6月上旬に訪ねた可児に続き、大河ドラマ前半の「本丸」ともいえる岐阜市に行ってきました。
岐阜大河ドラマ館基本情報
岐阜大河ドラマ館は、岐阜城(金華山)の麓、岐阜公園内にあります。
公園はとても広く、観光案内所や休憩施設、美術館、博物館が整備されている他、緑豊かで地元の方も多く利用する公園です。
岐阜市歴史博物館2階に大河ドラマ館が開設されています。
岐阜大河ドラマ館公式サイトからお借りしました
この一帯は、大河ドラマの放送にあわせ、3人の戦国武将にちなんだエリアが名付けられ、それぞれの関連展示なども行われています。
光秀エリア
岐阜市歴史博物館を中心に大河ドラマ館やみやげもの店、飲食店が集まるエリア
道三エリア
岐阜城(稲葉山城)へ向かう金華山ロープウェイ乗り場を中心としたエリア
信長エリア
金華山山頂、岐阜城のあるエリア
ということで、この記事では主に光秀エリアにある大河ドラマ館についてのご紹介していきます。
大河ドラマ館前(光秀エリア)から見る岐阜城(金華山)
大河ドラマ館チケットについて
大河ドラマ館(岐阜市)入口向かって右側にチケット売場があります。
入場料はおとな600円。
他のドラマ館の半券やJAFなどで割引があります。事前にぜひ確認していきましょう。
なお、この大河ドラマ館のチケットを持参すると岐阜城の入場料が割引になりますので、見学後も捨てずにしっかり持っていきましょう。
大河ドラマ館のようす
エントランス
建物の手前にテントが設置され、コロナ感染対策としてまず検温(非接触)と消毒を促され、館内に入ると入館者カードの記入(1グループ1枚)という流れになっています。
もちろん館内はマスク着用。
それにしても立派な歴史博物館です。歴史文化施設にこれだけの投資をしている岐阜は、地域の歴史や偉人に対する思い入れの深さが違いますね。(鹿児島もこんな感じでしたが・・・)
徳川家康ゆかりの地でありながら歴史博物館がない静岡県民としてはうらやましい限りです。
2階が大河ドラマ館の入口になります。
大河ドラマ館
入ってすぐにドラマのシアターがあります。
主役の明智光秀役の長谷川博己さんの他、道三役の本木雅弘さん、信長役の染谷将太さんの3人のコメントが聞けるのは岐阜ならでは。
座席を間引いているとはいえ、平日ながらもここは多くの人が集まっていました。
団体客はいないものの、グループで来館する年配おばちゃんグループはおしゃべりが止まらない、ケータイは大音量着信&その場で会話するなど、コロナ対策以前のマナー違反者は一定数います。これは毎年どこにいっても遭遇します。
シアターの先は、出演者紹介パネル(他施設と同様)や衣装や小物などの展示コーナーです。
点数も多く、映像による解説も多めでした。明智荘関連だけだった可児に比べ、こちらは登場人物も稲葉山城関連の人たちが中心となっています。
可児大河ドラマ館がほとんど撮影できなかったのに対し、こちらは撮影場所も比較的多めに用意されていました。
体感 道三の館
こちらでは、斎藤道三のいた広間の雰囲気を模したセットがあり、道三と三芳野の間に座っての写真撮影も可能です。
誰も撮影していないのでその勇気はなかったです(-_-;)
撮影で使った鎧の展示
左が光秀(長谷川博己さん)のもの。今までの大河では見たことのないような鮮やかな青が印象的なデザインです。 (7月31日までの展示)
右は道三(本木雅弘さん)のもの。本木さんが実際に着用したものだそうです。
両方を一度に見られたのはラッキーでした。
体感 戦国時代
織田信長が城下町に整備した「楽市楽座」のようすが再現されています。
菊丸が紛れ込んでいますが・・・(笑) 中に入って撮影も可能です。
この他に、可児のドラマ館にもあったデジタル体験コーナー(合成写真ができる)もありました。
さらにその先、衣装の世界のVTRでは、黒澤和子氏の衣装に対する思いを視聴できる他、手書きのデッサンも展示されています。
その隣には「麒麟がくる」の時代考証を担当、さらにこの歴史博物館の名誉館長となっている我らが静岡県の歴史学者 小和田哲男氏のVTRも用意されていました。
最後はこちらのパネルでお見送りしてもらいます。
さらに1階では、大河ドラマ館の入場券で市歴史博物館所蔵の展示も見られるようになっています。
ざっと見て1時間弱。
緊急事態宣言明けから間もない時だったので館内はすいていました。
ただ、シアターなどの椅子は間隔をあけておかれているため、立ち見になることもあります。放送が中断していることもあり、前半の「復習」をしたい方がこれからたくさん訪れそうですので、密を避けて楽しみましょう。
ギフトショップとオススメのおみやげ
工夫を凝らしたオリジナルグッズや武将グッズ、岐阜県の名産品が揃っています。
(買わなかったけど)家紋マスク気になる・・・
「明智光秀スナック」は真っ青のスナック菓子。舌が真っ青になりますが、ネタみやげとしてはオススメかも。
まじめなおみやげが欲しいという方にはこちら
家紋アイス「ゆず味」いただきましたが、葛を使った和風アイスは独特の食感でもっちもち。溶けにくく、食べやすいアイスでした~ (保冷バッグもありました)
岐阜県に行くと必ず購入するわが家の定番「赤かぶら漬け」。
岐阜県産のアユの甘露煮もご当地食材としてオススメです。
すぐ横には飲食ブース(フードコーナー)もありました。利用していないので詳細はわかりませんけど・・・ 公園内にもいくつか軽食などを提供するお店があります。
岐阜大河ドラマ館駐車場について
今回利用したのは河川敷にある無料駐車場(P4 鏡岩緑地駐車場)
ここから大河ドラマ館に行くまでに少々迷いました。
満開の紫陽花を見ながら最初は足取りが軽かったのですが、この先で、金華山頂まで登山しようという人の流れについて行ってしまい危うく山を登りそうになりました(^^;
「瞑想の小径」に迷い込み、このあたりで何かおかしい・・・と。なんとか公園にたどり着けましたが遠回りしたようでクタクタ・・・
私が行った日はお天気も良く、観光客というより登山客の方が多かったようです。
あまり歩きたくない方は、有料のP1からP3駐車場があります。310円/回です。
また混雑時には臨時駐車場とシャトルバスが用意されるようです。
夏休みシーズンなどに行かれる方は情報収集しておでかけください。