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【冬のイタリア旅行記13】フィレンツェ ウフィツィ美術館

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2019年2月の冬のイタリア旅行記 つづきです。 

 

フィレンツェの街並みを歩いた後、午前10時頃からウフィツィ美術館へ。

ツアーでフィレンツェを訪れると観光に組み込まれている美術館です。イタリア国内最大規模、世界を代表する美術品が集まる美術館なので当然といえば当然ですが。

日本人のガイドさんが2時間かけて美術館を案内してくれました。

 

まるで庁舎なウフィツィ美術館の建物

なんとも書きにくく発音しにくいウフィツィ(Uffizi)は、英語のオフィス(Office)と同じ語源のことば。建物は、この地で大きな力を持っていたメディチ家が命じて官庁として建てたもの。その後、メディチ家のコレクションを収蔵する美術館となります。

メディチ家は多くの芸術家のパトロンとして活動支援を行ったことで、この地にはすぐれた芸術家が集まり多くの作品が残りました。

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確かに建物がオフィスっぽいです。その代わり、建物がシンプルな構成(コの字型)なので、世界の巨大美術館に比べ迷子になるようなこともなくまわりやすいと思います。(実際はついていくだけなのですが・・・)

 

美術館入場まで

入場券はもちろんツアーで予約してもらっているのですが並びました。20分近く。

観光客の少ない冬に予約していてもこんな状態なので、ハイシーズンに個人で行く場合などは予約必須の美術館というのも納得です。

なんでこんなに時間かかるのかというと、セキュリティチェックが必須だから(シーズンによっては入場制限もあるそうです)。ヨーロッパ各国ではこのような観光施設ではどこもです(ミラノのドゥオモもローマのコロッセオもバチカンのピエトロ大聖堂も・・・)。テロのことを考えると仕方のないことですが、係員もやる気がなさそうにたらたらやっているというのも行列の原因かも!?

 

晴れてフロアへ入場。みなさんエレベータに乗ろうとしますがMAX6名が2基ほど。

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扉がレトロすぎて途中で止まるんじゃないかと心配だし、建物は3階しかありませんからせっせと見切りをつけて階段へ行きましょう!

 

こんなステキな階段ならエレベーターより何倍も快適です。

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イタリアルネサンス時代を凝縮した2000点の展示

このウフィツィ美術館、外観はあまり巨大に見えないのでナメてましたが、45室に2000点の作品を展示するスケールなのです。

そして、イタリアルネサンスを代表する有名な作品が目白押しなのです。

ルネサンスは「再生」「復活」を意味するフランス語であり、一義的には、古典古代(ギリシア、ローマ)の文化を復興しようとする文化運動であり、14世紀にイタリアで始まり、やがて西欧各国に広まった  

Wikipediaより

 

私は正直、美術館は得意ではありません。そんな私でも「お~、これは見たことある」という有名どころをガイドさんがダイジェストで案内してくれるので良かったです。

また、一部小さい絵もありますが、有名どころはド迫力のサイズ。それを至近距離で見せてもらえるのはさすが本場。

さらに写真撮影も可(フラッシュは禁止)という太っ腹なのです。そうなると写真を撮るのに必死で説明が耳に入ってこなかったりするのですが・・・

 

ザクっと撮ってきた有名作品たちを並べ、自ら復習のためにも作家名などをふりかえってみます。

「聖母子と二天使」 作:フィリッポ・リッピ

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「ウルビーノ公夫婦像」 作:ピエロ・デラ・フランチェスカ

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モデルはなんとも・・・ですが、構図や遠近法が際立つ作品です。

 

春(プリマヴェーラ) 作:サンドロ・ボッティチェッリ

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「ヴィーナスの誕生」 作:サンドロ・ボッティチェッリ

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「モナリザ」のように小さくてがっかりってこともないです(笑)

 

「聖家族」 作:ミケランジェロ

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彫刻では有名なミケランジェロの唯一の板絵といわれています。さすが彫刻家だけあって洋服の陰影や人の肉感がすごいです。額のデザインも見事です。

平面的な絵画よりも立体的なものが大好きなんです、私(笑)

 

こちらはグロテスクですが、立体的な土台(盾?)に描かれている珍しい絵画です。

「メドゥーサの頭部」 作:カラヴァッジオ

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「受胎告知」 作:レオナルド・ダ・ヴィンチ 

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宗教的な意味はあまり理解できていませんが、遠近法や陰影など時代とともに精巧になっていく技法などの説明は聞いていて楽しかったです。

 

こちらは、メディチ家のお宝コレクションを展示する八角の部屋(サロン)です。

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建物好きとしては、この建築美にうっとりします♡ 

 

廊下までみどころ満載の美術館

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f:id:momoyorozu:20190418181615j:plain 床は大理石、壁沿いには彫刻、天井画もアートなのです。

 

有名な彫刻ですら指定席が「廊下」というのにもビックリ

ラオコーン像 

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こちらはコピーバージョンだそうで、ホンモノはヴァチカン美術館にあります。

 

出口手前にあるミュージアムショップには、作品をモチーフにしたグッズが揃っていて、自分用にと求めたのがこちらのカップ。

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最初は2時間も・・・と思っていましたがあっという間でした。しかし、私のようなド素人がガイドなしで歩いたらムダに歩き回ることにもなるので、よほど美術に造詣が深いか、リピーターでもない限り、ガイドツアーに参加するか、オーディオガイドを借りることをおすすめしたいと思います。

(かつて、メトロポリタン美術館や大英博物館をムダ歩きした経験から、です)

 

昼食の後は、オプショナルで申し込んだピサ半日観光に向かいます。