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【佐賀の旅21】NH456便搭乗記 佐賀から羽田へ

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2022年10月の佐賀旅行記です。

今回の旅は、往路は富士山静岡空港から福岡空港。帰りはANAの特典航空券を利用して、佐賀空港-羽田というルートです。

毎回、オトクな航空券とマイルを駆使して単純往復ではないヘンなルートを考えるのが旅の楽しみだったりします(笑)

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佐賀空港までの道のりと給油

佐賀空港は有明海に面した干拓地にあります。

レンコンの生産量も多いそうですよ。

平野なので起伏もなく道もまっすぐでドライブするにはラクなのですが・・・

地方空港あるあるですが、空港手前数キロから店らしい店がありません(T_T)

なんと空港10kmほど手前が最後のガソリンスタンドになります。

レンタカーを借りるときに聞いてはいましたが、まだ大丈夫だと思っていたらガソリン給油しそびれました(>_<)

旅行プランの一部を除いては、ガソリンは満タン返しが原則です。

 

佐賀空港レンタカーターミナル

レンタカーターミナルは、空港ビルのすぐ横にあり、レンタカー会社が集合した建物になっています。

ガソリン代はレンタカー会社のカウンターで清算しました。

割高なのはわかっていますが、ガソリンスタンドを探して走り回る時間などを考えると潔くここで払うほうがマシということを最近悟りました。コスパよりタイパです。

 

九州佐賀国際空港ターミナル

レンタカーターミナルから歩いて空港ターミナルへ。1分くらいです。

これは地方の小さい空港のメリットですね。

 

正式名称は「九州佐賀国際空港」ですが、この当時は国際線の就航はゼロでした。

入口の恵比寿さま

普通に石像。佐賀なのに今さら石像? 陶磁器製で徹底してほしかった・・・

 

空港ターミナル内のようす

国内線はANAの羽田線のみが1日5往復程度となっています。

 

インフォメーションカウンター付近

新しくきれいな施設です。

この数日後に、佐賀市で世界的な気球のフェスティバルが開催されました。

これ、飛行機から見られたら良かったのになあと思ったりしますが。

 

新しい施設だけあってショップのディスプレイもオシャレです。

右に見える書棚は、県内の雑貨などを中心としたおみやげ屋さんです。

武雄市図書館もですが、佐賀県は図書館ディスプレイにこだわりがあるのかな?

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いつもなら出発直前まで名産品などを求めて歩き回る私ですが・・・

到着機材遅れで遅延

25分の遅れです。

いつになく早々空港に到着して、余裕をもっていただけに・・・テンション下がりまくり。これならもう1か所くらい立ち寄りか、ゆっくり食事してくればよかった。

ということで、ラウンジへ行って体力温存することにしました。

 

空港ラウンジ「さがのがら」

ターミナル2階の保安検査場手前にある通路を左へ進むと入口です。

ゴールドカードなどの提示で利用できるラウンジです。

保安検査前とはいえ、便数が少ないので締め切り時間ギリギリまでいても(多分)大丈夫。

なお、ANAのラウンジはありませんが、プレミアムクラス利用者であれば利用できるようです。

 

アートを感じる土壁

この奥には有料個室などがあります。

またトイレや喫煙ルームなどもこのエリアに揃っています。

ラウンジ全体の雰囲気はこんな感じ。就航便の数を考えれば余裕です。

コロナ禍ということで雑誌や新聞なども用意されていませんでした。

少ないとはいえ利用者がいたのであまり写真が撮れず・・・

 

窓からの景色を撮ってみましたが、まさかの駐車場サイド(苦笑)

 

フリードリンク

一般的な空港のドリンクサーバーよりちょっといい感じの自販機バージョンです。

お茶やコーヒー以外にスープもあり、お金を入れなくても利用できるようになっています。

さらに右のスペースにあったドリンクがうれしい♡

嬉野の緑茶と佐賀県産のみかんジュース。

富士山静岡空港と被っていますが、空港の規模や新しさ、国際線の就航状況なども静岡と近い感じがする佐賀空港。

なお、アルコール提供の状況は不明です。

 

