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【どうする家康】(新城)寅づくしの家康にちなんだ縁起物「寅童子」

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「どうする家康」の第2話の中で、家康の母 於大(おだい)が声高に叫んでいた「寅の年 寅の日 寅の刻」

寅尽くしといわれる家康の誕生にまつわるエピソードと縁起物をご紹介します。

徳川家康の誕生日については1542年(寅年)と1543年(卯年)とする説があり、ドラマでは、それを”誕生日詐称疑惑”として脚色して描かれました。

誕生祈願をした鳳来寺

愛知県新城市にある鳳来寺は、かつて家康の父 松平広忠と母 於大が良い世継ぎを得たいと願い領内(三河国)にある鳳来寺を参拝しました。

それから1年後に授かったのが家康公です。

この話をのちに知った、徳川三代将軍 家光がこの鳳来寺内に東照宮を造営しました。

その建物は重要文化財に指定されいます。

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寅年生まれが確定されていないこともあってか、番組最後の紀行で鳳来寺は紹介されませんでした。残念・・・

 

伝承と寅童子

この誕生祈願に関連して、この地域に伝わる伝承があります。

家康が生まれたのは旧暦の1542年12月26日(新暦で1543年1月31日)

干支でいう壬寅(みずのえ とら)の年で生まれたのは寅の日、寅の刻。

鳳来寺では、薬師如来を護る十二神将像といわれる仏像のうち、寅年の守り神でもある真達羅大将の像が家康の誕生後に忽然と消えてしまいました。

その像は、家康が亡くなった年に再び元あった場所に戻っていたというお話です。

家康はこの真達羅大将(別名 寅童子)の化身であったといわれているのです。

 

この伝承を民芸品にしたのが郷土玩具 寅童子  

「とらどうじ」と読みます。童子とは「子ども」を意味しています。

数々の苦難を乗り越え、倒れそうになっては起き上がってきた家康をあらわすかのような起き上がり小法師です。まさに今年の「どうする家康」のイメージにピッタリ!

一昨年に紅葉を見がてら出かけた時に、徳川家康にとてもゆかりのある縁起物だと聞いて購入しました。

鳳来山東照宮の拝殿にもひとまわり大きいものが飾られています。

私が購入したのは、参道沿いにあるおみやげ店「かさすぎ」さんでした。

カラフルな色違いもあります。

新城市内の道の駅などでも扱っているようですが、手作りのため品切れも多いそうです。

 

余談ですが、無印良品の年始限定の「福缶」には、この寅童子を含む全国各地の民芸品が入っているということで購入希望を出してみましたが見事抽選に外れました(>_<)

 

鳳来寺は昔ながらの参道が残っていて、ハイキングにも人気です。

山全体がパワースポットともいわれています。というのもこの周辺は、ゼロ磁場といわれる中央構造線が通っているのです。

しかし1300段ほどの階段が続くので、私のように根性がない人は、車で山頂まで行った方が良いかと思います。(500円の駐車料金がかかりますが)

また、冬季は温暖な地域ではあるものの凍結することもありますのでご注意ください。

 

写真は、参道の途中にある仁王門。

ここまではなんとか登りましたが、その後引き返しました~

 

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