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【佐賀の旅15】西九州新幹線 嬉野温泉-武雄温泉 わずか5分乗ってみた!(前編)

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2022年10月の佐賀の旅行記です。

西九州新幹線は、博多と長崎間を結ぶ新幹線として2022年9月23日に部分開通しました。

今回の旅はレンタカーでの移動でしたが、開通したばかりの西九州新幹線で片道5分のショートトリップ乗車を楽しんできました。

西九州新幹線はどこまで開通!?

西九州新幹線は、福岡県の博多駅から長崎駅までを結ぶ新幹線として計画されてきましたが、2022年9月に開通したのは武雄温泉から長崎間の66km。

国内の新幹線の路線としては最短となっています。(2022年9月当時)

現在は博多から武雄温泉区間は在来を走る「リレーかもめ」に乗車し、武雄温泉で西九州新幹線「かもめ」に乗り換えるという方法がとられています。

 

新幹線でプチトリップしてみた!

私は「非日常」の旅行はなるべく飛行機を使いたい派。

そもそも東海道新幹線なんて旅情もなければ、割引もありません。JR東海の殿様商売っぷりは怒りすら覚えるので・・・ 九州へ行くときは飛行機一択です。

現地ではレンタカー利用が多いので、九州内の新幹線にも乗車する機会もなし。

というわけで、今回は移動目的ではなく、開通したばかりの新幹線にアトラクション感覚で乗車してみました~

(同じようなことを青森でもやっていましたが・・・)

www.momoyorozu.net

 

嬉野温泉駅から武雄温泉駅まで乗ってみた

今回は嬉野(うれしの)温泉に宿泊したので、チェックアウトしてから嬉野温泉駅へ向かい、レンタカーを駅前に駐車して新幹線に乗車しました。

 

嬉野温泉駅の駐車場(道の駅 うれしのまるく)

道の駅 「うれしのまるく」の無料駐車場を利用しました。

この道の駅、私が利用した2022年11月初旬時点ではトイレ兼情報施設のみ(無人)。

物販施設は開業準備中でした。

 

駅正面向かって右の観光交流施設「まるくアイズ」

その後、駅前には公園や足湯、周辺にホテルなどが次々にオープンしているそうです。

今頃はにぎやかになっているといいなぁ

ureshinomaruku.jp

 

嬉野温泉駅舎

嬉野温泉駅は西九州新幹線開通にあわせて造られた駅のため、在来線は通っていません。

 

出入りする人はまばら。ぶっちゃけ工事作業者のほうが多いくらいでした(苦笑)

 

駅構内

開業祝いのムード満点ですが・・・人がいないよ(泣)

 

往復乗車券購入

片道の料金は1150円(運賃280円 自由席特急料金870円)

安くはありませんが、私の場合「アトラクション料金」ですから~(笑)

並んで待つこともなく、定刻どおりに乗れるなら安いもんです。

レンタカーを駐車した嬉野温泉に戻らないといけないので往復買いました。

往復割引はありません。「お試し乗車」的なオトクなきっぷ作ってください!

券売機もありましたが、みどりの窓口で購入しました。Suicaは使えません。

 

乗車するのは「かもめ14号」です。

新幹線1本で博多へは行かれませんが、便宜上このような表記になっています。

 

改札からホームへ

自動改札を抜けます。ほとんど人がいません。

アート漂うこの駅舎。無機質な東海道新幹線の駅とは違って温かみがありますね~

正面の壁画は佐賀らしいタイルを使った作品です。

ホームは2つ。11と12番線のみです。

 

嬉野温泉駅ホーム

ホームに出たら反対車線(長崎行き)の車両が停車中でした。

KAMOMEのロゴマークが可愛い♡ 赤いラインも新鮮に映ります。

西九州新幹線「かもめ」は、すべての駅に停車するわけではありません。

嬉野温泉駅の時刻表はローカルな第3セクターの列車といった感じ。

でも、立派なホームドアが完備されているのはうらやましいゾ(by.浜松市民)

 

定刻通り列車が入ってきました~

数名の乗客がホームにいました。ホッ。

この列車は武雄温泉止まりですが、電光表示は「博多」です。

その表示も普通に東海道新幹線っぽいのですが、ドア付近の大きな号車表示は良いセンスかと。

 

西九州新幹線「かもめ 14号」に乗車

1~3号車が指定席、4~6号車が自由席の6両編成となっています。

自由席特急券を購入したにもかかわらず3号車から乗ってみました。

インテリアが話題になっている指定席を見物したかったのです。

さらっと通り抜けるつもりで乗りましたが、なんと小学生の貸し切り車両で・・・ちょっと場違いな通り抜けになってしまい失礼いたしました~m(__)m

というわけで指定席のインテリアについては折り返しの後編にて。

なお、西九州新幹線にはグリーン車はありません。

 

車内の様子

デッキ

2号車と3号車の間のデッキは曲線の配置で、トイレや洗面台などが並んでいます。

外観も含め、数々のJR九州の観光列車をデザインしている水戸岡鋭治氏によるものです。

 

3号車自由席

早く着席しないと、武雄温泉に到着しちゃいそうなので急いで3号車へ(笑)

色は違うけど、東海道新幹線っぽい・・・

と思ったらベースは東海道新幹線のN700Sという車両でした。

先日そのN700Sのピカピカの新車に乗る機会がありました(こだま号でしたが)

そっくりとはいえ、西九州新幹線にはスーツケースなど載せる棚が客室内にありました。これを(鍵付きとはいえ)有料で販売するJR東海とは大違いです。

 

嬉野温泉から武雄温泉間の乗車時間はわずか6分

ボーッとしてたらあっという間に到着してしまいます。

なお、長崎-武雄温泉間は5つの駅がありますが、いずれも5~10分の間隔で停車しますので、この区間が特別短いというわけでもないようです。

これって、熱海-三島間の7分をはじめ、「こだま」に乗ると静岡県内も似たような状況だということにふと気づきました~

 

実際に座席に座っていたのは1~2分かと(笑)

テーブルを開いてみたりごそごそ。あれ?コンセントあったっけ?(ひじ掛けの下です)

景色はあまり期待できません。

トンネルと山ばかりです(武雄温泉に近づくとちょっと町になります)

 

武雄温泉駅到着

「かもめ」は武雄温泉が終着駅。

到着すると、折り返し「長崎行き」になっていました。

これに乗って帰ります。

 

でも、15分ほどあるのでホームと駅構内探検をちょっぴり探検しました。

長くなったので折り返しについては後編にて。