ダムと室堂という感じです。
同時期の室堂に比べたら少ないですが、残雪もあります。
閑散期を狙ってなのか、山頂のレストラン&ショップは工事中で利用できません。
バンフ周辺は、カナダ国内ではじめて国立公園に指定されたエリア。その広さは6641平方キロメートルで、島根県とほぼ同じ面積。
さらに隣のブリティッシュコロンビア州の一部と合わせた複数の国立公園のエリアが世界遺産に指定されています。四国くらいは軽く入っていしまいそうな面積です。
景色は残念ですが、動物たちが迎えてくれましたよ~
遊歩道が整備されているので、ちょっと歩いてみました。
木の歩道が続いていますが、視界がだんだん悪くなり、戻って来れなくなると困るので途中で引き返しました。
下りのゴンドラに乗っている頃に、少し視界がよくなってきました。
麓のゴンドラ乗り場のすぐ近くにあるリムロックホテル
20年前にスキーでバンフに滞在した時に宿泊しました。できて間もない時だったのでとてもきれいで、部屋も広く快適なラクジュアリーホテルでした。
バンフの温泉(ホットスプリングス)に入ってみた!
ゴンドラで下山した後は、山麓の温泉へ。
カナダにも温泉があるんです!
実は、このバンフは1886年に温泉が発見されたことがきっかけで、現在のリゾート地に発展した歴史があるのです。
ゴンドラで上ったサルファー山のSulfurは硫黄の意味。元素記号「S」でしたね。
源泉です。
外国の温泉なので、日本とは違って水着着用。日本人好みの温泉の熱さではなく、ちょっとぬるめ。温水プールみたいなものですね。
場所によっては足が着かないくらい深くでビックリしました。
それでも、15分ほど入っていたら冷えた体があたたまりましたよ。
ここもリムロックに宿泊した時に訪れています。その時は真冬の1月。当然外気温はマイナス。雪景色の中で、浸かっている先から髪の毛が凍っていました。
ホットスプリングスを出てホテルにチェックイン。夕食は歩いて町のレストランへ。
カナダ名物? ”素材がドーン”なお魚料理でした(笑)