2016年5月 クラブツーリズムのツアーで参加したカナダ旅行記です。
バンフに到着し、この日はほんのちょっと観光してホテルへ入ります。
バンフ国立公園について
1887年にカナダではじめて国立公園に指定されたのがこのバンフ国立公園です。
その広さは6641平方キロメートルで、島根県とほぼ同じ面積。
さらに隣のブリティッシュコロンビア州の一部と合わせた複数の国立公園のエリアは、「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」として1984年に世界遺産(自然遺産)に指定されています。
これは四国が軽く入ってしまうくらいのエリアになります。
3日ほど滞在してこれらのエリアを観光していきます。
サルファー山のゴンドラに乗車
ほとんど移動だけの1日でしたが、この日のお楽しみはバンフ市内を一望できるサルファー山のゴンドラ乗車です。
ゴンドラ乗り場(山麓)
スタバもありますが、こんなに空いているスタバにはなかなかお目にかかれません。
バンフのオンシーズンは5月中旬くらいから秋。
冬もスキー客や雪見の観光客もいるので、その合間のこの季節(4~5月上旬)は閑散期なのでしょうか。
当然、ゴンドラも待ち時間なしで乗れました。
ゴンドラに乗車
スキーから離れて20年近く。このようなゴンドラに乗るのも久しぶりでした。
標高にして900メートルほどを約10分ほどで上ります。
ゴンドラ代を節約したい方&健康志向の方には、歩いて上るトレイルコースもあるそうですよ~
雲が厚くなってきて景色は期待できそうにありませんが、これくらいの視界があるだけでも良しとしましょう。
サルファー山 山頂
展望デッキに到着した時には、完全に真っ白!
「お天気が良ければ、こんな景色が見えますよ~」なイラストが空しい・・・
見えないだけでなく、寒いです。体感的に5℃前後だったかと・・・
バンフの町の標高は約1400メートル。山頂は約2300メートル。
日本で同等の標高は、黒部ダムと室堂と例えるとわかりやすいかも。
同時期の室堂に比べたら少ないですが、残雪もありました。
閑散期だからなのか、山頂のレストラン&ショップは工事中で利用できません。
景色は残念でしたが、動物たちがやさしく迎えてくれましたよ~
遊歩道が整備されているので、ちょっと歩いてみました。
木の歩道が続いていますが、視界がだんだん悪くなり、戻って来れなくなると困るので途中で引き返しました。
下りはじめたらお天気回復!?
下りのゴンドラに乗っている頃に、少し視界がよくなってきました。
でも寒くて仕方がないので、次の目的地へ早く行きたい!
麓のゴンドラ乗り場近くにあるリムロック・リゾートホテルが見えてきました。
20年前にスキーでバンフに滞在した時に宿泊しました。
できて間もないこともありとてもきれいで、部屋も広く快適なラクジュアリーホテルでした。いつかもう一度宿泊してみたいです。
バンフの温泉(ホットスプリングス)に入ってみた!
ゴンドラで下山した後は、山麓の温泉へ。
カナダにも温泉があるだなんてビックリですよね。
実は、このバンフは1886年に温泉が発見されたことがきっかけで、現在のリゾート地に発展した歴史があるのです。
ゴンドラで上ったサルファー山のSulfurは硫黄の意味。元素記号「S」でしたね。
こちらが源泉です。
外国の温泉なので、日本とは違って水着着用で利用します。
日本人好みの温泉の熱さではなく、ちょっとぬるめ。温水プールみたいなものですね。
場所によっては足が着かないくらい深くでビックリしました。
それでも、15分ほど入っていたら冷えた体があたたまりましたよ(*^^*)
ここもリムロックに宿泊した時に訪れています。その時は真冬の1月。当然外気温はマイナス。
雪景色の中で、浸かっている先から髪の毛が凍っていったのも今では良い思い出です(苦笑)
ホットスプリングスを出てホテルにチェックイン。夕食は歩いて町のレストランへ。
カナダ名物? ”素材がドーン”なお魚料理でした(笑)
前に来たときは、鹿のステーキを食べたのを記憶しています。
あれも素材はでかいけど、味がなんともおおざっぱというか・・・まあそれがこの大自然に抱かれたカナダですから~
ということでほぼ移動だった1日も終了。
翌日のカナディアンロッキー観光に備えます。
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