ここで1時間近くじっと出発を待っていました。

おみやげ屋さんにも行かず、ご飯も食べず・・・今考えると私、疲れていたんだと思います(苦笑)

 

やっと折り返しになる機材が到着したようす。

 

NH456便羽田行きに搭乗

安定の隣席空席。ゆったりです。

案内どおり定刻より25分遅れての搭乗・出発となりました。

離陸してすぐに空港近くのコスモス畑が見えました。

上空からでもその規模がわかりますが、歩いたらけっこうな広さのコスモス畑ですね~

空港があるのは、いわゆる干拓地(干潟)です。

北海道ではないけど、ちょっとしたパッチワークな田畑が楽しめました。

 

10分もすると山の風景に変わり

さらに眺めていると国東半島先端にある大分空港が見えました!別府もよかったなあ。

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雲の上に入って安定してきました。

ドリンクサービスは多分アップルかお茶ですね。

「鬼滅の刃」は人気みたいで、最近はずっとこのカップですね~

 

このカップの蓋が物語っていますが、ドリンクサービスの後半くらいに気流が悪くなるという案内がありました。

 

今回の旅、ルート的にはわが家上空(浜松市)を通過。あまりこのルートを利用することはないので、しかと見る気満々でした。

しかし往路は天竜川を過ぎるあたりで雲で覆われてしまいました。

復路のルートもこのままだとほぼ絶望的となりました。

 

このどす黒い雲の下は、どのあたりを飛んでいるのでしょう。

若干の揺れもありました。

 

そして、到着後にflightradarを確認したところ

なんという嫌がらせだ!!と言いたくなるルートでした。

思いっきり浜松避けられています。何か潜んでいるのか浜松上空(苦笑)

もちろん安全に運航してくれたパイロットさんに罪はありませんよ。

ちなみに前後の日にちの飛行状況を見ましたが、基本的にはまっすぐのルートです。

自称 晴れ女の私ですが、上空の天気には味方してもらえませんでした(T_T)

 

羽田空港到着

雲から出て、羽田空港に着陸する頃にはもう真っ暗。(午後6時前です)

よほどの理由がない限りはほぼ最後に降機します。

 

小型機なので、ターミナルの端っこからさんざん歩いた挙句、ターンテーブルに行っても荷物まだ出てないんですもん。

羽田空港など大空港のイヤなところがこれです。

名古屋小牧空港はこの点、ムダがなくて最高です。

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テンションが上がっている往路の羽田はいいのですが、現実に引き戻される復路の羽田は辛い・・・(苦笑)

この後、まだ新幹線でのプラス2時間の帰宅があるのでした~

 

佐賀の旅 まとめ

佐賀県、2泊3日もあればけっこう周遊できると思いましたが甘かったです。

今回は県都である佐賀市やその隣の吉野ヶ里遺跡に行くことができませんでした。

有田焼きのミュージアムもお休みだったり、唐津くんちも佐賀バルーンフェスティバルも数日後に開催というタイミング。

ことごとく有名どころのイベントや観光地は外しまくりましたが満足です。

戦国好きとしては、名護屋(なごや)城が予想以上に良かったです。

ボランティアガイドさんや地元の方々の親切な案内に感謝です。

唯一の心残りといえば、「呼子のイカ」が食べられなかったことかな。

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ワースト1位でも動じない佐賀県民の潔さ

佐賀についてもうひとつ。

この旅に出る前にちょうど「都道府県魅力度ランキング」というのが発表され、なんと佐賀県がワーストでした。

それまでは関東の某県が最下位争いしていて自虐ネタやら県知事まで参戦して話題になっていたランキングです。

しかし佐賀県はインタビューに「そもそもあきらめモード」ということで、そんなこと気にもしていない様子でした。

こんな胡散臭い調査をしている会社やマスコミのいうことなんかいちいち気にせず、マイペースでいく潔さにアッパレ!と思いました。

なんといっても日本の磁器発祥の地、古伊万里など歴史的価値のある陶芸作品の生産。最近では、吉野ヶ里遺跡でも大きな発見もありました。そして素晴らしい温泉も。

なかなか東日本界隈では知名度は低いかもしれませんが、魅力をもっと全国に発信してほしいと思います。