2019年2月の冬のイタリア周遊ツアー旅行記です。
深夜にイタリア入りし、ミラノ・マルペンサ空港からほど近いホテルに宿泊。翌朝はミラノ市内までバスで1時間半の移動からスタートです。
ミラノ郊外 冬の朝のようす
高速道路料金所は日本とそっくり(通行帯が逆なだけ)
白く雪をかぶった山々のあたりはスイスとの国境。ミラノから数十キロでスイスとの国境です。
ちなみにミラノの緯度は北海道稚内とほぼ同じ。
それを聞くとすごく寒そうに感じますが、地中海性気候のため東京とほぼ同じで、雪が降ることもほとんどありません。
出発したときの朝の気温は5℃くらいでした。
ミラノ Mirano の町並み
ミラノ中心部に近づくと、いたるところで路面電車が走っています。最新車両もあれば、100年以上も走っているレトロなものまで様々です。
ミラノは、イタリア北部経済の中心都市で人口は約140万人。ファッションの町としても知られています。
スフォルツェスコ城(下車観光)
ヴィスコンティ家によって14世紀頃に建てられ、その後、スフォルツァ家によって再建された城。
現在、内部は博物館になっていて、ミケランジェロの未完の彫刻も見られるそうですが、ここでは外観の写真タイムのみ。
「要塞」「城塞」ということばがピッタリと当てはまるレンガづくりの塀がぐるりと城を取り囲んでいます。
左右対称に角に建っている丸い塔は監獄だったそうです。
城塞のすぐ近くの建物が美しいので撮影したら、このビル、屋上もなんだかすごいこと(庭園のようなものが見えます)になっていました。
サンバビラ教会(車窓)
11世紀頃に造られたという歴史ある教会
ミラノ市内中心部での下車観光
スカラ座
世界屈指のオペラ劇場です。
初代の建物は焼失したため、現在の建物は1778年に完成した二代目。内部も豪華な装飾があるそうですが、ちょっと敷居が高そうですね。
スカラ広場のレオナルド・ダ・ヴィンチ像
イタリア出身の多才なる芸術家。弟子たちに囲まれています。
写真左に見える建物は元々はマリーノ宮という宮殿?だったようですが、今は現役の市庁舎。ちょうどスカラ座の向かいになります。
銅像の向こう側はガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のアーケード。
ダ・ヴィンチの銅像を囲むように建物がありますが、私が気になったのはこちら
ガッレリア・デイタリア美術館
正直、外観だけ見たらスカラ座より私好み♡
BANCA COMMERCIALE ITALIANAの文字からもわかるように元銀行の建物。現在は美術館になっているそうです。銀行の名残のように1階の窓には鉄格子がはめられていますが、鉄格子すらアートです。
美しいアーケード「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」
1867年に造られた十字型のアーケード。世界一美しい”商店街”とも言われ、東京ディズニーランドのワールド・バザールのモデルにもなっているそうです。
この名称は、イタリア王国の初代国王の名前が由来となっています。
日本が大政奉還とかやっている頃に、イタリアも大きな変革期だったわけですね。
天井はガラス張り。両脇にはレストランや高級ブランド店が並んでいます。
ちょうど中心がここ。
天井の絵画を見ていると教会の中にいる感覚になりそう。
この下はかつてマクドナルドが入っていたと聞きましたが、今はPRADAになっていました。
ショップも見つつ、アーケードの天井も気になり・・・
さらに足元のタイルの装飾も美しいアーケード。アーケード中心には、4つの都市の紋章がモザイクで描かれています。
牡牛のモザイク(トリノの紋章)
牡牛の局部にかかとをのせて、三回転すると願い事が叶うといわれています。
意外にも空いていたんですけど、クルクルはやめておきました(笑)
アーケードを抜けると、そこはドゥオーモがあるミラノでもっとも有名な景色の広場です。
じっくり時間をかけて大聖堂を見学します。
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