今年も当ブログ「おでかけももよろず」をご訪問いただきありがとうございました。
年末になると勢いづいてしまうふるさと納税。というわけで2022年最後はふるさと納税の記事で締めたいと思います。
今年最後のふるさと納税は、旅をして応援したいと思ったこちらの自治体。
山形県鶴岡市について
鶴岡市はかつては庄内藩といわれ、その藩主は徳川四天王筆頭である酒井忠次の流れを継ぐ家系(初代藩主は3代 酒井忠勝)でした。
江戸時代初期に藩主となって以来、領地替えなく幕末を迎えた酒井家は、領民たちに慕われたということを旅先で知りました。
荘内神社のある鶴岡公園周辺は観光地としてはマニアックかもしれませんが、鶴岡市には国宝の羽黒山五重塔などで知られる出羽三山神社があります。
なお、出羽三山周辺は豪雪地帯ですので冬季にお出かけされる際はご注意ください。
また令和5年より五重塔は修復工事に入ります。最新情報をご確認ください。
前置きが長くなりましたが・・・ふるさと納税返礼品がこちら
山形県鶴岡市「梅酒セット」
【ANAのふるさと納税 12,000円】
米どころだし、おいしい日本酒もあるのに梅酒?といわれそうですが・・・
ビール&梅酒派の私、日本酒は飲み切る自信がないので、日本酒ベースに造られたという梅酒をいただきましたよ。
日本酒ベースの梅酒は、東日本大震災後に東北を経済で応援しようという声が高まっていた時に、複数の酒造会社から日本酒ベースの梅酒を購入したことがあります。
焼酎ベースと違い、甘みが若干強いもののまろやかで口当たりがよいのが日本酒ベースの梅酒の特徴です。
なお、新米という選択肢もありますが、我が家のお米は親戚で作っている愛知県豊橋市のお米(こしひかり)です。
歴史マニアの方はピンとくるかもしれませんが、豊橋市は酒井家始祖である酒井忠次が治めていた吉田城のある地です。
母方が三河出身なので、酒井家の子孫が受け継いだ庄内藩(鶴岡市)にご縁を感じます。ということで、お米でもなく、日本酒でもなく・・・梅酒。
鶴岡市のサイトにも梅酒を要望する声から返礼品に加えられたと掲載されています。
実食、ならぬ実飲です。
「咲くや この花」
サイトの説明文によると、山形の銘菓である「乃し梅」で使われる完熟梅に、加藤嘉八郎酒造の「特別純米 十水(とみず)」がコラボレーションした梅酒です。
色も濃いめですが、梅の香りがとてもしっかりしていて、梅の粒々も感じられ、梅をたっぷり感じられる梅酒です。
「羽前白梅 梅湧水」
羽根田酒造の羽前白梅原材料に使い、梅をじっくりと漬込んで作られた梅酒です。
「咲くや この花」に比べると、色も味もすっきりとしています。
そんな中にもほのかに上品に梅を感じられる梅酒でした。
甘口が好きな方もすっきり系が好きな方も、それぞれの味わいを楽しめるセットです。
東北で梅酒というのはちょっと意外かもしれませんが、いつもと違う味わい楽しめる日本酒ベースの梅酒もオススメです。
梅酒もおいしかったのですが、「乃し梅」というお菓子も気になりました。
伝統的な製法を伝承しながら、現代の人にも受け入れられるような”攻めた和菓子”を生み出しているようですよ。
あまり名物やグルメをリサーチしないで行ってしまったので、次に行くときには「乃し梅」と「だだちゃ豆」と「山形ラーメン」はしっかり抑えようと思うのでした。
2023年のブログもふるさと納税からスタートする予定です。