2018年11月の台湾の旅 つづきです。
ホテルに荷物を預け、日本人に超人気の観光スポット九份(きゅうふん)・金瓜石(きんかせき)方面へ向かいます。
台北市内から九份への一般的な行き方
これについては多くのサイトやガイド本でも紹介されているのでサクッと紹介
1)バス・・・・MRT忠孝復興駅から1062番のバスを利用 約90~120分
2)電車とバス・台鉄で瑞芳まで(約40分)行き、そこからバス(約15分)
3)タクシー・・約45分
前回(10年前)は、初めて行くくせに”ノスタルジック”にこだわり列車に乗ったはいいものの列車を乗り間違えた苦い思い出があるため、今回はリベンジ!と行きたいところですが、おひとりさまで失敗するとシャレにならないのでバス一択で(笑)
当初はMRT忠孝復興駅から出ているバスに乗る予定でしたが、旅の直前に台北市内から九份・金瓜石行きのバスに新路線が開設されたという情報をキャッチしました。
2018年9月開設 台北から九份・金瓜石行き新路線バス965番
従来のバス路線は、台北駅から東エリアにあるMRT忠孝復興駅付近から出ていましたが、新ルートは、台北駅西エリアの板橋、西門町、北門町を通るルートです。
今回宿泊したホテルは台北駅のちょっと北(迪化街 -てきかがい-の近くです)。ホテルから徒歩15分ほど歩いたMRT北門駅のバス停が便利だとホテルの方に教えていただきました。
このバス停は、台北駅とは地下道でつながっていますので台北駅周辺に宿泊する場合には便利です。また、桃園空港からのMRTで台北に到着した場合も便利なアクセスとなっています。
↑ (台中行きの)現地ツアーを利用したKKdayのサイトで知りました。
運行本数は30~40分に1本の割合で運行されていて、料金(片道)90元です。
1062番のバスに比べると運行本数は若干少ないもののこちらのほうが料金も安く、所要時間も短いようです。
MRT北門駅バス停から965番のバスに乗車
MRT北門駅のこちらの出口から出た場合は左へ。
すぐ上には高速道路が走っていますが、その下の横断歩道を渡った先にバス停があります。
車は右側通行だし、どっちに向かうのかわかりにくいのですが、上記の写真ではこちらに向かってくるバスがいるあたりにバス停があります。
時刻表(というよりルート図?)を見ていたらすぐにバスがやってきました。
乗車時に悠遊カードをピッとタッチ。降りるときにもう一度ピッ、です。
日曜日の正午頃のバスでしたが乗車率は半分ほど。始発ではないので乗れなかったらどうしようという心配はまったくムダでした。
まだ開通間もないので知られていないのかな? 車内に日本人らしき人はいません。
(トラブルさえなければこういう旅がいいんですよね~)
MRT北門駅のバス停が台北市内最後の乗車地。その先すぐに高速道路に乗りました。そこからはすごい勢いで飛ばしていきます。
台北バス(薹北客運)の車両は、最新という感じではないけれど、堅めのがっちりした椅子でまあまあの座り心地でした。高速道路を走るのでシートベルトは必須です。
天気予報は雨でしたが・・・うれしい誤算。気温もぐんぐん上がっている様子。
懐かしい「瑞芳」という文字が現れてきました。
この後、瑞芳駅を経由し、山道をグングン登り九份老街に停車します。
ここで半分くらいの人が降りました。もっと降りると思っていましたのでちょっとビックリ。
台北から金瓜石まで、所要は1時間
九份老街から終点の金瓜石(黄金博物館)までは5分ほどで到着しました。
ここまで北門駅から約1時間でした。予定では80分になっていますが、渋滞にはまらなければバスは乗り換えもなく安くてオススメです。
忠孝復興駅からのバスは混雑して乗るのも大変という情報ですが、こちらの965番のバスは少なくとも今はまだ穴場かもしれませんね。
観光オフシーズンと思われる11月でしたが、帰りも1062番のバスを待つ人はかなりいました。しかし965番は1本見送っただけですぐに乗れました。
もし九份からの帰りに1062番になかなか乗れないようならば、965番に乗って北門駅まで行き、そこから北門駅あるいは台北駅を利用してMRTに乗り換えるのもありです。
到着した金瓜石はかつての九份と並ぶ金鉱山として活気に満ちていた場所です。
前回の旅で瑞芳駅で親切にしてもらったボランティアのおじさんがPRしていたこの施設(黄金博物館)。「次に来た時には寄るからね~」と言ってから10年かかってやっとたどり着いたのでした~