2014年2月の冬のスペイン周遊ツアー旅行記です。
今回のツアーにはフラメンコの鑑賞も含まれていました。本場の迫力あるフラメンコを鑑賞したようすをご紹介します。
無形文化遺産 フラメンコとは
2010年に無形文化遺産に指定されたフラメンコ。
無形文化遺産は各国の音楽や舞踏、祭りなどが指定されています。(日本では歌舞伎や雅楽、和食などが登録されています)
フラメンコの歴史ははっきりしていないそうですが、アンダルシア地方でおよそ18世紀末くらいに形になったと言われています。このグラナダが発祥の地ともいわれます。
その本場で見るフラメンコショーは、予想以上の迫力とテクニックで感動しました。
洞窟ホールでのフラメンコショーへ
夕食後、送迎のバスがホテルまでピックアップに来てくれ、2台に分乗して会場へ。
冬なので昼の観光は余裕で巡ることができましたが、ここではバスが到着して会場に入るまで15分ほど外で待機しました。
フラメンコショーは冬も関係なく賑わっています。屋内で鑑賞できることや、世界的に人気のあるショーならではですね。
洞窟風のホールには、私たちの団体の他、世界各国のお客さんが入り混じり50人以上詰め込まれるような感じでした。
※アフターコロナでは、この人数もいくらか制限されるのではないでしょうか?
すでに壁に沿った席は埋まっていたので、突き当りの階段席のようなところに着席。迫力は壁沿いの席にはかないませんが、正面なので写真は撮りやすいかも。
天井の装飾が面白いです。
ステージはワンドリンク付き。ショーがはじまる前にスタッフがオーダーをとりに来ました。
ただしテーブルはないのでドリンクを持ったままの鑑賞となります。
動画・写真ともに撮影可能なのですが、その場合はせっせと飲みきっておきましょう(;'∀')
最初はギターの演奏や、歌などからスタート。
そして、ダンサーが次々に登場してきますが、まだこのあたりは静かめ。
だんだんと貫禄(テクニックも体格も!?)のあるダンサーたちが登場してきます。
フラメンコ特有のタップ(専門的には「サパテアード」というのだそうです)はまさに神業。尋常ではない速さです。
ブラジルのサンバ同様、そのリズム感は生まれ持ったもの故、訓練してもなかなか身に着けるのは難しいのだと思います。
私は、時々ちらりと裾から見える鍛えられたふくらはぎに目が釘付けでしたよ。
1時間ほど内容の濃~いフラメンコを堪能できました。洞窟ステージが狭いからこそ感じられる迫力が何よりもよかったです。
そして、このような民族舞踊はその土地の方が演じるからこその迫力や伝統などが感じられると思います。
ステージ後のダンサーたち
思いっきり会場の出入口で休憩中。
これじゃあ舞台裏が丸見え。もうちょっといい楽屋を用意してあげてほしいですね。
アルハンブラ宮殿のライトアップ
丘を登る車中からちらりと見えましたが、カメラがパワー不足・・・
ところ変わって、ランチには若手のギター演奏がありました。
ランチは若手たちのギター演奏
地元の大学生たちだそうで、日本人にもおなじみの「アルハンブラの思い出」も演奏してくれました。
若い男子たちに、私のいたテーブルのオバサン軍団はテンションMAX(爆)
演奏後にCDを購入して、もちろん一緒に写真撮影(私は買わなかったけど・・・)も楽しんでいましたよ。
このクリームブリュレも美味でございました。
ツアーはこの後アンダルシア州を離れ、最終目的地のカタルーニャ州に向かいます。
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