<2017.10に参加したペルーツアーの旅行記です>
リマ、ナスカの観光を終え、いよいよ旅のメインとなるマチュピチュへ移動します。
LAN航空でリマからクスコへ移動
リマからクスコへの飛行機も天候による欠航や遅延が多いそうで、比較的天候が安定している早朝の出発となります。
ホテルを出たのは日の出前。
やっと空が明るくなったころにリマ空港(ホルヘ・チャベス国際空港)に到着。
まだ7時前というのに空港は大混雑です。
朝は過密スケジュールですが、どうやら定刻通り飛びそうです。
チェックインの長~い行列に退屈しているところに面白いもの発見!
スーツケースの破損・盗難防止のために、ぐるぐる巻きにしてくれる有料のラッピングサービスです。
お兄さんたちの職人的早業は、まるでショーを見ているようでした。
ちなみに、私たちが向かうマチュピチュへは、列車に大きなスーツケースが持ち込めないため、マチュピチュ滞在2泊分の荷物だけを持っていくことになります。
(スーツケースはクスコのホテルで預かってもらいます)
レスポートサックのボストンと背負っているリュックに荷物を詰め込み、機内持ち込みとしました。
やっとチケットを受け取ってゲートへ
利用するのはLAN航空
ロスからリマへの移動で搭乗したラタムと同じグループです。
搭乗する飛行機には、バスに乗って移動しました。
前方のタラップが混雑しているので後方も開放〜
こちらから乗ることってほぼ初めて。
機体はA330-200で、座席は3×3列です。7割くらいの搭乗率でした。
残念ながら席は通路側。飛行は1時間半ほどなのでそんなにストレスたまりませんが
ちなみに、LAN航空の国内線では無料のドリンクサービスが最近なくなったとのこと。
(有料のドリンク、スナックはそこそこ充実しています)
離陸後30分近く経ったころ、まわりの人たちが窓からの景色に「わぁ〜」と声をあげているので、気になってちらりと見ると、雪をかぶったアンデス山脈の山々が・・・
あ~、私も見た~い 写真撮りた~い
と内心思っていたところ、オーラが出まくっていたのでしょうか、窓際に座っていた年配の同じツアーの方が席を交代してくださいました。
あまり景色にはご興味がないようで、着陸するまでそのままでいいとおっしゃってくださって・・・
おかげで、かぶりつきでこんな絶景が撮影できました!
眼下に見える山々は5000m級 富士山をはるかに超える高さです。
山脈の景色から降下し、建物や湖が見えてきました。
クスコに近づくと特徴的な赤茶色の瓦が見えてきます。
かつてはインカ帝国の首都だった町。街並みが世界遺産にも登録されている山岳都市です。
着陸直前、山肌が近すぎて怖いところもありましたが、無事にクスコ空港(アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港)に着陸しました。
お隣に駐機していたのは、機体はPERUVIAN(ペルビアン)航空
ロゴマーク(Pがグルグル)が可愛いです。
標高3000メートル超のクスコの街へ
空港を出てからの第一印象は 陽射しが強烈
リマではほとんど太陽が顔を出さなかったのとは対照的です。
気温は思ったほど寒くもなく快適ですが、陽射し以上に注意を払わなくてはならないのが高山病
クスコは標高3400mの高地(富士山頂とほぼ同じ標高)
日本からの大半のツアーは、クスコに到着後数時間観光してからマチュピチュに向かうというルートが多いようですが、幸い私たちのツアーは、クスコの観光はマチュピチュの後に組み込まれています。
なので、クスコ到着後すぐに標高を下げながらのバス移動となります。
ナスカの地上絵の酔い止めに続き、とりあえず「食べる酸素」なんていうのを飲んでおきました(笑) サプリメントなので気分の問題だとは思いますが・・・
ゆっくり行動すること(走ったりしない)や深呼吸をする、水分補給などが高山病対策といわれています。
私の場合は、しゃべりすぎて酸欠になりそうなことが日常でもたまにあるので、必要以上にしゃべらないことにしました(笑)
バスはクスコ市街を抜けていきます。
日曜日だったので朝市のような風景も
しばらくすると峠を越え、さらにいくつもの小さい集落などを通り過ぎて行きます。
3000m近い標高で、放牧も行われています。
日干しレンガで作られている住宅?小屋?
手前の塀の三角の穴が、日本の城郭の狭間(さま…弓や鉄砲などで攻撃するための穴)に似ていることに私は気づいてしまった!
※上記の写真は姫路城の塀に設けられている狭間です
この先、塀や石垣を見るたびに、「にわか歴女」の私は、いちいち日本のお城を想像してしまうのでした・・・
緯度が低いゆえですが、高地でも普通に農耕がおこなわれています。
ジャガイモの畑が多いそうです。
1時間ほど山道を走りマラスの塩田へ
つづく